2011年12月26日月曜日

クリスマス三連休

23、24、25日のクリスマス3連休、楽しかった。

◇◆23日◆◇
ランチにグッドメロウズへハンバーガーを食べに行った。
肉をたたいてつくっている感じで、とってもおいしい。


ソファ席があいていて(というか、寒いからかこの日はお店ガラガラだった)、奏輔もゴキゲン。

◇◆24日◆◇
イブには息子をダンナに預けて美容院へ。
「僕もたいがいクソなんすけど〜友達がかなりクソで〜、そいつ2ヶ月の子どもいるんすけど〜、9ヶ月の子どもがいる元カノとできちゃって〜、なんとその元カノにそいつの子どもができちゃったんすよ最近〜、まじヤバくないすか〜」
担当の美容師君はかなりゆるいタイプの男の子。イブにそんな話をしてくれて、私はとっても驚いた。トホ。

そんな中ダンナと息子は紀伊国屋へ買い物に出かけて、そこでママ友の愛ちゃんと遭遇。
奏輔がいつもの「ケフ、ケフ、」という個性的な泣き声をたてたので、愛ちゃんは初対面だけど、私のダンナだとわかったらしい。
子どもの泣き声って、みんなそれぞれ違う。おもしろいなあ。

ダンナは紀伊国屋でクレールミロン08をクリスマスプレゼントに買ってきてくれた。
毎年こうやってワインを買ってきてくれるんだけど、いっこうに飲まずにセラーに寝ている。
ふだんは安ワインを買ってきちゃ飲むので、いいものを飲むタイミングがない。
これからは昨年買ったものは翌年飲むってことにしようか、などと話す。

24日のディナーは、写真撮り忘れたけど、
オニオングラタンスープ、ホタテのカルパッチョ、グリーンサラダ、ノエル風豚肉のロースト、りんごのケーキ。スープとケーキは冷凍してあったので、かなり省エネで料理が完成。母は凝ったことができないんだよ、ごめんね。

◇◆25日◆◇
かっぴー夫妻と息子のよしみ君、独身のちはるどんが遊びにきてくれて、クリスマスのランチパーティー。
サーモンとグレープフルーツのサラダ、グリーンサラダ、じゃがいものダフィノワ風、ドライトマトのピラフ、ローストチキン。ケーキは楽天で頼んだロールケーキ。
ちはるどんが高級なあまおうと梨を買ってきてくれて嬉しかった。

みんなで前夜にダンナが出演した爆チュー問題の録画を見る。
「あれだよね?」
「あー、ちらっと映った!」
「映ってる映ってる」
とかいいながら、まったく肝心のベースの音を聞いていなかった。

夕方、シーキャンドルのライトアップをしている江の島へ。
コッキング苑は、ちょっとチャイナなムードだったけど、イルミネーションがきれいだった。


家に帰ってお風呂から出たら、突然気分が悪くなってしまった私は、9時すぎに早々にベッドに入った。
翌朝、息子がベッドの中でハイハイして、私の首元に腕をまわしてニヤニヤ・・・!!
な、なんつ〜おませなガキなのか。
この勢いでもう立ち上がって、一人でトイレとか行ってくれるとめっちゃ楽なんだけどな〜。そんな赤ちゃん、キモイか〜。

2011年12月23日金曜日

初クリパー




昨日は、鎌倉山のステキマンションに住むお友達の家でクリパー。
窓からの眺めは箱根のようで、部屋に飾られたゴージャスツリーもいい感じ。ここはホテルかぁっ!?って雰囲気だった。


食事は私がテキトーに用意したサラダ、鶏肉、カナッペ、ローストポテトに、ピザを頼んで、クリスマスケーキもレザンジュで購入。
シャンパン風の発泡ぶどうジュースで乾杯した。



クリスマスバージョンの赤ちゃん集合で、母親たちは撮影に大ハッスル。
動物と一緒で動きが激しいから、なかなかいい写真が撮れなかったけど。。

子どもの話、夫婦関係の話など、暗くなるまで盛り上がって、とっても楽しい一日でした。




2011年12月19日月曜日

ドジな一日

今日は朝からなんだか調子が上がらなかった。

まず、眠かった。
いつもはとっても寝起きがいいのに。
7時もとっくに過ぎ、奏輔が布団のなかでゴソゴソ動いてギャンギャン怒っているのに背を向けて、「頼むからもう一度寝てくれ」とつぶやいてみる。
抱き上げてベッドから立ち上がろうとしたら、膝が痛い。コンドロイチンが足りない感じ。

夫の弁当を無理やりつくって、いつもならそこから洗濯機をまわして掃除を始めるのだけど、どうもやる気が起きない。奏輔をソファであやしながら、テレビを見てだらだらと過ごす。
あやしている腕が痛い。物を落としてイライラする。

そうこうしているうちに、今日はきっとホルモンに振り回されてヤバイ、と直感した。
たまにこういうことがある。
そんなときはドジを踏む。おとなしくしているに限るな!
と、思いきや、家のなかでじっとしていることのできないわし・・・
隣町のママ友のところへ、車で出かけた。

帰り道、スカッと海でも見てくか!と七里ケ浜へ寄ってみたが、急な上り坂で工事をしており、気を取られて歩道に乗り上げてしまう。ガコッと大きな音がして、車をこすったんじゃないかとドッキリ。他人の駐車場に止めて、くまなく見たけど、傷はなかった。
気を取り直して絶景ポイントを通過。ゆっくり走って海を眺めるぞ〜と思っていたら、後ろから軽自動車がぐいぐい迫ってくる。
仕方がないので眺めもそこそこに坂を下りた。
なんだか気分がそがれたので、そのまま家に帰る。

晩ご飯に圧力鍋でご飯を炊こうとしたのだけど、いくら待ってもヒューヒュー音が鳴らない。
おかしいなあ。
待てよ、この臭い、なんだ。
・・・鍋にお水、入れてなかった・・・・
お米は干飯みたいになって、真っ黒な焦げが鍋にびっしりくっついてしまった。

朝予感した通り、今日はドジな一日だった。
こんな日はもう寝るに限る。
みなさんおやすみなさい!





2011年12月16日金曜日

お食い初め

昨日、ようやく息子のお食い初め〜!

鯛に煮物、はまぐりのお吸い物、お赤飯にお漬け物。
はがための石には梅干しを添えて。
ご立派だわ〜。
とはいえ、私が用意したものは何もなく、すべて料理人のお友達がつくってくれた。
出産祝にいただいた、螺鈿で雷神が描かれたお盆に煮物を盛りつけて、とっても満足!!

しかしいつもとスケジュールの違う感じに不満だったのか、息子はご機嫌斜め。
なかなか記念撮影がうまくいかなかった。

なんとか撮影をし終えて、大人たちは大宴会。
夫は久しぶりに撃沈。
カニやお刺身まで用意していただいて、本当に豪華だった。
「お祝いだから」とお礼のお金も受け取ってもらえなかった。。

油壷の秀ちゃん一家、ほんとにありがとうございました。
おかげできっと息子は一生食べる物に困らないと思います☆☆


きちんと尾の立った鯛。ひとつずつ丁寧に煮分けたお煮しめ。すべておいしかった!

お食い染めということでりんご果汁を飲ませてみたところ、久しぶりに自力で排便をした息子。
最近綿棒浣腸でしか排便できなかった。。スッキリしてよかったね!





2011年12月11日日曜日

江の島ランチ

このところ仕事にバンドにと忙しい夫と、久しぶりに家族3人、水入らずで過ごす。

今日は天気が良く、とっても空気が澄んでいた。
江の島 小屋というお店へ行って、早めのランチをとった。
たまたま奥まったところにある掘りごたつ席が空いて、奏輔が泣いてもあまり目立たなくて助かった。

注文した「まかない丼」は、なめろうがご飯にのったあっさりメニュー。
ドイツのアルコールフリービールも飲んだ。このビールもどき、けっこうおいしかった。さすがビールの国が作ってるだけあるわ〜。


昼食の後は、江の島水族館の前のビーチをぶらり。
富士山と伊豆半島に続く稜線がすばらしくきれいだった!

そういえば3月11日は、このあたりで地震にあったのだった。

海だよ〜、富士山だよ〜!しかし息子は浜辺に出ると夫の胸の中でソッコー寝てしまった。。夫の腰あたりからちらりと見えるピンク色が奏輔の足。


海がとにかくきれいだったので、混んでる上等で134号線を鎌倉までドライブ。
日差しあたたかく、サーファーがいっぱい浮かんでいた。

長谷から鎌倉山に入って、ケーキを買って家に戻った。
鎌倉は海もいいけど、山もいい。まだ紅葉が少し残っていて、美しい。
気分すがしい一日だった。

※※ところでお知らせ!!

