2010年12月9日木曜日
名古屋、中津川、京都、大阪
このあいだの日曜日から実家に帰り、翌日は名古屋に出社したが、この日の朝、長患いしていた中津川の叔父が亡くなったと連絡があった。
叔父さんは17年前、45歳でくも膜下出血で倒れ、入退院を繰り返していたが、晩年はほとんど植物状態だった。叔父さんの末娘は、ものごころがついたころから叔父さんが寝たきりだったために、もの言わぬ弟のように思っていたと言っていた。確かに子どものころの彼女はいつも叔父さんのベッドの脇に居て、叔父さんをなでたりしていたっけと思い出す。
叔父さんは長男だったから、お嫁さんは、そのまま子育てと、私の祖父母の面倒を本家で見つづけてきた。子どもたちも巣立ってしまい、今は夫不在のアウェーな生活。しかも祖母は病気でワガママになってしまったし、祖父はボケかけ。女の人生とは、ああ、とつくづく思う。
ということで、通夜と葬式のために急きょ中津川へ行くことになった。
きょうだいである母は仕事を朝から休んで先に行き、私は父と弟とともに仕事後に追いかけることに。
弟が車を出してくれるというので、思いがけない3人の旅となった。
このメンツで行動するなんて、何年ぶりのことだか、もう思い出せない。なんだか変な気分で車に乗り込む。
途中で小バラがすいたとコンビニに寄り、弟はおにぎり2つ、メンチカツに午後の紅茶。私はゆで卵、おにぎり1つ、伊藤園の缶入り味噌汁。父はゲロ甘の菓子パン2個とジャンボフランクを買って、食べながら移動した。
母方の家の葬儀は神道で行われる。死者に捧げる祝詞、とか神主さんが高らかに読み上げる。お焼香のかわりに、榊を捧げる。このところこちらの家の葬式は出ていなかったので、見るものすべてが新鮮だった。
通夜の後の宴会は賑やかで、親族お疲れ会の趣。久しぶりに顔を合わせた親族と、話題はもっぱら私のダンナの事故のこと。どうだったの、よかったねえ、大変だったねえ。いや、大変だったけど、もう正直、あっという間に嵐が去ったみたいで、よくわからんのよ。云々。
それにしても納棺された叔父さんの顔は強烈だった。喉にずっと管を通していたため、口が閉じられなかったのだという。咆哮しているような顔で、かわいそうだった。
「あんな顔を見られるなら俺は見られたくない」
と父が言ったけど、その通りだと思った。
とにかく、ようやく楽になった叔父さん、ご冥福をお祈りします。
その晩は従妹の家に泊めてもらい、2時頃までビールを飲む。ふだん飲まない弟も飲んだ。
寒いので、こたつの周囲にふとんを出してもらって、父と弟、私の3人で円を描くように並んで寝た。
翌日は葬儀の前に、中津川の駅前にあるショッピングモールへ行き、すがきやでラーメン。
野菜たっぷりラーメンという、見慣れぬメニュー、よせばいいのに大盛りで注文。
タンメンみたいなかんじだった。でもすがきやのスープに野菜はあまり必要ないな。味がボケちゃう。
人の少ないフードコートで喪服の3人が麺をすする姿は、傍目にもずいぶんさみしいものだったろう。
葬儀の後、中津川から直接関西へ向かおうと思っていたのだけど、水曜日に予定されていた大阪の仕事が突然翌日に繰越になったので、また弟の車に乗って、実家に帰った。
晩は葬式でもらった仕出しの残りをつついてビールを飲む。
翌日再び名古屋で仕事をこなして、お昼は名古屋のライター、よっちゃんとイタリアンへ。
これがまた残念だった。前菜も長らくの作り置き、パスタは生クリームであえただけ、メインの海老は350円居酒屋のタパスみたいだった。デザートのパンナコッタもゼラチン多すぎ、ゴム風情。
「名古屋はおいしいとこないよ」
とよっちゃんが大きい声で言うもんだから、シーッとたしなめる。名古屋でグルメ記事書きまくっているあなたが言ったらリアルすぎるでしょう。不遜ながら、東京で仕事をするようになって、私も本当によくわかる、名古屋って鰻くらいしかうまいものない。
ダメだこりゃ、と地元を憂いて、京都へ向かった。
京都では、時間があれば和装小物でも見てまわろうと思っていたのだけど、結局日が暮れてから到着してしまったので、食事に出かけただけになってしまった。
出町柳のもつ鍋屋さんで、にんにくたっぷりの白味噌もつ鍋。だくだく汗かいた。やっぱにんにくだわ♪
そのあと、近所の小さなワインバーに連れていってもらって、ゴルゴンゾーラのチーズケーキやナッツを食べながらワインを飲む。京都って小ぢんまりとしたいいお店が多くてうらやましいなあ、名古屋とはえらい違いだ。東京よりも断然安いし、暮らしにお店がなじんでいるというか。
宿泊させてもらう五条新町の竹内家に帰って、3時すぎまで飲んだりしゃべったり。
翌日が仕事でなければいいのに、と時計をにらみつつ、ついつい楽しいので寝るタイミングを逸してしまう。
は~、人の家ってなんて楽しいんだろう。あ~去りがたし。
そしてようやく本日のこと、
眠気を押して、朝から心斎橋で撮影の立会いをし、昼前に終わったので、なんばまで商店街を一人ぶらぶら歩いてみる。
大阪には去年も来たけれど、ミナミを歩くのは、15年ぶりくらい。ほんとに久々。
それにしても、なんというか、えらいさびれはりましたなあ~。人も活気も少なくて、あ、人がたまっていると思うとアジアからの観光客。大学生のころはあんなに華やかに見えたこの街が・・・そうですか・・・。
気を取り直してリサーチしておいたお好み焼き店、法善寺近くの「美津の」へ。
たまたまカウンターが1席だけぽっかりあいていたので、スッと入れたけど、すぐに長蛇の列が。
なんつーラッキーをかみしめつつ、待ってましたの本場のてっぱん!!
おもむろにグラスビールを注文し、選んだのは冬季限定、牡蠣の山いも焼。
ワーオ!
粉がいっさい入っていないという、とってもやわらかいお好み焼きなのです。
ふわふわして、焼けた部分はもちもちして、ソースも甘すぎず、かすかにゆずの香りがして・・・
う、うまい・・・
あー、誰かと一緒に来ておればなあ・・・粉とそば入りのお好み焼きと焼きそばも注文したのに・・・
一人じゃ1メニューが関の山・・・
すると隣に座っていたおばさん4人組が私の食べているものに目を付けて、同じものを注文。
味わいながら、私に頷きかけてくる。私も無言で頷き返す。
おいしいわね。ハイ、おいしいです。
これぞ、おばはん同士のテレパシー。
今月中、また大阪入りすることになりそうなので、今度こそいろんなてっぱんメニューをくいだおれるぞ、と決意しながら、お店を後にし、新大阪で551の豚まんとシュウマイのセットをぬかりなく買って、新幹線に乗り込む。
しかし関西はおいしい。
わが街ながら、中部はあまりおいしくない。
東京に戻ると、「ただいま!愛するグルメタウンよ」と感慨深かった。
とにかく、数日間でいろんな人に会い、たくさんの話ができた。
壮絶なる2010年をしめくくるにふさわしい、師走のできごと。
2010年12月5日日曜日
2010年11月20日土曜日
あんぱん、うなぎ、たこやき
しかも朝6時開店、先着100名にあんぱんと牛乳を配り、なおかつスクラッチを配布するというではないか。これは5時には並ばねばなるまいと前日から張り切って、当日朝4時起きをダンナに強要した。
しかし昨日パーティーで酒を飲んだ私は、朝になると非常にだるかった。
すでに4時30分になっており、布団の中で、もういいか、という気分に。
「行かなくていいんだね」
というダンナの安心したような声。
・・・これから冬が来る。去年買ったものは色が変わっているし、かならず購入せねばならない。しかもこの時期に510円引きは破格だ。ぶつぶつ考えながら、えいや!と布団をはねのけた。外はまだ、真っ暗。
顔も洗わず厚着をして、クルマに乗りこんでいざ出発。
5時30分に着いたが、もはや長蛇の列。
ちらしをにらみながら待っていると、予告通り、あんぱんと牛乳の支給がなされた。
中身はフジパンのホイップあんぱんだった。
久しぶりに食べた、カロリー395kcalなり。
食べ終わる前に開店してしまい、あわてて店内へ。
押し合いへしあい、目当ての商品をもろもろ買って、スクラッチでメンズの靴下ももらって、家に帰ったら7時だった。
ダンナが「成田山へ行こう」と珍しく提案をしてきたので、9時すぎに再度出発。
千葉歴8年、初めて訪れた成田山は、なかなか風光明媚なところであった。
「ダンナが事故に遭いませんように。遅いか!」
などと自虐ネタを連呼しながら参拝。紅葉もキレイだった。
昼食は門前通りにある鰻屋さん、「川豊本店」で並。
一人ビールを飲んで酔っぱらい、帰りの車の中で爆睡。お昼に一人で飲むと酔うなあ~。
3時頃帰宅し、近所のショッピングモールへ。
ダンナが朝行ったユニクロでパンツを買ったのだけど、すそ上げは近所でやるというので、また違うユニクロを訪れる。
そこで仰天!
な、なんと、この近所のユニクロでも、ヒートテックは990円ではないか!!
と、いうことは・・・全国のユニクロでこのセールをやっていたわけで、6時開店の店だけではなかったというわけか。
つまり私は、あんぱんをもらいに並んだわけか・・・・
スクラッチでもメンズ靴下をもらったわけであり、自分の得になったわけでもないのであり・・・
しかも早朝開店というイベント性がないため、近所のユニクロは客足も落ち着いていて、ゆっくりと選べるのであった。なんだ、なんだ、ここに来たらよかったんじゃん。トッホホー。何を張り切ったんだろう、まったく、恥ずかしい。
憤然としながらユニクロを後にして、図書館で「美しいキモノ」のバックナンバーを読みふける。
図書館を出ると表はもう薄暗かった。
夕食は家でたこ焼き。
トマトとバジルとチーズを入れて焼く。
なんだか長い一日だった。
ふー。
2010年11月17日水曜日
トルコ産まつたけ
トルコ産だという。
380円なら、買ってもいいかな、と思い、購入した。
安いまつたけは、中に虫がわいていることがある。
おそるおそる包丁を入れたが、虫はいなかった。小ぶりだけど、かなりギュッと身のしまったきのこだった。
さっそくまつたけご飯を炊く。
炊き上がって、鍋の蓋を開けると、ぶわーっと・・・香りは、まあ、期待したより薄めだけど、まつたけだな~って感動はある。
しかしトルコとは驚いた。
トルコ人はまつたけを食べるのかな?
最近出回っているものはカナダ産が多いけど、カナダ人はまつたけ嫌いだって聞いた。
それにしても私は炊き込みご飯は炊き上がりが命だと思っている。
炊けて、蒸らして、蓋を開けてかきまぜたとたんに食べないとダメ、ちょっとでも時間がたつと、米がへたってくる。なんだろう、米が具で傷つくのか、塩けをつけて炊くから割れるのかわからないけど、すぐに米の表面がぐずぐずしてくる。だから今夜も炊き上がったらとたんに食べた。
しかしダンナは腹が減らないという理由で、明日食べるという。
今食べたほうがいいと何度もすすめたけれど、
「あんたはプレッシャーをかけてくる」
などと言って反抗し、結局食べなかった。
フン。勝手に明日、へたった米、香りも薄まった、魅力半減のまつたけごはんを食べるがいいさ。
もう秋も終わるぞ、もう炊かないぞ、いい気味だ!