12月24日に、フジテレビで深夜3時15分から4時15分とずいぶん遅い時間に、「空飛ぶ!爆チュー問題」という番組で、爆笑問題がクリスマスライブをやります。
そのバンドで、うちの夫がベースを弾きますので、ぜひご覧ください!
まあ、映るかどうかは???だけど、音は確実に夫が鳴らしますので〜♪♪

そんなわけで、今夜も爆笑問題の太田さんと一緒に練習すべく都内のスタジオへ行った夫。
どんな演奏になることやら〜〜☆☆

2011年12月6日火曜日

やっぱ今治

子どもと生活していると、洗濯物の量が半端ない。

奏輔はよだれをたくさん流す。流れてしまうというより、最近は口の中にためてわざと出すような感じ。「ぐちゃぐちゃ、ぶーっ」とやる。昨日なんて、抱っこ紐して入ったショップで床によだれをまきちらし、店員さんに「よかったらどうぞ」とティッシュとゴミ箱を差し出される始末。すいません。

で、毎日洗濯機をまわす、時には2度。

そうこうしているうちに、「日々いいタオルを使いたいものだなぁ」と思うようになった。
景品や、もらいものなんかのタオルを使っているんだけど、触り心地もデザインも、はっきりいってあまりよくない。

産前産後、実家にいるときに、いいタオルが2枚あった。
ミッソーニのかわいい水玉模様で、ふかふかして気持ちよかった。
それこそ、タオルの名産地、今治のマークが縫い付けてあった。
きっと誰かにもらったのだろう。両親がわざわざ買ったとは思えない。

それを思い出して、「そうだ、今治のタオルを買おう」と思い立った。

楽天で注文し、数日で6枚届いた。
さっそく洗濯して使ってみる。

そうそう、これこれ!
この厚み。なのに軽い。水分よく吸う。顔に押し当てると、幸せな気分になる。

たかだかタオルなんだけど、それだけでこんないい気分になれるとは。
もっと早く買えばよかったわ。

しかし今治ってどこにあるのかな。
と、今調べてみたら愛媛県だった。そしてあの今治タオルの日の出マークは佐藤可士和デザインだって。なるほどな〜。

これで最近うつぶせが大好きな奏輔の口の下に敷くのもばっちり。
今治タオル、おすすめです!


ご覧ください。下3枚が新しい今治のタオル。上3枚が古いやつ。重さはそれぞれ同じくらいなのに、この厚みの違い!!すばらしい。そしてどうしても捨てられないドラゴンズの景品タオル・・・


「ヘイ彼女!葉山へドライブ行こうぜ!」
奏輔は3ヶ月をすぎ、寝返りができるようになりました。立ち上がるのも大好き。オムツを換えるのが大変。。

2011年11月25日金曜日

ピザ後BCG

出かける前、洗濯物を干したかったために一人ミルク飲みをさせてしまった。このうらめしそうな目つき。許せ、息子よ!


午前中、美人ママ友、モトナちゃんと一緒に保育園見学へ。

今日見たのは、今年から認可保育園になったところで、檜造りの個性的な園舎に、中心に大きな泥山があるどろんこ園庭がとにかく目を引く。子どもたちは裸足、というかほぼ裸で走り回っていた。とにかくワイルドな保育園で、自分が子どもの頃に通っていた保育園に近いものがあった。
園の背景には山がそびえて、ああ、鎌倉で子育てしているんだな。と実感できそうな園だった。

場所が家から遠いので、送迎に問題はあるが、これが家から近かったら、迷いなく入れたいと思ったろう。幼保一体の最新こども園も魅力だったが、いやいや、子どもはワイルドに育てるのが一番なんじゃないかな、と思えてきた。

そんな話をしつつ、ランチは家の近所のピザ屋さん、DIO へ。
ぱりぱりの生地に、とろとろキャベツとかほうれん草とか、家庭的な具材がのった、おいしいピザだった。アメリカのダイナーっぽい、アットホームな雰囲気も良かった。

このところ、子連れで飲食店へ行くのも慣れてきた。
まあ、もちろん場所は選ぶけれど。
息子もお出かけに慣れてきたのか、あまり店内で泣かないし、いい感じだ。

そして午後は病院で、息子のBCG接種。
「ハンコですよ、ハンコ、注射じゃないからね」
と先生は言うけど、そのハンコ、注射針がびっしりですよね。。腕から血、出ましたけど。

もちろん息子はギャン泣き。手負い猪のような体で反り返って怒り、やがて寝てしまった。
来月から、ボンボン注射あるんだよね〜。がんばれ、奏輔☆


2011年11月20日日曜日

コストコのパエリア

昨日は初めて息子を夫に預けて、朝から夕方まで、お出かけをした。
久しぶりに自由に動ける銀座。ちょっと見ないうちに店が入れ替わっている。
少しパトロールしないとこれだよ。。まあ、もうなかなかパトロールもできないのだけど。
あまり時間もないことだし、一分一秒が惜しい気がした。

そんななか、ランチは銀座の新店で。
西鉄ソラリアホテルにできたFurutoshiへ。
前菜はブッフェで、メインとデザート盛り合わせ。

しかし置いて来た息子が気になるし、乳は張ってくるし、なんだか心から食事を楽しむことができなかった。雨も激しくなってきて、まだもう少しいろいろ見たかったけど、鎌倉へとんぼ返り。土砂降りの134号線、強い風にあおられて恐ろしいドライブだった。それでも乳吸ってほしさに猛スピード。

反り返りながら泣いているんじゃないかとハラハラしながら帰宅をしたが、息子は夫に抱かれてゴキゲンな顔をしていた。
なんだ、よかった。
夫曰く、「適度にいい子にしてたよ」。
適度にねえ。ま、泣いてるのをけっこうほったらかしていたんじゃないかな。

しかし、この調子ならまた預けることができるなと確信。
月に一度はパパDAYをつくって一日子どもを預けると、子どもが父親に懐いていいと聞いたから、ぜひ実行しよう。

今日は逗子に住むK子さんのところへ行って、それから車一台で金沢八景のコストコへ。
しかし鎌倉から逗子って隣なのにどうしてこんなに遠いのか。そう、それは道があまりなくてさらに渋滞するからです。帰り道、今日は日曜ということを忘れて、134号線へでてしまったけど、慌てて町の中へ入った。息子はエンジンが止まると泣くので、遠回りでも動き続けることができるルートを選ぶ。

晩は、夫とコストコで買ったパエリアを食べながら、中日ドラゴンズの応援。
悲しい結果に終わったけど、仕方があるまい。
ドラゴンズも新陳代謝する時期に来た。
誰にでも、どんなグループにも、そういう時期はやってくるものだ。



2011年11月9日水曜日

さつまいもと柿のケーキ

最近、知り合いになったママ友の家へ、明日遊びに行くことになった。
私は甘いもの係を請け負ったので、今日はケーキ作りにいそしんだ。

みんな母乳で子どもを育てており、なかには食べ物に気をつかっている人もいるようだったので、砂糖や乳製品を使わないマクロ風レシピでつくってみた。
さつまいもと柿のケーキ。
甘さはメイプルシロップ。
味はぜんぜんわからない。明日はカットして持っていくことにして、これから端っこを試食してみるつもり。まずかったらどこかでケーキ買っていくか。。

奏輔、ケーキ焼けたよ〜。まだ食えんか。


それにしても、いよいよ私もママ友デビューである。
子どもを産んだ時期が近いというだけで、年齢や学歴、職歴などすべてを超越した関係。これはなかなか新鮮です。

昨日も5人ほどでお茶をしたが、カフェからの帰り道、私は先頭を歩いていた。
後ろで生年の話がはじまった。
「私、昭和5@年生まれ。@@ちゃんは?」
「え〜私も〜」
などという会話が聞こえてきた。
・・・つい、振り向けない私。40年代は、わし一人か・・・見りゃわかるけどさ・・・。

とはいえ、鎌倉はまだましだ。ママはだいたい30代。
お産をした地元の病院では、20代ばかりで、なかには「同居してる義母は41歳」と言って私を仰天させたヤンママもいた。

息子をしっかと抱きながら、「ごめんよ、かーさん、明日から顔筋マッサージがんばるからね」とつぶやくわし。
ま、いいさ。若返ったつもりで、仲良くしてもらうんだい。

で、彼女らと話していて驚いたのが、子どもを保育園に預けることを考えていない人たちばかりだったということ。
えっ、働かないの?と言ったら、
え、働くの?と切り返された。ホゲ〜。
「だって、子どもは毎日成長するし、この時を見てあげられるのって数年じゃない?とてももったいなくて働けないよね」
と言われて、ぐうの音も出んわし。そりゃそうだよ、そうだけどさ、そうだけど!

つまり、経済的に余裕があるっつ〜話ですよ。ダンナの稼ぎがいいとか、家柄がいいとかなんだろうな。さすが鎌倉だわ。こんなとこに庶民が越してきてはならぬな・・・。

いいなあ、働かなくて子育てと家事だけしりゃいいなんて。
私だって、許されればそうしたいもんだ。
でもな〜。子どもが成長してからはどうする。何する。それこそ燃え尽き症候群になったら困る。やっぱ細々とでも働いて、社会とつながっていたい、と思ってしまう。

ということで、来週は保育園の見学巡りに出るべく、数園に予約を入れた。
ちゃんと入れるといいんだけど。。



2011年10月31日月曜日

エイミー・ワインハウスと甘酒

最近私がハマっているもの、それはエイミー・ワインハウスと甘酒。

エイミーは前から好きで、youtubeでよくPVを見ていたけど、亡くなってしばらくして、ここへ来てむしょうに聞きたくなってCDを購入。やっぱいいわ〜。
あかんぼが泣いたらCDを流しながら抱き上げて、リズムに乗って縦揺れ横揺れ。いい感じです。

そして甘酒。
みそ汁に酒粕を入れるのが好きで、寒くなってきたからそろそろ酒粕を買おうかな〜と思ったとき、スーパーで甘酒を発見。
「こっちのほうが溶かさなくていいから楽じゃん」
と思って購入。

家に帰ってためしに一口飲んでみたら、
「わあ〜超甘い!」
砂糖も入っていないのに、この甘さ。独特の、懐かしい香り。
もともと嫌いじゃなかったけど、久しぶりの出会いに、夢中になって、焼け木杭に状態。

以来、小腹がすいたらちょっとなめたり、ヨーグルトにまぜてドリンクにしたり、かぼちゃのペーストにシナモンと一緒にまぜてマクロビ風スイーツにしたりと、毎日食している。
今夜のカレーにも、もちろんたっぷり投入。これはうまいわ・・・。

「活力なべ」という新アイテムで、大根カレーを作ったら、大根が煮とけてしまいました

で、で、で、である。
甘酒って、かなりお通じにいいのです。
ハマってからというもの、おかげさまでかなり快腸!!
ビタミンも豊富みたいだし、肌にもいいのではないかと期待している。

玄米甘酒というのもあるそうで、いろいろ試してみることにしようと、ネットであれこれ検索中。


だいぶ首がすわってきた奏輔。甘酒母乳の味はどうだい。

2011年10月29日土曜日

子連れイタリアン

今日のお昼は家の近所のイタリアンレストラン、クッチーナ・イル・レガーレという店へ。

以前お腹が大きかったときに行ったら、「産まれたら連れてきてください、うちはオッケーなんで」と言われたのを真に受けて、赤子を連れての再訪。

奏輔はわりとおとなしくしていてくれて、なんとかランチを楽しむことができた。
大勢客がいて、ガヤガヤした雰囲気が逆に落ち着くのか、しばらくすると夫の腕のなかで眠ってしまった。
片手でメインディッシュの牛肉煮込みを食べる夫。私は大山地鶏のグリル。

ここ、カジュアルで価格も手頃だけど、けっこうおいしい。サービスが優しくて、子連れでも安心して楽しめる。いいお店だ。
成長して歩いたりし出したら、これまた行きづらくなるんだろうな。

ランチ後は、奏輔を夫に預けて、レストランの隣の美容院へ。
5ヶ月ぶりくらいの散髪。おもいきってショートにして、パーマをかけてもらった。
シャンプー、頭皮のマッサージをしてもらうと、気分スッキリ。

家に帰るとソファで夫は眠っていて、傍らで奏輔がゴキゲンに手足を動かしていた。
どっちがあやしているのかわからない様子だった。

宅配いろいろ

江の島美しいです。皆さん遊びにきてください。


このところお天気がよくて、空気も冴えていて海がとてもきれい。
奏輔を車に乗せて、ドライブに出た。七里ケ浜のパン屋さんに行って、戻ってくるだけのショートドライブだけど、気分転換になった。

こんな調子で、子連れで出かけるのにも慣れてきたけれど、いよいよ食材の宅配とりよせを始めることにした。楽なのもあるけど、安全なものを食べたいと思うから。

食材の放射能検査を、国の基準値の10分の1に定めて自主検査をしている業者を選んだ。
西日本の食材限定というパックもあったけど、さすがに高いし、検査をしているのならということで、東日本の食材も入ってくるパックにした。

水も、九州の中硬水をとっていたんだけど、最近配達が遅れ気味なので、ハワイアンウォーターに変えることにした。

しかし、そういう宅配系のちらしなどを見ながら、「今度はこれを頼むか」などとやっているとき、自らの主婦っぷりを実感する。
専業主婦になどとてもなれまい、ずっと仕事がしたいと思うのだろう、と、若い頃は考えていたものだけど、いやいや、これはこれでいい生活だなぁ。

仕事復帰できるかどうか、わからなくなってきた今日このごろ。


2011年10月16日日曜日

楽しい週末

この土日は楽しかった。

土曜の夕方、KP2家族が愛息のよしみ君を連れて腰越まで遊びにきてくれた。
よしみ君はすっかり大きくなって、動きもダイナミックになっていた。
奏輔がまだ座れないバンボもきついくらいで、自分から出てきてしまう。CDをおもちゃがわりにつかむ。木製の立体パズルを解体して大喜び。1年もたつと、こんなに成長するのか、なるほど、部屋に置くものはこういう風に気をつけねばな、などと勉強になった。
護国寺からわざわざ来てもらって、数時間の滞在だったけど、またゆっくり来てください!

エルゴであかんぼを前抱きして歩くイクメン二人組。いい絵です。

そして今日は、久しぶりに油壺へ。
ここは会員制の陶芸教室。食事もできる、ユニークなスポットなのだ。
広い庭の向こうに、マリーナが見える。晴れた空に、テラス席にはいい風が吹き抜けて、ビーチリゾートに来たような気分だった。

日本じゃないみたいな雰囲気だった。料理の写真を撮り忘れた。。

自家製ジンジャーエールを飲みながら、窯で焼いたピザをほおばる。まあ、あかんぼを抱いていたから冷めてしまってたけど、生地がもっちりしてかなりおいしい。きのこソースのチキンも、デザートのクレープも全部おいしかった。

現在は仮設厨房で、陶芸をするゲストに料理を振る舞っているが、来年には敷地内にレストランができるとのこと。ゆくゆくは宿泊用のコテージも造るそうで、なかなかのリゾートになりそう。楽しみだわ〜。

鎌倉から油壺まで1時間弱。あかんぼは車に揺られると気持ち良さそうに寝てしまう。
いい気分転換になった。
明日からまた母子ふたりきりの日中を効率よく過ごすべくがんばろう。


2011年10月14日金曜日

あかんぼ暮らしin鎌倉

実家から鎌倉に戻ってきた。

しばらく滞在してくれていた母を、昨日江の電の駅へ見送りに行った。実家で暮らした3ヶ月のことがいろいろと思い出され、母との別れがとてもさみしかった。
なんとなく、二度目に嫁に出た気分なのだった。

夫は帰りが遅いことが多いので、ほぼ息子と二人きりの生活がはじまった。
今朝はエルゴで抱っこしたまま、2度洗濯。うまいぐあいに胸のなかで寝てくれたので助かった。

今日の夕飯は何にしようか。
ぐずるあかんぼをあやしながら、何が作れるかな。


ゴキゲン時間が延びてきた。ソファの破れはご愛嬌。

2011年10月4日火曜日

いちじくでエストロゲン

朝、ふと目を覚ますと、乳首丸出し。
あちゃ〜、またやってもうた、乳頭カッサカサじゃん・・・とほほ。

誰が見ているわけでもないけど、照れつつコソコソと乳首をしまいながら、思った。
セレブな女性も、こんな風に髪を振り乱して子育てしてるんだろうか、と。
たとえば、君島十和子さんとか。海老蔵の嫁あたりは、どうだろう。
クラシックとか聞きながら、優雅にソファに座って授乳してるんだろうか。乳首丸出しで朝まで寝るってことはないだろう。いや、してるかな。

さらに、鏡で自分の姿を見て、ある意味、出産前よりも太って見える腰回りに愕然。最近、やたらと母が「太るといけないから」と言ってくるのも、「お前太ってんぞ」という意味だったのか。

さらに目の下には小じわのかたまり、地引き網みたいなのができている。
これはいかんよ・・・息子には「お母さんは28歳であなたを産んだのよ」と言うつもりなのに・・・。

よし、明日から、甘いものは、母が煮てくれたいちじくのコンポートだけにしよう。
そうしよう。決めた。

愛知県はいちじく王国。先日、母が渥美半島へ旅行に行って、段ボールいっぱいいちじくをもらってきて、梅酒と赤ワイン、2種類のコンポートをつくってくれた。これが激うま。
ぺろりと食べきって、さらに近所でいちじくを買ってきて、また煮てもらった。

いちじくは女性にいいんだから。エストロゲン補給だから。
十和子さんみたいな肌になるために、せっせと食べよう。

そう言い訳をしながらも、これも甘いからな〜。量を調整しながら食べないと、太るよね・・・。



梅酒を加えて、アクを取って煮込むだけ。おいしいコンポート♪

2011年9月26日月曜日

じんましん

田んぼと林に囲まれた実家周辺は、すっかり秋めいている。

昨日は親戚総出の稲刈りだった。
収穫した餅米で、年末餅を搗く。もう今年もすっかり後半戦なのだなあと、麦わら帽子をかぶり汗だくで田んぼから戻って来た母を見て思った。

昨夜は頭が痛くて、我慢出来ずに顆粒の頭痛薬を飲んだ。
しばらくすると、手足が異様にかゆくなってきて、気づけば気味の悪い発疹がみるみる広がっていく。
「薬疹だわ」と母が言った。
胃腸以外はわりと丈夫で、アレルギーなどもなかったので、こうした体の変化にやけにオロオロしてしまう自分。母が母乳はしばらくやめておいたほうがいいと言い、そんな時にかぎってやたらと張ってくる乳房に困惑。搾乳をしては捨て、息子にはミルクを多めに与えたところ、飲み慣れない量にびっくりしたのか、すぐにゲゲーッと吐き戻してしまう。
「ギャー」
ゲップも下手なもので、とっても苦しそう。
吐いてしまうとお腹が減るのか、両手足をばたつかせて、深夜とは思えない暴れぶり。
仕方なくまた少しミルクを足して、自分の布団に入れて、最近編み出した「寝たふり作戦」で寝かしつけることにした。
子どもの顔に直近から寝息を当てて、どれだけ暴れても寝たふりを通すという作戦。
これは効くというよりも、自分がつい寝入ってしまうという感じなのだけど、気づくと子どもも眠っている。