2010年11月14日日曜日
防災訓練、後、コストコ
今日は防災訓練に出るというので、私も様子見がてら参加してみた。
自治会の平屋建ての会館はなかなか広くてご立派。わらわらと地域のおじさんおばさんが集まっていた。ところが肝心の消防車の姿がない。
「災害があって全員出払ったから、今日は訓練なしになりました。炊きだしのおにぎりだけ持っていってください」
自治会長のおばさん(ダンナが通っている料理教室の先生)がアナウンスする。みんなガッカリしたような、まあいいか、みたいな顔になって、おにぎりを待っている間に、消防車到着。
「江戸川で水難事故があったんですけど、江戸川区の管轄になったからこっちに来れました」
と消防署員。
地域の防災地図を見ると、川の真ん中で管轄がパッキリ割れていた。つまり、江戸川区寄りに流されたんだな、誰か・・・。大丈夫だったんだろうか。
気を取り直して防災訓練スタート。
「クンレンダー」という名前が入った練習用の消火器(水が入っている)が5本並べて置かれ、私も5人で横並びにスタンバイ。
「さっ、火事だー!と言いながらやってください」
と言われるので、恥ずかしがりながら
「火事だ~」
と言いながら消火器まで小走りで近寄り、消火器を手にした。
すぐ先にロープが置かれ、おそらくそれが火元という設定なんだけど、誰もそこへ放水しない。なぜか上の方に向って、やたらと水を飛ばす。ほかの消防署員が
「道路まで水が出ちゃうから、下に向けてやってください」
と言うのに、私の後にやった人たちはすべて上に向って放水。話聞いてないなー、みんな。平均年齢、おそらくオーバー50。
自治会館に入り、三角巾の縛り方やAEDの使い方を教えてもらう。
慣れているのだろう、消防署員もいちいち小ネタをさしはさんで笑わせてくる。
どんな緩いネタでもおばさんたちは大爆笑。きみまろが流行るワケだわ。。
ひととおり訓練が終わった後、婦人会のレディースがお作りになった塩むすびと豚汁を、地域の皆さんと車座になっていただく。あー、地震が来たら、こんな感じなのかなあと思う。
なかなか楽しいひとときであった。
午後はコストコへ買出し。
酒を断っているダンナお気に入りのオールフリーというビール風飲料を箱買いするため。
サーロインステーキ肉1キロ、豚肉生姜焼き用2キロ、鶏の胸肉1キロも買おうと手に持っていたら、カートを押すダンナを見失う。しばらく5キロもの肉を持ってウロウロ。腕が痛くなった。
ほか、キャンベルのコーンスープ缶、生ガキ、歯ブラシ、紅茶、チューブ入り明太子などを買って、15000円。
我々の前にレジを通過した家族は、46000円分買っていた。コストコって、つい散財しちゃうなー、安いのか安くないのか、よくわからない。
肉はほぼすべて冷凍し、晩御飯には牡蠣フライをじゃんじゃん揚げた。
タルタルソースは、ピクルスがなかったので、野沢菜の漬けものを刻んで作ったけど、けっこうおいしかった。
2010年11月5日金曜日
鰹のわら焼き
今日はカメラマンのhanaさんと東銀座の一ニ岐でランチ。
ごま豆腐の揚げだし、野菜のたきあわせ美味。
そして鰹のわら焼きはお店でホントにわら焼きをしていた。
できたのがこれ。
皮のところが香ばしくてカリッとしてて、いやー美味美味。
ごはんも土鍋でたいたもの。秋はいいなあ。
夜はコットンクラブへパットマルティーノのオルガントリオを観に行って、インカの目覚めニョッキとキノコ、カルパッチョ、もち豚のグリルポレンタ添え、おいしかった。
今は録画しておいたフィギュアのGPシリーズ中国大会を見てるけど、なんかリンクがしょぼいし狭く見えるのは、白人選手がデカいからかな? ボロい漁船が出てきそうなリンクだわ。プンプン
しかし今年はもう来ることはないだろうと思っていた愛するおプル様が12月27日に長野に出稼ぎに来るらしく・・・シメに行っておくかどうか悩み中・・・北方領土問題もあったし、ちょっとフィーバーも収束してきちゃったかな・・・
それはそうと明日はナゴヤドームに戻って仕切り直しの日本シリーズなのだったっ。
明日は頼むよヒロミツ~ってカナで書いたら夜明けの刑事になっちゃうな。
それにしても楽しいスポーツの秋!
じゃないか、スポーツ観戦の秋!
2010年11月3日水曜日
2010年10月14日木曜日
ランチ2発
久しぶりに、ランチ2連発をやった。
会社の近所の、地下にあるイタリアンは、ランチ30食限定で、だいたい思いついて行ってみると、だいたい終了していた。よっぽどうまいんだろう、こんどこそ行ってみるべと誓うのだけど、つい忘れてしまう、そんな店、ありませんか?
その店に、今日ようやく入ったのだけど、いやー、久しぶりにブチギレるくらいまずかった。
前菜、サラダ、パスタ、デザート、飲み物までついて1000円、たしかに銀座ではあっと驚くリーズナブルさなんだけど、まずいんなら意味ないわ・・・
前菜はすべて塩辛く、サラダは水きってないのかビシャビシャ。
私が頼んだジェノベーゼは、なぜか生クリームがドボドボのスープパスタ。
ケーコさんが頼んだペンネのパートブリック包みという料理にいたっては、味なし、香りなし、意味不明。
新婚奥さんのぼやけた料理に金を払っているような感じで、これはダメだと、パスタを数口食べたところで店を出た。
残ってデザートまで食べた同僚に聞いたところ、業務用アイスがまずかったとさ・・・
いやらしいので店の名前は伏せますが・・・ホントに、よくこれで銀座で店やってんな~。逆に感心。
プリプリしながら、まっすぐ向かったのは、最近よく行く中華料理店「王朝」。
芝海老の炒め物(※写真)ランチを頼んで、ようやくひと安心。
こういうとき、つい、また行ったことない店へ、と冒険しがちだけど、失敗は絶対に続くもの。
ここなら大丈夫という押さえの店へ行っておくのが正解であります。
それにしても、これって飽食だよなー、反省反省。
でも、まずかった恨みはどうしてもその日中に晴らしたいのだから仕方ない。
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夜は根岸で正蔵師匠のネタおろしを見学。楽しかった~。以前インタビューしたことをお話しすると、おぼえていてくれた。
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本八幡に戻って、焼きとりを数本と、ルッコラのサラダを少々。生ビール、赤ワイン各1杯。
お腹がいっぱいの一日。。明日からは自重します・・・
2010年10月8日金曜日
ウイスキー
けっこう、好評みたい。
このなかの、ウイスキー好きな女性3人へのインタビューや、お店記事などなど、いろいろ書いておりますので、ぜひお手にとってご覧いただけますよう!!
やー、ウイスキーって素晴らしい。
ここ連日、お酒関連の外国人セレブリティにインタビューする機会がつづいて、いろいろ話を聞いているんだけど(通訳あり。トホ)、のぼりつめる人とは、やはり、ひとつ筋があるなあと実感する。そして、みんな、いいオーラをまとっている。そういう人たちに接して、徳を積んだような気がして、嬉しい今日このごろ。
せめてもっと英語が自在に話せたら、また違う展開があるかもしれないんだけどなあ!