朝起きたら、発疹は収まっていた。
乳房はもう、張ってるというよりも、石のようにカチカチ。
気持ち良さそうに寝ていた息子を無理矢理起こして、授乳を強行した。

母体って、いままでの体とはまるで違う。おもしろいなあ。
それにしても全然痩せないわ。
ネットで調べたら、痩せる人と痩せない人がいるみたい。後者だったらいやだな〜。



2011年9月19日月曜日

お宮参りでまた鰻

先日、ちょっと早めのお宮参りに、夫と夫の両親、私の母と共に塩竈神社様へ。
台風が来ていて、天気が心配だったけど、奇跡的に神社に居る1時間は晴れていた。
夫はひどい雨男だが、息子はどうやら晴れ男らしい。よかった。
カメラマンの若林さんに来てもらって、タレント並みに激写してもらう。
ほかの参拝客に「なんじゃあの子は」といった目で見られたが、どや顔の我々一行。

参拝後は、うなぎ屋さんで、ひつまぶし。座敷の個室を予約していて、さらにお隣は宴会中。子連れも気兼ねない。
400円ほど値上がりしていて驚いた。うなぎが高騰しているってほんとなんだ。
カリッとサクッと焼かれたうなぎは最高。夏だからか紫蘇が薬味で添えられていて、なかなかよかった。
でも途中で奏輔がウンチョスをしてしまい、慌ててオムツを取りに車に向かうと土砂降り。。
店に戻ると雨はやんでる。少しだし汁をかけてしまったひつまぶしは、どぶどぶになってしまった。トホ。

週明けは一ヶ月検診。
一ヶ月、早かったような、長かったような。
体もだいぶ楽になって、育児も楽しくなってきた。大変だけど。。


やっぱ男だからこういう服が似合わないね〜

2011年9月13日火曜日

カシオレ?

ミルクを飲むときはなぜか手足を緊張させています。


桶谷式という母乳相談室に、先日も行ってきた。
マッサージがいいのか、たんぽぽコーヒーがいいのか、白米ばり食いがいいのかよくわからないけど、だんだん母乳が出てくるようになってきた。
今朝は誤って息子の顔に思い切り母乳をかけてしまって、うれしいやら恥ずかしいやら。
でもまだまだなんだろうな〜。とりあえず気長にやるしかないと。

息子をチャイルドシートにのせて、車で母乳相談室まで行く間に、ラジオでカクテルについて話していた。
女性にナンバーワン人気のカクテルは、なんと48%の高得点で「カシオレ」なんだって。
私、カシオレってすぐには何かわからなかった。カシスオレンジのことなんですね。
しかし48%ってすごいシェアじゃないか。
そんなカクテルの通称を知らない私って。。
で、男性にナンバーワン人気なのは、ジントニックだって。
これなら私も好きだわ。やっぱり好みが完璧オッサンなんだ、自分は、と再確認。
あ〜、おいしいマティーニが飲みたいなあ、と運転しながら、つい喉を鳴らした。
まだまだ飲めませんなあ。
特にカクテルなんてのはバーへ行かないとだめだから、先のまた先だな。

後部座席で息子は火がついたように泣いていた。
ごめんよ、母さんはおばさんの皮をかぶったオッサンなんだよ。
君も立派なオッサンに育ててあげるよ。








2011年9月10日土曜日

せわしい食事


平日は両親とも働きに出ているので、奏輔と二人きりで過ごしている。いつ泣くかわからないので、食事の時間もまちまちだし、ロクなものが食べられない。
まあ私にとってロクなものというのは、母乳を出すのに不適切なものが多いので、いいのかもしれないけれども。

だいたいお昼はこんな感じで、冷凍ご飯を解凍したもの、ゆかり、みそ汁、瓶入りの鮭。。
これを押し込むようにして食べる。
わびしい。

今日は母が休みだったので、朝おっぱいをあげると、子どもをみていてもらって、パン屋さんへ走った。
おいしいパンに、飢えている。食パン2斤、総菜パン、菓子パンみたいなものまでいろいろ、袋がずっしり重いほど買い込んで戻った。冷凍しておけば、これで当分しのげそう。

って書いていたら、泣き出した!!
おかしいなー、2時間くらいは寝ると思ってたのに、15分しか寝てないぞ。
思うようにならないのが育児ですか。。

2011年9月6日火曜日

母乳ってやつは

なかなか思うように母乳が出ない。
これまで毎回母乳を飲ませてから、粉ミルクを60ccほど与えてきたが、どうもその道のブログなどによると、ミルクに頼りすぎるとやっぱり母乳が増えないらしい。
心を鬼にして、先日から、午前中はミルクをあげずに、泣いたらすぐおっぱいを吸わせるという作戦に入った。

で、午前中は乳丸出しで過ごさねばならないことになってしまった(T_T)
やっぱりまだたいして出ないみたいで、なんど吸っても息子は満足しない。
唇を乳首から離したら、すぐに号泣。たまに吸い疲れて寝たと思って布団に置こうとすると、またフギャーッとくる。だからずっとくわえさせているような状態。トイレに行くときはさすがに離すが、泣き声が聞こえてきてやるせなくなる。

それでも「頻回授乳」が母乳を出すための鉄則だ。負けじと頑張るが、つい時計をチラチラ見てしまう。「早よぅ12時にならんかい」と祈ってしまう。
♪お昼休みはウキウキウォッチン♪が流れると、「やったーミルクの時間だ〜!」と乳首を離してしまう。
ほんとにこんなことで、母乳は増えるんかね〜。

「母乳に良くない食事」っていうのもあって、これが困る。
乳製品。甘いもの。餅類。油っぽいもの。スパイシーなもの。
おいおい、全部おいらの大好物じゃないか。
母乳を出すには、「さらっとした和食」にして、米をたくさん食えという。
は〜、さらっとした和食なんて、たまにしか食べたくないんだい!
私の胃は欧米人なんだ! バター、チーズ、ヨーグルト、パン、パスタ、フライ、ワイン、カレー、ケーキ、アイスクリームが大好きなんだよ〜!!
それにしても、だったら欧米人は何を食べて母乳を出しているんだろう??まったく不思議だわ。

これじゃあダイエットとかわらないよ。
母乳を出していると痩せるよって聞いていたけど、そうじゃなくて、食べ物に制限があるから、おのずと痩せるってことじゃないか。くそ〜。母乳伝説を勘違いしてたわ。

「乳くれるの?顔」の奏輔


しかしわが子の顔を見ていると、不肖母さんは頑張るしかないのであり、今夜も「さらっとした和食」を実母にオーダーするのであった。。

2011年8月31日水曜日

おっぱいのんで、ねんねせず♪

実家で、赤ちゃんとの生活がはじまって早一週間。
最初は、すぐに寝るし、なんだ、意外とチョロイもんだな、と思っていたけれども、どうもそういうわけにもいかないのが育児らしい。

だいたい、子どもを産んだら、誰しも母乳がジャジャーッと出るもんだと思い込んでいたのが甘かった。入院中は絞れども絞れども、にじむ程度しか出てこなかったし、実家に戻っても、なかなか思ったように出てこない。だから仕方なくミルクを足しているのだけど、世の中母乳至上主義なので、どうも罪悪感がある。


それでもなんとなく少しずつ母乳が出てくるようにはなったものの、今度は乳首痛に悩まされ、「あ〜、できればあげたくない」とか思ってしまう。
それでもなんとか自分を奮い立たせ、乳首を含ませるときは変顔などをして痛みをこらえる。
早く鍛わらないかな〜、この乳首。。

泣いたらおむつをチェックして、母乳をあげて、それでも足りないのでミルクを与える。はじめはそれでグースカ寝てくれていたのに、このところ成長してきたためか、量の加減がよくわからないのだけど、すぐに寝てくれなくなってきた。

昨日はやたらとグズグズして、日中はなかなか寝てくれない。
乳首がヨレヨレになるまで母乳をやってみたけど、寝ない。やがてウットリした顔になったかと思うと、思い切り排便。そうか、便意があったから寝なかったのね。

夜中もやたらとグズるので、試行錯誤の上、ミルクを足してみた。
くたっとなったので、よかった。。と安堵して布団に横たえ、私も隣で横になって、なんとなく気になったので、顔を見ていると・・・
いきなりのミルク逆噴射。
わーっ、吐いた!!

慌てて階下へ連れていき、母と後始末。
きれいにして、また寝床へ連れて行ったら、今度は口をモグモグ。かなり吐いたから、今度はお腹がすいたのか? いったいどうしたらいいんだろうと頭を抱えていると、またウットリした顔になった。

まさか、また排便?

おむつを見ると、しっかりと排便されていた。

なるほど・・・
だからなかなか寝ないのか・・・っていうか、昼間に学んだはずだろう、このパターン、自分・・・

また母乳をやって、なんとか就寝。

私も疲れ果て、気づくと6時間くらい寝てしまっていた。
ハッと起き上がって赤ちゃんを見ると、グースカ寝ている。
こんなにまとめて寝る新生児、いるんだろうか。慌てて起こして、同じ一日が始まる。

いや〜、なかなかハードです。
毎日前開きのパジャマのまま、汗だくでの生活。
喫茶店とか、いきたいな〜・・・。

2011年8月27日土曜日

やったぜベイビー

8月19日、結局予定日ピッタリで男児を出産した。

前日の朝に破水して、そのまま入院。一昼夜苦しんで、翌日の昼すぎに産まれた子は、予想よりも小ぶりで2786g。ピラティスをやったり歩いたり、妊娠中はけっこう運動をした方だと思うけど、やはり寄る年波には勝てず、産み上げたあとはヘトヘトになってしまった。

出産したクリニックは、部屋もホテルみたいだし、エステやフルコースディナーなんかが付いていたりして、なかなかセレブなフンイキ。同時期に産んだママたちと、授乳室やレストランでおしゃべりに花が咲き、なんだか途中から合宿に来ているような気がした。


出産翌日に夫といただいたクリニックのフルコースディナー、メインディッシュは牛ヒレ肉の赤ワインソース。


レストランはこんな感じで、キレイだった。奥に見えるのが新生児室。
昼間は明るくて、高原のペンションに来たみたい。



・・・って、下半身さえ、痛くなければ、もっと楽しめたんだけどなあ!!!
もう、出産に時間がかかったもんだから、ニホンザルの尻のようにお下が腫れ上がり、フルコースディナーも空気椅子状態で腿をプルプルいわせたままで、何を食べているかわからなかった。

ほかのママたちは経産婦かソーヤングで、ピンシャンしている。
私だけが老婆のように、腰をかがめて足をひきずって歩き、椅子に座るたびに絶叫。情けなし。

先日退院して、だいぶ傷が癒えてきたけど、どうも快復が遅い気がする・・・。
じめじめした気候も、良くないのだとは思うけれども。。


産まれた子どもは、やっぱりかわいいもので、見ていると痛みも忘れるけれど、やっぱり、高齢出産、きつかったかな〜。もっともっと運動して下半身の筋肉を鍛えておくべきだった。

しかし不思議なもので、もう陣痛の痛みも忘れてしまった。
新生児がこんなにかわいいのなら、もう一人産んでもいいか、とすでに思えるのだから、母は強しってホントなんだな。

名前は奏輔(そうすけ)。
音楽好きで、人に優しく、功を奏するようにと付けた名前です。

2011年8月14日日曜日

泉州の水なす


今日か今かとドキドキしながら、なかなか産まれてくる気配のない息子。
昨夜はちょっとお腹が痛いような気がしていたんだけど、今朝になったらなんてこともなかった。いったいいつ出てくるつもりだろう。こればかりは本人に任せるしかないので、のんびり待つしかないか。
今日は満月。産気づくだろうか。


泉州に里帰りしているK子さんから、水なすが届いた。
皮がやわらかくて、水分たっぷり。
ざくざく割って、だし醤油で食べてもおいしいし、オリーブオイルと塩で食べるのも好き。生ハムを巻いても最高。

あ〜こいつと一緒にワインが飲めたらな〜。シャルドネよりはフィアーノみたいな、ちょっと素朴な・・・南の方の元気な白ワインなんかがいいかもな〜。はあ〜。






2011年8月6日土曜日

いちごパフェ

今朝、いよいよ「おしるし」というのが降りてきた。
これが降りると、いよいよ出産準備が整った証拠。一週間以内に産まれる可能性が高い。
私としては、8月8日に産みたいと思っている。
末広がりでいいんじゃないかな、という単純な理由です。

いよいよあまり出かけられなくなってきた!と、母と共にお昼は回転寿司へ行く。
その後すぐに喫茶店へ行って、もう食べられないから!とパフェなぞ頼む。
いちごとチーズのパフェというので、どんなのかと思ったけど、ただアイスクリームが詰め込まれて、生クリームといちごで飾ってあるだけだった。パフェっていうか、アイスじゃん。半分も食べられずに、お腹が冷たくなった。

お腹の子は、まだ出る気があるのかないのか、まだよく動く。
ネットで調べたら、ぎりぎりまで動いている子もいるらしいので、油断は禁物かな。。



それにしても、これが現在の私の足です。
どす黒い足先と野太い足首・・・我ながら、これが自分の足かと思うと、びっくりする。
ビーサンの跡がくっきり。
本当に、産んだら治るのかなあ。


とにかく、いよいよ近づいたっぽい。
どきどき、わくわく〜!!

2011年8月2日火曜日

桃桃桃

昨夜、実家に、KP2の奥様・サトコちゃんの故郷、山梨より、たくさんの桃が届いた。

見てください、このエロティックなまでに黒光りした、はちきれんばかりの桃を。


桃が大好きな父母と私は箱をあけて狂喜乱舞。
さっそくお風呂上がりに一人1個ずついただいた。

実がしまっていて、品よく甘い。適度な酸味が噛むたびにはじけて、驚くほど果汁が滴る。
「これは、見た目は熟女なのに、若い娘のような味だ!」と父。何でも下ネタに直結で閉口。
しかし言い得て妙で、本当に、見た目の熟した感じと裏腹に、非常にフレッシュでおいしい。

「1、2、3、4、、、よしっ、一人@個ずつやな!!」と数えるセコい父。
団塊世代の果物にかける執着心は過剰。


桃を食べながら、ふと、
そういえば、去年の今頃、福島で桃を食べたなぁと思い出した。

飯坂温泉にある「御宿かわせみ」という、猛烈に食事のおいしい宿に女4人で泊まって、翌日、近くの桃園で、いろんな種類の桃を試食したっけ。桃って種類によってこんなに味が違うのか、と感動した。

宿も農園も、今はがんばって営業しているみたい。いろいろ状況は厳しいだろうけど。。
いつ行けるかわからないけど、また行きたいなぁ。





2011年7月31日日曜日

かきごおり

お腹の子は、サイズ的に、もういつ産まれてもいいと先生が言った。
でもまだ頭は降りて来ていませんね、とのこと。
産まれるタイミングは、子どもが決めるらしい。それがいつになるかはわからないから、こちらはドキドキ。
上から触った感じで、「恥骨のあたりまで来たらヤバいんだろうな」と勝手に思い込んでいる。違うのかな。よくわからない。

家でぐずぐずしていてもつまらないので、さすがにあと一週間くらいはまだいいだろうということで、昨日は母と岐阜県へお出かけをした。

朝から土岐市にあるアウトレットに出かけて買い物をした後、恵那市にニューオープンした「銀の森」という食品のテーマパークみたいなところへ足をのばした。
こちらは、整備された庭園に、和菓子、洋菓子、ご飯の友的総菜のショップと、おせち料理のプレゼン施設、レストランがある。おせちの写真を見たけど、かなり豪華でおいしそうだった。しかも安い。今申し込むと、割引になると言われたので心動いたけど、この正月はどうなるかわからないしな〜。
もともとおせちをつくる会社で、独自の急速冷凍技術があるとのこと。それを菓子などに応用して展開させているようだった。

恵那市、中津川市は和菓子が有名で、おいしいお店が点在している。特に栗や柿を使った和菓子は店ごとにバラエティに富んでいて、どれも甲乙つけがたい。
「銀の森」では、きんつばと、ブランデーを加えた栗きんとんを餡でくるんだおまんじゅうが特においしかった。相当試食をして、お腹がいっぱいに。
なのに、やっぱりお茶もしたい、ということで、レストランへ。

ここで「柿氷」というメニューを注文した。
その名の通り、熟した柿が凍っているというお菓子だった。
かなり溶けた状態で提供されたけど、もっと冷たいほうがいいと思った。
素朴な甘さで、おいしかった。



番外
こんなの聴いちゃいまして編

先日車の中で地元のFMを聴いていたら、なんともひっかかるポップスが流れた。
名前をおぼえて、後日ネットで検索したら、連絡先がわかったのでコンタクトを取り、本人から直接CDを購入。これがなかなか、いいです。ほんと。
声がいいし、英語がうまくて、センスがある。と思う。
柳川タカシさんといって、ここでいくつか曲を聴けます。Human Nature とか歌っているの、おもしろい。
http://yanahan.main.jp/

おすすめです!