2010年9月26日日曜日
お好みやーきー
オーストラリアはおしゃれな洋服あまり売っていないということで、彼女は銀座三越で爆発的に買い物をしていた。ビビアンタムのワンピースは素敵だった。
友達やダンナも一緒に、みんなで築地で寿司。
ISZK家の娘、エミカちゃんはとってもかわいかった。やっぱり娘はいいなあ・・・
小さい子にはまだ生ものはダメということで、持参のにこごりを嬉しそうに食べていた。
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そして今夜は買い物に出かけるのが面倒で、かといって何も材料もなく、そんなときは、やっぱりお好み焼きだよね、ということで、豚ヒレ肉をたっぷりと投入した、ある意味贅沢なお好み焼きをつくる。
バラ肉の冷凍がなく、やむなく、ヒレ肉を入れたが、これが意外とよかった。
私はお好み焼きがとても好きです。
毎日でもいいくらい、好きです。
学生時代住んでいた京都の伏見というところに、ものすごく大きなお好み焼きを出す店があった。
それが広島焼きだったか、関西焼きだったかすら思い出せないところで、ああ、年取ったなあ、と実感。
あんなによく行ったのに、味はまったく覚えてないんだなーこれが。
そろそろ関西へ食い倒れに行かねば。
2010年9月18日土曜日
2010年9月15日水曜日
山中湖
いまさらだけど、土日高速料金1000円は素晴らしい。車が変わって、燃費もよくなったので、クルマでの旅がますますお得になった。
日曜日には、待ちに待ったおプル様のスケートを見に鯖江まで日帰りで行った。
越前海岸まで出て、イカやノドグロなどを食べた。
おプル様はそりゃもう素晴らしく、神の域でした。
バイオリニストのマートン&ロシアのポップスター・ディマとおプル様が日本で初共演。トスカとビリーブをやったんだよ~~!
いやーこんなものが自分の目の黒いうちに日本で見られるとは・・・って誰も知らんか。
月曜日からは、山中湖に来ている。
溜めに溜めた原稿仕事をいっきに吐き出すべく、もう、これがほんとの背水の陣。
しかし山のネイチャパワーはすごい。
家や会社だったら、これ、たぶんまだ終わってなかったと思う。
神がかり的に仕事が進んで、今日は温泉へ行く余裕すらあった。
山のおかげかなー、むしろプル様のおかげかなーって、どっちでもいいか。
さきほど入稿が済んで、すっきり気分で晩御飯。
タイムシェア別荘のレストランで、おいしいイタリアンを食べた。
前菜の盛り合わせ、エビのクリームパスタ、豚肉ときのこ、チョコレートケーキ。
部屋に戻って、ナツメロを聴きながらマッカランニング(マッカランを飲むの意)。
山中湖はすっかり秋で、寒いくらいであります。
2010年8月31日火曜日
グレンモーレンジイ オレンジミスト
とってもすてきな50歳だった。
彼はグレンモーレンジイだけでなく、アードベグのクリエイターでもある。
モオーレンジイにひっかけて、オレンジの風味をつけたハイボール「オレンジミスト」を提案していた。
これはなかなか飲みやすくっておいしかった。
けど、シングルモルトにしてはマイルドで飲みやすいお酒なので、割らずともおいしくいける。
特にネクタードールという、バーボン樽の後、ソーテルヌワインの樽で熟成させたタイプがよかった。
最初はあまり開かないのだが、加水してしばらくほっておいて、ふと鼻を近づけたら、華やかな香りがぶわあああーっと広がった。ワイン好きには、とてもとっつきやすいウイスキー。うわあーっ帰ったら楽点で買おう、と思った。
それにしても、やっぱし英語がぺらぺらって素敵なことだなあ。
私はもっと自分がしゃべれたら、もっともっと彼に聞きたいことがあったし、話したいことがあった。
このトシからはじめても多少しゃべるようになるかしらん。
2010年8月29日日曜日
2010年8月27日金曜日
8年ぶりのラーメン
はじめはコンビニで何か買って戻るつもりだったのだけど、何となく気がむいて、WINGSに集うおじさんたち御用達の「共楽」に入る。11時台だったのですいていた。
奥のテーブル席で、ひとりでラーメンを待ちながら、
「そういえば、この店来るの8年ぶりかもしれん」
と思った。
銀座の事務所に勤めるようになってもうすぐ9年になる。
はじめは一人ぼっちだったので、よくこのラーメン屋に来たもんだった。
そのうち、人が増えたので、事務所で弁当を食べるようになって、しばらく足を向けていなかった。
8年ぶりに食べた共楽のラーメンの味は、「あれ、こんな味だっけ?」というかんじ。
途中で「ああ、そうだ、こうやって食べていたんだ」と思いだして、酢を大量に入れた。
ほとんど原形をとどめないほどの味にして、それを気に入っていたのだったっけ。
そろそろ秋だなー。
2010年8月26日木曜日
こんなの聴いちゃいまして(GOODTIMES)
さいきんKP2日記が「食べたり飲んだり」なのでこちらも聴いているものを。
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*
クルマが新しくなったので(156→500C♪)、よく乗っているんだけど、クルマって音楽に浸れる空間だなあとつくづく思う。
繰り返し聴いているのはRIPSLYMEが最近出したGOODTIMS。シングル集めたベスト盤で、この10年の総決算。
あー、これがはやってた頃、ああだったなあ、こうだったなあ、と、いろいろと思いだすのであります。
*
そういえばPESのお母さんに偶然お会いして、ファンだと言ったらサイン入りCDをもらってきてくれたことがあったっけ。いい人だったなあ。
*
*
改めてじっくり聴いてみると、彼らの才能の豊かさに驚かされる。
ゆるいのに、実は手を抜いてないという感じ。独特だなあ。カッコイイわあ。
*
*
ONEの歌詞は、やっぱり素晴らしい。
「世界に一つだけの花」より、こっちのほうがよっぽどささります。
2010年8月22日日曜日
2010年8月15日日曜日
2010年8月12日木曜日
羊のムサカとマリさん
久しぶりにお会いしたけど、まっっったく変わっていなかった。
若い!!!
なんだか嬉しくなってしまった。
お連れしたのはローゼンタール。
青木村のチーズと自家製ジャムのタルティーヌと、塩豚とゴーヤのいためもの、羊のムサカを食べる。
羊のムサカは、独特の香りが塩梅良くて、おいしかった。
作家であるマリさんの昼夜逆転生活は、想像を遥かに超えた新世界。
ほかにもいろんなお話が聞けて、途中からはインタビューしている気分に。
とてもごきげんな夜だった。
家に帰ると風呂がわかしてあった。
夫が帰ってきて、主夫生活をしているが、私は毎晩用事があって、ほとんど彼は先に寝ている。
今日も明日も遅いんだよねー、しょ〜がないんだけど・・・
彼が職場に復帰したら、こちらが主婦になろうかと考えたりする今日このごろ。
2010年8月6日金曜日
ヴィノリオの牛ランプ肉
昨夜は仕事の打ち合わせをかねて、銀座のイタリアン、ヴィノリオで会食。
久しぶりに訪れたんだけど、とーーってもおいしかった!!
特にセコンドの牛ランプ肉のステーキ。
脂はほとんどなく、やわらかい赤身。
中はまんべんなくピンク色、しかし温かい。
岩塩とこしょうでシンプルに、サンジョベーゼと共にいただきました。
気分はすっかりトスカーナ♪
いや、やっぱうまいわ、この店。下手なリストランテへ行くよりもよっぽど満足することうけあい。
値段もソコソコ、リーズナブル。
また行きます!!
これから車で名古屋へ。
途中で何を食べようかな~~
2010年8月4日水曜日
アーティチョークうまい
アーティチョークをしっかり味わったのは初めて。
見た目がゴツいので、なんとなく避けていたのだけど、ハマりました、これ。
この額のような部分をはがして、付け根のところを歯でこそいで食べていくのだけど、
なんとも土のような豊かな香りがして、ウマーイ。
ちょっと塩をつけたり、フランスではビネガーで食べるらしいけど、
こうやってむいてがつんと出して、冷たい白ワインでも飲んだら、それはそれは。
実際撮影したレシピは中にハムや野菜などが詰まっていて、ゴージャスな前菜でありました。
2010年7月31日土曜日
ちらしとプルシェンコ
ピラティスにも行き、がんばったご褒美にと、一人で寿司屋。
会社の近所の安うま寿司まる伊でづけ穴ちらしを注文。
この「づけ穴ちらし」、会社の仲間うちでも人気のメニュー。表面にはまぐろのづけと穴子しかのってないように見えながら、酢飯のなかに細かな具がワンサカ入っていて、1200円と、とってもお得。
は~、小さな贅沢。
とほくそ笑みつつカウンターで丼をかっ食らっているとき、斜め向かいに何かオーラを感じてふと見上げると・・・
壁になぜかプルシェンコのサインが!!!
よく見たら、2010年7月15日って書いてある・・・なんというニアミス・・・こんなご近所におプル様が来ていたとはっっ!!
しかしこの調子でいくと、いつかどこかで会える気がしてきたわ・・・
ロシア語の勉強でもはじめようかな・・・
ま、しないな・・・
2010年7月27日火曜日
鰻とプルシェンコ
*
なかでも評判の「桜家」へ行ってみた。
ちなみに、朝10時に市川を出発して、鰻屋に着いたのは14時30分。渋滞で・・・。
会場の外で売っていたサイン入りDVD、つい購入。
サインなしは1枚5000円。
サインありは1枚6000円。
サインあり2枚8000円。
やくざでっせ・・・。
しかし欲しがっている人をきょろきょろ探して、一緒に4000円ずつ出しあって、ゲット。
さっそく見たら、
これ、ミラノで、バイオリニストと一緒にやってるショーなんだけど、
バイオリニストはあまり動かないから、定点カメラでじっくり撮ってあるわけですよ。
そこにおプル様がすいすい通りかかるんだけど・・・
おプル様を追ってくれよ、カメラ!!!!
って感じで、すぐフレームアウトするんだなあこれが・・・
まあ、おプル様の動きが激しすぎるというのもあるのだけど・・・
まあ、いい記念になったということで・・・
ハハハ・・・
2010年7月17日土曜日
梅雨明けに寄席
しかし我が家からの景観は電線が多すぎて、やだな。
2010年7月14日水曜日
Chin's Bar
BarはBarでも、一昨年、大人の結婚式をされた、私の兄&姉のようなご夫妻宅のこと。
とっても素敵な暮らしをされている。
私が来たらあけようと話していてくれたという、スパークリングワイン。嬉しい。
ハッピーっていい響きだなあ。
味も、さっぱりスッキリで、とっても良かった。
スパークリングの後に、アルザスのピノグリをあけてくれたのだけど、これが天ぷらとよく合うこと。
Chin's Barの天ぷらはちょっとすごい。カリッとサクッと揚がっていて、すばらしい。
このあいだ実家の母がべちゃべちゃの天ぷらを揚げていたので、落差が激しく、感動が大きい。
※母の名誉のために言うと、私が夕食に到着するのが、遅れたせいでもあり。
2010年7月11日日曜日
参院選
2010年7月7日水曜日
夫とひつまぶし
「勝手に鰻を食べることになっているみたいだけど、誰が決めたんだ」
「鰻は食べると、決まってるから、口出ししないでほしい」
「鰻はまだ!?いつくるの!?」
上記すべて、夫が前後不覚だったときに叫んだ言葉。
なぜそんなに鰻に執着したのか、よくわからないが、やっぱり脳をケガするとは恐ろしい。
しかし食べるか食べないか2択って当たり前だし・・・。
先日、約1か月ぶりに夫に会った。
退院直後とは別人のように、汚れや毒が抜けたような、白っぽい顔をしていた。
ちょっと足や首は痛そうだったけど、ずいぶん、よくいえば、事故以前に戻ったように思った。
何はともあれ、生きているということに、やはり感謝をすべきなのでしょう。
パッパラパーだったときに受けた言動による、恐怖感はまだ拭えないものの、夫婦である以上、私もひとつの責任を負うべきなのだろうと思うようになっている。
一緒に外食をするのはどれくらいぶりだろう。
久しぶりの、ひつまぶしだった。
鰻にはじまり、鰻に終わる。
この事故一連を、2010鰻事変と呼ぼう・・・。
ともあれ、本当にお騒がせしました。
相談にのってくださったみなさん、応援してくださったみなさん、ありがとうございました。
夫は8月のリハビリ病院による最終判定を経て、秋前には社会復帰予定です。
2010年6月28日月曜日
2010年6月27日日曜日
悩みなき女の二人旅
「まるなか」で豪華な魚の定食とビール。
真鶴は曇ときどき雨。
刺身の切り方が大胆で、食べ応え満点。
やっぱ魚はいいなー。
*
*
すっかりできあがった後、陰陽師様のいる神社へ。
*
占いをしてもらい、いろいろお話をした。
千春どんは赤やピンクの服を着れば、半年後に彼氏ができるらしい。
私は人気運があるとのことで、仕事やお金は心配しなくていいらしい。
夫はもともと自分自身が一番好きな人だから、見返りを期待するだけ無駄だそう。なるほど。
男女はお互いに知らない部分があるほうがうまくいくんだって。そうでしょうよ、そうでしょうよ。
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御祈祷までしてもらって、気付けば7時すぎ。
帰りはまたビールを飲みながら、こだまで東京へ帰った。
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陰陽師様は「どうぞ質問してください、悩みや聞きたいことがあれば」と何度も言ってくれるのだけど、私たちは途中で質問がなくなってしまって、困った。うーん、ほかに特に困ってることないしな~。「自分ってあまり悩みないかもしれない」と思えてくるから、これが不思議。
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何だろう、困っていることや、悩んでいること、こうしたい、ああしたいということを列挙し尽くせば、悩みって意外と解決するのかもしれない。
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いろんな意味で元気になって、東京駅でワインをがぶ飲みして、千春どんと別れた。
楽しい休日でした。
2010年6月20日日曜日
オーストラリアいいところ
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2010年6月11日金曜日
37歳、自分探しっていうか
2010年5月31日月曜日
How to catch cold
ちょっとしたことでも病気を拾いやすくなっているので、気をつけねば。
扁桃炎になりそうで、やばい。
それで、仕事から帰って、あわててスープを作った。
まいたけと、豚肉と、ほうれんそうと、豆腐の入った、しょうがとオレガノ風味のスープ。まいたけを後から入れたら色が黒ずんでひどい見た目だけど、けっこうおいしいのです。