2011年7月27日水曜日

胴体トレーニング


ステキな年上のお友達、えみこ姉さんが企画・制作に携わった「胴体トレーニング」(KKベストセラーズ刊)という新しい書籍を送ってくれた。

安産にも効くというので、さっそく昨夜からトライ。
とっても簡単な動きなんだけど、お〜、体を動かしてるな、という実感が得られる。妊婦でも無理なくできる動作がたくさんあって、ありがたい。
いつ、何度やってもいいそうなので、これからピラティスと合わせて、朝に晩に取り入れることにした。


ようやく実家生活にもリズムが出てきて、親との距離感もつかめるようになり(父のドヤしを聞き流すのがコツ)、毎日なんとか快適に過ごせるようになってきた。

朝は7時くらいに起きて、果物、ヨーグルト、パンかショートブレッド(とにかくバターがやめられんのです・・・)と豆乳入りデカフェ。何がいいのか、組み合わせがよいのか、よくわからないけど、これで毎朝スッキリ、便秘知らず。
妊婦は便秘と痔と歯周病、足がつる等に悩まされるとおどされていたので、びびっていたけど、おかげでどれも大丈夫。右足だけむくむのには閉口しているけど・・・。

朝食後、小一時間ほどしたら、ピラティスをする。
銀座のbasiでプライベートレッスンをしてくれていたmakiさん直伝のマタニティプログラムは、ほんとに気持ちがよい。

その後、ピアノの練習をする。
バッハのインベンション、子どもの頃にやっていたテキストをひっぱり出してきた。手指のむくみにも効きそうだし、バッハって胎教にいいのかな、とにわかに思ったため。
これが、しばらくピアノから遠ざかっていた者には、なかなか難しい。こんなの弾いてたんだっけ? でもこれってバイエルの次にやってた初級編のはず・・・ショパンとかベートーベンとか、ほんとに弾いていたんだろうか、自分。
と、驚くほど、指は動かないし、何しろヘ音記号が読めない。トホホ!
これじゃあ胎教にもならんだろうな、と思いながら、つっかえつっかえ練習。
我が子よ、母にピアノを教えてとか言うなよ、父にベースを習いたまえよ。

てな調子で午前中が終わり、午後は出かけたりDVDを観たり読書などして過ごしている。
昨日は「ツーリスト」という映画を観た。ジョニーデップかっこよい。ベニスがきれい。ストーリーは、まあまあ。

晩は両親と6時頃食事をして、いったん家の中で解散、各自好きなテレビなどを見たら、9時頃にまた食堂で集合。父は酒を飲み、私と母は果物やお菓子を食べてどうでもいい話をする。

来るべき子育て奮戦に向け、じりじりと体力と筋肉、および脂肪を蓄える毎日であります。


2011年7月25日月曜日

ブロンコビリーと海軍少佐

ブロンコビリーって、関東にもあるんだろうか。
と思っていまウェブサイトを見たら、ありました。でも足立区とか東久留米とか。都心にはないみたい。本社は名古屋、ステーキとハンバーグが中心のファミレス。

サラダバーと肉が食べたいと思って、久しぶりに母とランチをしに出かけてみた。
ここ10年は行ってなかったと思う。

日曜のお昼ということで、小さな子ども連れたファミリーで相当にぎわっていた。ベンチ席で立ち上がる子どもを押さえたり、床を這いずり回る子どもをなだめすかしたりしている親はみんな大変そうに見えた。それでも大音量のBGMと、反響する店内、広さにゆとりのあるテーブルセットと、なるほど、こういうところなら幼子を連れて来てもいいんだな、と改めて見回す。マカロニウエスタンからウエストコースト、はたまたブロードウェー風まで、いろんなテイストのポスターがあちこちに貼られて、しっちゃかめっちゃかでアメリカンな雰囲気が演出されていた。

サラダバーは昔よりも、総菜やデザートが増えていた。ご飯はかまど炊きが最近のウリらしい。
母はハンバーグを、私は170gのランチステーキを頼む。
ふくふくしいブロンコおじさん(そんな名前なのかどうか知らないけど)の顔が付いたステーキ皿に、控えめな肉の塊。付け合わせもこんなにシンプルだったっけ?


店の雰囲気はどえらいアメリカンなのに、使用している肉はオーストラリア産らしい。
やわらかかったし、安いから十分満足なんだけど、アメリカンビーフの方が好みの私としては、ちとガッカリ。とかいいつつ帰り際にお食事券を渡されて、母と「またこなきゃ」だって。

最近は、放射能まみれの藁問題で、国産の牛肉が危険視されているけど、一方で、牛肉を食することの健康価値が見直されているという情報も目につく。
Lカルニチンが脂肪燃焼にいいとか、60代を超えてから牛肉を食べる人は長生きしたり、ボケ封じになったりするとか。食肉協会の情報操作かしらんとも思いつつ。。

あ〜、ハワイへ行ってモートンズでお腹いっぱいステーキが食べたいな。子どもが1歳を過ぎたら、必ず行くぞ〜と誓いも新たに。

家に帰ってずるずると昼寝をしていたら、飲み友達のK・K君からメール。近くを通りかかるので夕方お茶でもしようとのこと。ヒマなので喜んで返事を返す。
実家の近所のどでかいコメダ珈琲店にジャガーで来てくれた彼は、東京からの仕事帰りで、アメリカ海軍の制服を着ていた。
聞けば海軍少佐になったんだって。スゴイ。
コメダの店内、古ぼけた床を踏みしめつつ、金色の刺繍が入った制帽を持った彼の後ろを歩いていると、なんだか自分が身ごもったオンリーにでもなったような気がした。

それにしても最近スピルバーグのthe Pacificという戦争ドラマを一気観したりしていたところだったから、米軍には興味津々。コメダ名物、壷のようなグラスに入ったミックスジュースを飲みながら、ぜひ私が鎌倉に帰ったら、横須賀基地を案内してほしいと頼み込んだ。

それにしてもなんだか疑似アメリカンテイストな一日だった。





2011年7月21日木曜日

よっちゃん家


このところ、連日、友達のお宅へ伺って夕飯をごちそうになっている。

昨日はライターのよっちゃんのお宅へお邪魔した。

料理人の旦那様が、イサキを焼いてくれた。
焼野菜まで添えてあって、フレンチみたいだった。ものすごくおいしかった!

先週、兄のお家にお邪魔した際に兄がつくってくれたアサリのおじやも激しくおいしかった、そういえば。

いろんなお家に、さまざまなおもてなしの形があるけど、こうやって感動できると、その都度本当に嬉しい。
食の感覚が合うかどうかは、夫婦関係もそうだけど、友達としても付き合いが長続きするポイントになるなあと思う。







2011年7月18日月曜日

夫の実家生活

この連休、夫の実家へ泊まりに行っていた。
実母が出かけていて、父と二人きりでいると喧嘩ばかりするので、逃げ出したような体。

夫の実家は私の実家から車で15分ほどの隣町にある。

昨日は、鎌倉で牛丼ばかり食べているという夫のために義母とたくさん料理を作り、パックして宅急便で送った。
父には「甘やかして」と言われたけど、べつに夫のためだけにやっているわけではない。
これから子どもを養っていく夫の健康管理は自分と子どもにとって大切だと思っているし、一緒に料理をすることで義母とコミュニケーションもはかれる。調理自体、いい気晴らしにもなった。

その晩は送ったメニューの残りと夏野菜で夕食。
手前の白いものは湯葉入りの豆腐で、近くのスーパーで売っている人気商品。何も調味料をつけなくてもおいしい。真ん中は義母が煮た玉こんにゃく。奥は私が煮たかぼちゃ。あとはポテトサラダに青菜の煮浸し、マグロのタルタルなど。
義母は専業主婦なので料理はうまいし栄養のバランスを考えるのが得意だ。


さんざん食べ散らかした後は、義父がお皿を洗ってくれる。
私はソファに足を投げ出してくつろぐ。
つくづく幸せな嫁だなあ、と思う。お義父さん、お義母さん、ありがとう。。


今日は夕方実家に戻ってきて、父が借りてきたブルーレイで映画「ノルウェイの森」を鑑賞。
周囲で観た人がみんな酷評していたので、どんなにひどいのかと思ったら、え〜っとってもいい出来じゃないかと驚く。京都で過ごした大学生活を思い出した。
いい気分で観ていたら、途中から酔ったくれた父がやってきて「なんじゃ、このくそつまらん映画は、とろくさい、やらしいシーンばっかりやな〜、こんな刺激の強いもんを娘が見てどうする、おい!!」などと喚き立てる。私は「うるさい、妊婦に向かって刺激もくそもあるか!あっち行け!!」と激昂。

あ〜、もうイヤ。
しかし、ノルウェイの森、ほんとによかったです。


2011年7月16日土曜日

実家生活

帰省して10日ほどが経過した。

クリニックのマタニティヨガを受けたり、友達とごはんを食べたり、子育てグッズの買い物をしたりして、毎日それなりに暮れて行く。

そんななか、このあたりはやっぱ田舎だなあ、とつくづく思って撮った写真を2枚公開します。

①穴ぼこを直しています

そうですかぁ、穴ぼこを。
ぼこをねえ。

②玄関に野菜

両親と買い物に出かけて、戻ってきたら玄関がこんな状態になっていた。
家はどこにも鍵をかけていないので、親戚のおばさんが畑でとれたものをよくこうして置いていく。
三和土の上とか、せめて新聞紙の上にでも、置いてくれたらいいんだけど。
今日はなすとピーマンの味噌煮に決まりだな。トッピングにみょうがのスライス必須で。

それにしても、ついこの間まで毎日銀座で働いていたなんて信じられない今日このごろ。

そういうことを考えると、よく高村光太郎の「声」という詩を思い出す。
この詩おもしろいから下記に転載してみます。
都会暮らしと田舎暮らし、どちらがいいか拮抗する内容なんだけど、「わかる〜」という感じになる。
私の場合は、ド田舎というよりド郊外出身なので、ここまで極端に考えることもないのだけど。

***

止せ、止せ
みじんこ生活の都会が何だ
ピアノの鍵盤に腰かけた様な騒音と
固まりついたパレツト面の様な混濁と
その中で泥水を飲みながら
朝と晩に追われて
高ぶった神経に顫へながらも
レツテルを貼つた武具に身を固めて
道を行くその態は何だ
平原に来い
牛が居る
馬が居る
貴様一人や二人の生活には有り余る命の糧が地面から湧いて出る
透きとほつた空気の味を食べてみろ
そして静かに人間の生活といふものを考えろ
すべてを棄てて兎に角石狩の平原に来い

そんな隠退主義に耳をかすな
牛が居て、馬が居たら、どうするのだ
用心しろ
絵に画いた牛や馬は綺麗だが
生きた牛や馬は人間よりも不潔だぞ
命の糧は地面からばかり出るのぢやない
都会の路傍に堆く積んであるのを見ろ
そして人間の生活といふものを考へる前に
まづぢと翫味しようと試みろ

自然に向へ
人間を思ふよりも生きたものを先に思へ
自己の大国に主たれ
悪に背け

汝を生んだのは都会だ
都会が離れられると思ふか
人間は人間の為したことを尊重しろ
自然よりも人口に意味ある事を知れ
悪に面せよ
PARADIS ARTIFICIEL!