こみあげる悪寒と戦いつつ、スープを作りながら、この気分はまさに矢野顕子の「かぜのひきかた」ではないかと、久しぶりに「welcome back」というCDをひっぱり出してくる。
懐かしい。チャーリーヘイデンやパットメセニーと一緒にやっている、名盤。
見たら、1989年発表のアルバムだった。なんと21年前のCDなのかと、ちょっとびっくり。計算してみたら、アッコちゃん34歳の頃の作品。
エエッ、いまの自分よりも年下!? 何この大人っぽい感じ。子どもがいるからかしら。などと思う。
このアルバムを買って、毎朝目覚めに聴いていたのは、私が高校生の頃だけど、その頃は、この歌詞の世界がよくわからなかった。
今はとてもよくわかる。わかりすぎる。
やっぱ矢野顕子はスゴイ、昔っから。今なんて、昔よりだんぜんキレイになってるし、さらにスゴイ。彼女も相当修羅場をくぐったクチだと思うけど、いやー、強い女性だなあ。
明日は大事な仕事があるから、早く寝ることにしよう。
2010年5月30日日曜日
グッバイマイダーリン
まるまる一か月、聖路加にはお世話になった。
まだちょっと後処理があるのだけど、もう、お世話にはなりたくない。
退院直後、毎日の病院食に嫌気がさしていた夫を、会社の近くの函館ラーメン屋に連れていき、店の前で別れた。
体重は60キロを切り、痩せこけて頬骨が突き出て、松葉杖をついている夫は、別人のように小さく見えた。
実際、別人なのかもしれないし、私がこれまで認識していた人間事態を私が創り上げていた可能性もあり・・・、もう、なんだか、よくわからない。
夫はしばらく実家からリハビリセンターと脳外科に通院することになったので、いよいよ本格的な別居生活が始まった。
これを機に、すべてを見直そうと思う。家族の関係、友人、仕事、家や持ち物、そして自分自身をメンテナンスする時間だと思うことにする。
4LDKのゼータクな一人暮らしを満喫し、新しい何か見つけることにしよう。
ダラダラ生きるのはやめるんだ!!
夫を捨てるようにラーメン屋で置き去りにし、その後、椎名林檎を爆音で聴きながら、車で首都高速を走らせているとき、不思議と、何か力が漲るのを感じた。東京っておもしろい街だ。実家で泣き暮らしていてはいけない、やっぱり、大人なんだから、一人で立って生きねばと思った。
と、いうことで、長らくご心配をおかけいたしましたが、次回から通常のお食事日記に戻ります。
元気に生きてまいります!!
2010年5月13日木曜日
2010年5月10日月曜日
母の日
朝はいつものにんじんジュースを飲み、昼は銀座で何かおいしいものをごちそうしようと思っていたけど、出かける時間が遅くなってしまったので、近所のまあまあな寿司屋へ行った。
まあまあな寿司屋では、セットになった寿司しか食べたことがなかったけど、おまかせで頼んでみたら、けっこうおいしかったし、値段も安くてよかった。
その後、病院へ行き、銀座まで歩いて、母とぶらぶら買い物をした。
東京駅まで送って、家に帰り、アスパラにマヨネーズをかけたのと、チーズ鱈でビールのロング缶を2本のみ、友達とスカイプをして寝た。
あまり食べてないんだけど、あまり体重に変化はない。
体脂肪は少しも落ちない。トホ。そろそろ運動を再開しようと思う。
夫は高次脳機能障害というやつらしい。
いろんなかたちで症状がでるもので、人によってまちまち。彼は計算能力など生活に支障をきたす症状は出なかったけど、局所的に感情を失ってしまった。
さらに、今、心の中から、私と、そして家族の存在を消そうとしている。特に私は彼にとって、罪悪感の塊、なのらしい。
医師は「怪我のレベルとしては非常に低いので、治ると信じて待ちましょう」と言う。
治ったら、また以前のようにコミュニケーションがとれるんだ、それから話をしよう、と考えようとするのだけど、目の前の夫の変貌ぶりに、うまく対処することができない。
義母からは、私と夫が贈った花が届いたと連絡があった。
事故前に手配したもの。義母は悲しい母の日になったと泣いた。
いろんなことを考えると、どうしても自分を責めてしまう。
何を見ても、楽しかった夫との生活を思い出して、すぐに失望するという行為を繰り返してしまう。
音楽も、テレビも、何も受け付けられない。
これからの人生を最悪のパターンでしか考えることができない。
胃腸もびっくりしているのか、毎日下痢が続く。舌のど真ん中に穴があきそうな口内炎ができていて、痛い。
涙って枯れないんだな、と思う。
乗り越えた先に、希望があると信じたい。
これは、私にとって、どんな意味のある出来事なのか、一年後には、笑って顧みることができたらいいと思う。
へんな宗教に誘われても、一発で入ってしまいそうな今日このごろ。
何とか気持ちをニュートラルにしたい。
2010年5月6日木曜日
2010年5月5日水曜日
築地なGW
けっこう、いいところなんだなあ、と改めて思う。風俗、パチンコ、ラブホ、キャバクラ、などがないし、ゴミもあまり落ちてないし、公園もきれい。
車を処分して、部屋も小さいのにして、この辺りに住んでもいいなあ、なんて思ってしまいました。
でも、市場がなくなったら、魅力半減だと気づき、やっぱやめようと思ったり。
GW中で、休業中なところも多いのですが、病院の周囲にも気になる店がいっぱい。
昨日は路地裏で見つけたフレンチレストランのランチへ両親と行こうと思ったら、満席。うー、今度絶対行く。
ということで、基本にたちかえり、食事日記(私の)を再開。
朝はにんじんりんごジュース。
昼はフレンチレストランに振られてデニーズでたけのこと海老のドリアと野菜スープ。
夜は夫が食べなかった病院食。おかゆ、豆腐のかにあんかけ、菜の花のおひたし。これら、味はまあまあ。義母がつくってきてくれたたけのこのしぐれ煮も食べる。うまい。
病院食はシダックスです。
しかし、芸能人御用達・築地のセレブ病院は、高級食も用意されています。献立表があるんですが、ふつうの食事と全然違う。もちろん、夫はフツーの食事です。
夫はというと、昨日は元気がなく、しきりに頭痛を訴えてました。
昼は私が買っていったパック寿司(包丁で細かく切ってあげた)を食べたけど、夜は魚肉ソーセージを少々とヨーグルトを口にして、早々と寝てしまいました。
日に日に良くなるというよりは、3歩進んで2歩下がるというかんじ。
体が辛いからでしょうが、両親や私にイライラをぶつけてきます。
「来たってなにもすることがないんだから来なくていい」
と言ったので、
「そんなこと言うならもう来ないよ」
と言うと、
「そんないじわるを言われる筋合いはない」とムッツリ。
その後、しばらくして、明日は何時に来るねと言うと、
「もう来ないんでしょ」(と目を閉じる)
・・・子どもです。
しかし、しゃべれるのは、いいことなので、こちらも腹をたてたりしないようにしています。
なぜ自分が入院をしていなければならないのか、自由に立って歩いてはいけないのか。
事故の記憶がないし、病状についての自覚がないため、どんどん不満が募っている様子。
すぐにでも家に帰って、風呂に入るくらいのつもりでいるんだから、困ったもんです。
気長に回復を待つしかないのかな。
と言いながら、毎日の病院通いに少々疲れてきました。
お風呂にゆっくり入ったり、マッサージをしたりして、自分を癒すように心がけています。
2010年5月2日日曜日
食事が始まりました!