馬鹿
自ら害ふものよ

馬鹿
自ら卑しむるものよ

2011年7月10日日曜日

蛇が出た

今朝、出かけようと用意をしながら、ふと階段の下に置いてあるカーペット用の粘着ローラーを見ると、そこに蛇が巻き付いているではないか。

茶色い、小さな蛇が、粘着テープにくっついて離れられなくなっている。

首をもたげてこちらを見るけど、剥がしてやるわけにもいかず、仕方がないのでとりあえず取手ごと庭に放り投げた。

畑仕事をしていた親戚のおばさんがやってきて、「これはナントカ蛇だから食いつくよ」と脅す。
「春ちゃんは妊婦だで蛇は殺してかんよ。妊婦は何も殺していかん」と迷信めいたことも言う。そう言われてもどうしようもないしな〜。

おばさんが蛇がくっついたロールを木陰に運んだところまで確認して、とりあえず家を出た。
しかし家の中に蛇が出るってなんという・・・法事で先に出かけていた母親に抗議の電話をしたが「いい兆しに違いない」と煙に巻かれてしまった。

それはそうと今日は私が以前名古屋市で賞をいただいた短編小説を映画化したショートフィルムが映画館で上映されるとのことで、伏見のミニシアターまで出かけていったのだった。
今年の2月に発表上映会があって、名古屋市から呼ばれていたのだけど、行けなかったから、まだ観ていなかった。
どんな仕上がりなのかなと思っていたけど、すっかり忘れていた。
今日の映画館上映の情報は、たまたま親戚の女の子がチラシで発見して教えてくれたのだった。

ネットで調べたらyoutubeに予告編がアップされていた。
http://www.youtube.com/watch?v=aQB_tt7N8H0

※これで観られるのかな?
youtubeで「桜の街のドーナツショップ」と検索してみてください。

見覚えのある俳優さんが主演していて、びっくりした。

それで今日、映画館で初めて観たわけなんだけど、ずいぶん私が書いた原作とは内容の違うものになっていた。ミステリ仕立てみたいになってて、なんとも暗いトーン。
ま、映画ってそういうものなんだろう。
堀田あけみさんが「映画になるときは原作はお嫁に出すようなもので、あとはどうなるかはお任せだ」と言っていたけど、ほんとにそうなんだなと思った。

それにしても原作にはまったく書き入れていないけど、映画には小道具に出てくる佐藤春夫全集のなかから「美しい町」という小説がネタとして盛り込まれていて、私はその話が一番好きなのがどうしてわかったんだろう、とちょっと驚いた。

いずれにしても自分が生み出したものがこんなかたちで派生して違うものになっていくことはずいぶん面白い体験だと思った。
子どもを授かってからぱったりと創作意欲が途絶えているけど、そのうちまた何か書いてみようかなと思う。

家に帰ると法事から戻った母親と叔父たちもほどなくやってきて、みんなで麺を食べに行く。
私はエビの天ぷらとだしまきなどがのった冷やしきしめんを食べた。

庭に放置した蛇は父親が始末したようだけど、どうしたかは聞かないでおいた。
田舎の老人は残酷なことを平気でするから。







2011年7月9日土曜日

里帰り

先日から、里帰りしている。

いよいよ明日から里帰りだ、という日に、祖父が亡くなって、当日はそのまま中津川へ行くことになり、そこで一泊した。

昨年の12月、妊娠が発覚する直前に叔父(祖父の長男)が亡くなって、父と弟と同じようなツアーをしたことがあったので、このタイミングで祖父の死に際し、これから子どもを産み出す身としては、生と死と血縁の因果について、思いを馳せずにいられなかった。

祖父の家のお葬式は神道式で、妊婦はお腹に鏡を入れて出るようにと言われた。
こんなに突き出た腹に合う喪服もないので、ユニクロで黒のTシャツを買って、黒のチュニックを着て、黒いストッキングを履き、黒いサボで列席。黒ければその場になじむもんで、なんとかなったけど、カットソーなので腹の中に潜ませた鏡の形がくっきりと見えてしまった。

祖父の晩年は残念ながらちょっとボケてしまって、ちょいちょい家庭内事件を起こしたものだけど、最期は老衰で眠るように死んだとのことで、良かったんじゃないかな、と思う。長く煩って徘徊して・・・とかやってたら、本人も家族も気の毒だったろうから。

それにしても祭壇の写真はいい笑顔だった。
この人がいなければ私もお腹の子もいないんだなあ、と思う。
いとこも多くて、ざっと20人くらいおり、その子どもたちも含めると大変な親戚の数。これらすべて祖父から発生していると思うと、なんだか動物というよりも植物の繁殖的な感じがする。

通夜の後、おときがあって、イカ、タコを中心とした激しく塩辛いオードブルと、やけに甘い助六寿司が振る舞われて、ほとんど食べられなかったので、弟と二人でココスへ行った。

ココスには初めて入った。
弟はサーロインステーキを食べて、私はエビドリアを食べる。
食後にドリンクバーのカフェラテを飲みながら、私が鎌倉から持参したクッキーを二人で食べて、いろいろ話をした。
弟と二人きりで食事をしてじっくり話すなんてなかなかないことなので、楽しかった。

その日はホテルに泊まり、翌朝はバイキングの朝食。
葬儀の後、火葬場へ行って、またセレモニーホールに戻っておときのお弁当。
お弁当についてきた炊き込みご飯は、昔祖母が作ってくれたものと味が似ていた。あの炊き込みご飯は祖母のオリジナルかと思っていたけど、この集落全体の味付けなんだなと知る。
ふたたび火葬場に戻ってお骨拾い。焼却炉の周辺には独特のにおいが漂っていて、これが人の焼けたにおいなのかなと思う。祖父の骨はカッサカサになっていた。

弟の車で実家へ帰る道中は、疲れ果てて眠ってしまった。
実家に着いても、何も食べる気がしなくて、すいかだけ少し食べて寝る。

これでようやく里帰り生活が始まった。

検診に行ったら、子どもは2300gくらいになっていたが、私の体重は減っていた。看護師さんがほめてくれたけど、これから1ヶ月がいっきに増えるそうなので、気をひきしめねば。

「足が長くて骨格がしっかりしたお子さんです」と言われたが、誰に似ているんだろう。
それにしても「足が長い」という言葉にすっかり気をよくし、もはや佐藤タケルみたいな青年像がサーフィンを持って出かける様を思い浮かべてにやにやしてしまう。

おじいちゃん、さようなら。
おじいちゃんからのDNAを受け継ぐ子どもをこれから産んで、育てていきますので、お見守りください。



2011年6月29日水曜日

さようなら、竹田ビル

昨日、9年間お世話になった銀座の事務所を引き払った。
台場に持って行く荷物は少量。残りはほとんど廃棄処分となった。

この竹田ビルは、昭和ひとけた代の貴重な建築物だ。
アールデコ風の手すりとか、ところどころがレトロでかわいくて、本当に気に入っていた。
何しろ管理会社の人たちが親切で、安心して勤めることができた。

管理会社の吉川さんを囲んで、記念撮影。
「605号室の明るさは、このビルには必要だったんですよ」と言われて、少し泣きそうになった。今まで本当にありがとうございました。


引っ越し作業が終わってから、新橋の浜んこら2号店へ打ち上げに行く。
はもの鍋は、はもの量こそ少なかったけど、出汁がおいしかった。
お母さんも相変わらずお元気そうだった。

その後一時間ほどメキシコ居酒屋に移動して飲んで(私はノンアルコールカクテルを)、解散。
もう、あのビルのあの部屋で、ランチをしながらおばさんトークに花を咲かせることもないんだなと思うと、寂しく思う。
だけど、みんなそれぞれ、いいタイミングでの旅立ちになった。

9年の間、いろんなことがあったけど、振り返ればあっという間だったな。
銀座に感謝です!!