励ましの言葉を、いろいろと、ありがとうございます。
引き続き、夫の容態をお知らせします。
だいぶしゃべれるようになってきました。嬉しい。
昨日から、食事が始まりました!!
大好きだったトマトジュース、ヨーグルトなどを摂取。一応病院食も出してもらったのですが、「歯が痛い」と言って、食べるのは、難しそうでした。
「パラリと炒めたチャーハンが食べたい」と言うので、笑ってしまいました。まだムリやろ!
先生からの話があったのですが、歯は大丈夫だけど、歯を支えている骨が奥の方で折れているそう。
頭がい骨がところどころ骨折しているので、顔中が痛いみたいです。この骨折は自然治癒するらしい。
運動機能に障害が残る可能性は低そうです、ちょっと安心。
しかし数か月後などに、何らかの後遺症が出る場合もあるということ、ちょっと不安。
後遺症の可能性については、いくつか指摘されましたが、これは出ないことを祈るのみです。
とりあえず、頭を徐々に起き上がらせて、ふらつかずに歩くことができるようになれば、メドが立つようです。それを待つしかないような状況です。
トイレに行けないことがストレスなよう。
いろんなことがわかるようになってきて、痛みの認識と、けがのショック、介護されるということに対する羞恥心が生まれてきて、今が、心身ともに一番本人はキツイんじゃないでしょうか。
それでも、これは治るプロセスなのだからと言い聞かせています。
痛い、痛いとしきりに訴えるので、
「何かしてほしいことは?」というと、
「あんたに優しくしてほしい」と答えたので、これには泣けました(笑)
ふだん鬼嫁だから、こんなときくらいは、優しくしたるわ、特別やぞ!!と言ってやりました。
昨夜は熱が上がったので、またちょっと混乱したみたいです。
「家はどこにあるんだっけ」
「あんたは今から実家へ行くの?」
「今日は何時に家に帰れる?」
そんなことを言って、ドキドキさせてきやがります。
でも、人が誰だかわからないとか、過去の記憶がないとか、そういうことは今のところないので、大丈夫だと信じています。
いよいよ本格的なゴールデンウィーク。
自分は特に何も予定がなくてよかった。この稀有な状況を、楽しみながら、がんばろうと思います。
2010年4月30日金曜日
夫の容態について
いろいろと、お問い合わせをいただくのですが、なかなか個別に返す時間がないため、このブログで、随時、状況をお知らせしようと思いました。ご心配をおかけしますが、私自身、想像以上に煩雑な手続きに時間をとられ、思うようにご連絡ができないので、どうかご理解いただけますよう、お願いします。
車にはねられ、頭部を強打し、骨折と脳挫傷、くも膜下出血などを併発しておりますが、現在、比較的安定しています。命にかかわる危険は脱しました。
本日ICUから別室に移り、少しずつですが、意識レベルは上がっています。
現在は、当人が痛みを認識しはじめ、とても辛そうです。
お見舞い等、お気遣い感謝いたしますが、まだ、なかなか、元気な顔でおむかえできる状況ではないので、どうぞ、ご理解お願いします。
GWがあけて、しばらく様子を見て、またご報告したいと思います。
嫁の私ですが、元気で病院通いをしています。
病院は築地なので、そろそろ築地グルメ探索をはじめようかと思っているところ。いやー、タフな女ですいません。
しかし、人生って何が起こるかわからないなとつくづく思います。
大事なものほど脆いような気がします、大事にしすぎたかしら。
生きてるだけで丸儲けという言葉が、こんなに輝いて見えるとは。
夫が回復するのと同時に、私もステップアップして、さらなる最強夫婦を目指しますので、みなさん、今後ともよろしくお願いします!
今の気分:愛こそすべて ウフフ
2010年4月25日日曜日
酔いどれランチ
どうしても飲みたいわれわれは、昼からガッツリ飲むのが習慣。
今日の我が家のランチ↓
しいたけのチーズ焼き:しいたけに黒い岩塩とオリーブオイル、チーズを詰めて魚焼きグリルで焼くだけ。
ホタテとたけのこのカルパッチョ:ミツバを散らして和風のカルパッチョに。自家製マヨネーズソース。
スパゲッティカルボナーラ:生クリームを使わないあっさりタイプ。いただきもののヨード卵光でつくった、贅沢パスタ。
たけのこの牛肉巻き焼き:たけのこに木の芽を何枚かはりつけ、しゃぶしゃぶ用牛肉でまく。塩コショウをして、小麦粉をはたいて、焼く。バルサミコソースと塩で食べる。つけあわせはクレソンを茹でてマスタードで和えたもの。
これで見た目はがっつり、食べるとさっぱりのメインが完成!
白ワイン1本、赤ワイン1.5本を2人で飲み、デザートは市販の杏仁豆腐。
ダンナは酔っぱらいながらベースを背負って出かけていった。私はソファでダウン。さきほど起きて、洗いもの・・・。
これでいつも日曜の夜は軽く二日酔い状態。
月曜の朝はスッキリしてるので、まあ、夜やるよりはいいのかも。
しかし、よく飲むなあ、われながら・・・
2010年4月23日金曜日
ワダに夢中ダワ
「アメリカは歌う。」(作品社)
カントリーの歌詞に秘められたアメリカの謎を解き明かした、新しいアメリカ史。だそうです。
これから読みます!