2011年6月27日月曜日

紫陽花から蟻んこ

土曜の夜、新宿のライブハウスで夫が所属するバンドのライブが行われた。
去年の事故直後に、別のバンドのライブに出演することになっていたけど、入院してしまったので、夫にとっては久しぶりの人前での演奏となった。
はじめはとても緊張しているように見えたが、なかなか良かったのではないかと思った。

3部構成になっていて、2部には女性ボーカルが入って華やかだった。
サプライズで、もうすぐ子どもを産む私のためにChild is bornという曲を歌ってくれた。
ちょっと泣きそうになる。

写真がなぜかこう、横になっちゃうんだよな〜。
ステージの一番左でベースを弾いているのが夫です。




日曜日の朝、ノーメイク、ノーブラ、かつ、びりッびりの短パンで玄関の掃除をしていたら、お隣のおばあさんが「紫陽花生ける?」と声をかけてくれた。「生けます!」と答えると、わさわさと切って塀の向こうから投げてくれた。


さっそく、もりもりとした紫陽花を、大鉢に生けてみた。
花の中から、蟻んこがワイワイ出てきて、閉口したが、とれたてほやほやだしな、と思いながら、ちょいちょい指でつぶしては捨てる。

そうこうしているうちに、今月で会社を退社するしげやんとその旦那の秀ちゃんが遊びにきた。
ランチは、久しぶりにたくさん料理をした。
ビーツとチーズのサラダ、桃のスープ、しらすのカッペリーニ、牛肉のトマト煮。
夏のメニューでおもてなしをして、近所で買ったケーキを食べたら、おなかいっぱいになった。

腹ごなしは定番のトランプで、大富豪20勝負。
トランプの上を、蟻んこが這った。

結果は夫が一人勝ちをしたが、本当の人生でもこうあってほしいものだわ。。

2011年6月22日水曜日

朝からもりっと


産休生活スタート!

昨日検診に行ったら、お腹の子供はもうすぐ2000gになろうとしていた。この調子でいくと、産む時は3500g超えかな~と言われた。やっぱり男の子はデカいのかな。まあ、健康ならいいや。

妊娠する前はあまり朝ごはんを食べなかったけど、妊娠してからは食べるようになった。
たぶん酒を飲まないから胃の調子もよく、朝にお腹が減るんだろう。

朝食は日によって、ごはんかパンか、気分で変えている。
パンはホームベーカリーで焼いている。
クオカという食パンミックスに出合ってから、ホームベーカリー熱、再燃。

ホームベーカリーはずいぶん前から持っていたけど、しばらくお蔵入りさせていた。
最初は焼き立てパンの香りが家中に広がるのがうれしくて、何度か使ったものだけど、よくよく味わってみると、スーパーで売っているような小麦粉では、マズい。冷めたら食べられたもんじゃなかった。

そして最近、パン好きサークルを主宰する人にたまたまプレス会で出会ったときに、「クオカならおいしいですよ」とすすめられた。さっそく箱買い。確かにうまい。ちと高いけど。



今朝は耳の部分にガーリックバターを塗って焼き、野菜と目玉焼きとサラダボウルにした。
朝からもりっと食べて、梅雨の晴れ間にウキウキお洗濯。
ソファカバーまで洗って、布団も干して、大変満足。

で、午後は何をしよう。
どこかへ出かけようかな。




2011年6月19日日曜日

もうすぐ産休

いちおう、明後日から、産休に入ることになっている。
まだ用があるので、ちょこちょこは顔を出そうと思っているけど、毎日の通勤は、これで最後になる。
会社も引っ越すことになったから、銀座ともおわかれ。
そう思うと、とってもさみしい。あ~、銀座、大好きです。

金曜日はカズコ・ロッシュ先生が、お宅で、私の産休前の激励会を開いてくれた。
トマトのキッシュ、野菜いっぱいのパスタ、ローストポーク、レモンケーキ、グレープフルーツと桃のゼリー。どれもこれも、本当においしかった。ケーキにはろうそくまで灯してあって、感動してしまった。

土曜日は朝から鎌倉市が主催する赤ちゃん教室というのに夫と参加した。
それから大船で買い物をして、夫の両親を待った。
新居を見学してもらって、晩御飯は近所のイタリアン、クラリタ・ダ・マリッティマ再訪。
地元のスズキやタコ、鯛などを使ったメニュー、おいしかった。
義父母も喜んでくれた。

夫の両親はハイカラなのでイタリアンやフレンチも喜んで食べてくれる。
だけど私の両親は‥‥特に父親は、まずムリ。本人も喜ばないし、私も気になって落ち着いて食事ができない。ハウステンボスの本気フレンチに無理やり連れてったとき、パンをナイフとフォークで切ろうとしたのには参った。母は母で、最近味覚障害になっていて何を食べても「魚臭い」という。こんな漁村に来たらどうなっちゃうんだろうか、今度は私の両親が鎌倉に来る予定だけど、心配だ。何を食べさせたらいいのか‥‥。

今日は朝早くから義父母を連れて鎌倉観光。
また極楽寺からあじさいを見に行き、長谷の大仏まで歩いた。
鎌倉駅で浦和から来た義姉と姪と合流して、お昼は釜めし。
うにといくらと生しらすがのった釜めし、美味。小町の「かまかま」というお店。


それにしてもあじさいのトップシーズンで、今日は雨もたいしたことがなかったためか、とにかく観光客が多かった。江ノ電の混み具合がハンパじゃなかった。帰り際にお腹がつぶされそうになって絶叫してしまった。いやはや。

夕方家族が帰り、夫も渋谷へバンドの練習に行ってしまって、一人になると、とたんに寂しくなってしまった。
クルマに乗ってスーパーへ行く。
駐車場で、これからこの町で、赤ちゃんと二人きりで過ごすのかあ、と、腹をさすりながら思った。

女の人生って、本当に、1年後にどうなっているかわからない。
別ステージになった生活をエンジョイするもしないも、自分しだいだなっ!と思いも新たに。

2011年6月12日日曜日

鎌倉生活


鎌倉に引っ越して、1週間。

段ボールだらけだった新居も、ようやく人が住めるような感じになってきた。
東京への通勤にはまだ慣れないけど、周囲の環境には早くもなじんでいる。

とにかく、空気がいいことに驚いた。
朝も、うぐいすをはじめ、いろんな鳥のさえずりで目が覚める。
遠くから鳶の声もする。
夕方には涼しい風が吹き込んできて、ちょっと磯の香りがする。
田舎育ちの私にとって、やっぱりこの環境はかなり落ち着く。
お腹の子供にも、きっといい影響があるんじゃないかな・・・と思う。

今日は少し晴れ間が出たので、早起きして洗濯ものを干してから(夫が)、極楽寺駅まで江ノ電に乗って、あじさいで有名な成就院へお散歩にでかけた。
あじさいは8分咲きというところ。見物客でかなりにぎわっていた(写真)。

そこから由比ヶ浜の駅までぶらぶら歩いて、オーガニックのお店を見つけた。
しいたけのパテなどを買って、また江ノ電に乗って帰る。

昼ご飯は家でひつまぶし(風)をつくり、デザートはすいか。
このところ、夫婦ですいかにハマッている。
すいかを食べると、むくみが治りやすい。妊娠も後期に入り、相当むくみやすくなっている。
指先や足の甲がむくんできたら、「すいかすいか」と薬のように食べている。

その後、家の片づけを少し進めて、疲れたので、江ノ島駅の近くへジェラートを食べに行った。
The Marlet SE1 という不思議な名前の店なんだけど、ここのつくりたてジェラートはとってもおいしい。
今日はえびすかぼちゃのジェラートを食べた。素朴な甘さで、ほっとした。

子供が産まれたらあまり出歩けなくなるので、今のうちに近所のいろいろなところへ行っておこうと思う。






2011年4月28日木曜日

発熱するほどの・・・アンコウ鍋

一昨日、名古屋の得仙というアンコウ鍋のお店に連れて行ってもらった。
人数を揃えないと予約ができないそうで、値段も高いし、なかなか行けないお店だそう。欠員が出たからと誘われて、これはラッキーとホクホクついて行った。

夏にアンコウとはこれいかに、と思っていたけど、これが思いがけずプリプリしていてうまい。
しかもダシは伊勢海老と牡蠣。たっぷりのアン肝を溶かしながら具を食べる、これは贅沢だわ・・・

この時期だけだという、アンコウの卵も食べた。写真のお皿右奥にある、ぶにゃぶにゃした怪しいやつ、それが卵。ジュンサイのような粘膜に、細かい卵がびっしり。ねちゃねちゃ噛み締めて、粘膜が破れると、きめ細かい卵が舌に当たる。
人生初の食感だった。



写真が回転したままですが、雑炊もおいしかった。
鍋の最中に入れていたミツバや春菊など、余った具はすべて丁寧に取り去り、ネギだけを載せて食べるというのがまた、良かった。お漬物もしゃっきりしてほんとにおいしかった。



スタミナついたな~、明日は元気もりもりだぜ!
と思いながら実家に帰りつくと、なんとなく悪寒が。
翌朝起きると、なぜか熱が出た。ごめんよ、腹の子よ!

発熱するほど強い食べ物だったのかな・・・いや、なかなか壮絶な食体験でした。


そして昨日は、夫の事故から一周年。
あの日と同じように、昨夜も土砂降りで、いろいろと・・・思いだしてしまった。
ヘタしたら一周忌だったな、だったらこの子もお腹にいなかったんだな、と思う。
本当に不思議な一年間だった。

改めて皆様に感謝であります。