カントリー大好きな大宅映子さんとの対談と、バンドのライブ、東さんの解説&歌という3部構成で、とても見ごたえがあった。
大宅さんも一曲歌ってくれた。
実はカントリーというものをじっくり聞いたことがなかったので、かなり新鮮。
「トムとジェリー」に、トムの叔父さんというカントリー歌手が出てくる話があるのだけど、そんなイメージしかなかったので。
目の前で演奏を見たが、素人の私が言うのもあれですが、相当、高度なテクニックが要るんじゃないかな。
曲調は明るいが、歌詞の内容は未練あり、殺人ありということで、カントリーって面白いんだなー。
夜は八重洲の南インド料理、ダバインディアへ。
最近インド料理にはまりまくっている。
なかでもこの店は今のところ、ナンバーワンにうまい!!!!!!
特にこのワダ。
豆をつぶして揚げたもので、ふわっとして、もちっとして、香ばしくて、さいっこー!!
銀座、ダルマサーガラのワダも、素朴なかんじでいい。
ダバインディアのワダはクリスピークリームドーナツ系。薄くてふんわり軽い。
ダルマサーガラのワダは、はらドーナツ系。厚くてムチムチ。てなとこでしょうか。
神谷町のニルヴァナムのワダも相当うまいらしい。近日中に攻めるとしよう。
しかし、こうまでインド料理にはまるとは、我ながら、驚き。しかしこれは、間違いなく、スパイス中毒に陥っているのだと思う。
*
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ところで、最近、気になっていること。
それは、女性の、フットカバーについて。
サンダル用の薄い靴下っていうんでしょうか。
どうもストッキングが流行らない昨今、自分も、やむにやまれず、履くことがあるんだけど、あれが、靴の縁からはみ出て見える感じが、どうしても、恥ずかしいと思うのは、私だけだろうか。
なんというか、昔、小中学生のころ、体操服はブルマーだったんだけど、その、ブルマーから、パンツがはみでている、いわゆる、「ハミパン」というやつですね、あれを思い出してしまう。
地下鉄の、向かいに座っている、あの子も、この子もハミパン。レースのやつなんて、特に下着っぽくて、つい、ああ、と目をそむけてしまう。
とはいえ、素足で靴を履くと、靴が傷むのが早いし、足も痛い。
この生足流行、はやく終わらないかなあ。
切に祈っております。
2010年4月17日土曜日
肉汁が滝のように!ハンバーグ
1)ホワイトアスパラとポーチドエッグのせ
ホワイトアスパラは、けっこうしっかりと皮をむかないとスジスジする。
むいた皮は捨てずに、レモン汁と一緒に湯に入れて、アスパラをゆでると香りがいい。
ゆであがったらポーチドエッグをのせて、 塩コショウと粉チーズ、オリーブオイル少々とくだいたアーモンドをかけて完成。
2)れんこんとトマトのサラダ
みじん切りしいたけを炒めて、クリームチーズであえる。
蒸したれんこんにそれを詰めて、冷やして1CMくらいに切る。
皿にレタス、チーズ入りれんこんをのせて、その上に1CM厚さのトマトをのせて、ハチミツをぬり、バルサミコとオリーブオイルをかけ、軽く塩コショウをして完成。
3)豚肉ハンバーグ
はなまるマーケットのサイトに出ていたレシピでつくったこのハンバーグ、滝かよっていうくらい肉汁が出てびっくり!!!
食べだしてから写真をとったので、かなりひどい状況、しかし、この汁汁しいのは、すべて肉汁であります。
絶対またつくる!!
↓レシピこちら
プレーンハンバーグ
2010年4月11日日曜日
鎌倉のおもてなし
ぶらり鎌倉へ。
ぶらぶら歩いて、不動産屋で住宅情報をチェック。高い。
大好きなブラジル音楽屋「claro」でCDを買い、カフェでコーヒーのむ。
お友達のなおこさんと合流し、鎌倉にお住まいの作家、東理夫先生のお宅へ。
お邪魔するのは2度目。
静かな山の中のマンションで、もう、本当に、私にとっての理想の暮らしがここにある。
アペリティフは、奥様の手作りリエットと、チーズ3種。
ブルーチーズにはちみつと黒こしょうをかけて食べるのは、こちらで覚えました。
チョコレート風味のビールで、まずは乾杯!!
チコリに、手づくりイチゴソースをかけて。
地もののアスパラガス、ジューシーでした!
メインディッシュはエスニックレタス鍋。
いやはや、おもてなしって、こういうことなんだなあ。と大満足。
帰りは若宮大路の夜桜を眺めながら。
無料のカフェ
韓国串焼と鉄板台所 野菜ソムリエ「けなりぃ」銀座本店
にてランチ。
新鮮野菜の韓国総菜が山ほど、バイキング~!
噂には聞いてたけど、とっても良い。流行るわけだわ~。
その後、歩きすがら気になっていた、3丁目の「フリーカフェ」に立ち寄ってみる。
おかき屋さんがボランティアでやっているそうだけど、数種類のおかきとドリンクが無料で楽しめるということで、いや~、いるわいるわ、お暇そうな中高年のみなさんが!!
口コミはすごいな~、席ぜんぜんなかったもん。
しかし、カフェは、やっぱり無料じゃなくてもいいや。
落ち着けません。
2010年4月5日月曜日
ファスティング2日目
三食、にんじんりんごジュースのみで過ごすという、石原結実先生のやりかたでやってるけど、昨日はとてもつらかった・・・今日はちょっと慣れてきたのか、あまり苦痛を感じなかった。
しかし、この2日間で、自分がいかにいやしい人間であるかを痛感。
とにかく、視点がすでに太っている。
痩せている友達を見ると、だいたい、食べ物を残すとか、頼みすぎないとか。
私は残さないどころか、これで足りるだろうか、といつも心配になる。
この、目分量から変えなければ、腹八分目なんてとても続けられない。
意識改革が大切なんだ、わかってるんだ、わかってるんだよう!!!
2010年4月3日土曜日
八ヶ岳
あまりにも久しぶりに頭をフル回転させたからか、方向感覚を失い、外苑前でまさかの迷子に。
帰りは早めに電車に乗ったのに、強風で何度も長時間停車。動いては止まりを繰り返し、
ついに「この電車はもしかしたら回送になるかも」といったいい加減なアナウンス。
たまりかねて降り、さまよい歩いてようやくタクシーを拾い、家に着いたら2時だった・・・。
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*
金曜日、朝7時に銀座でケーコさんをピックアップし、風雨の中、八ヶ岳へ。
おしゃべりしながら中央道をぶっとばす。
仕事が終わって帰るころには雨もやみ、八ヶ岳と周辺の山々、富士山まで見えて、
それは素晴らしい景色だった。こういうのを写真におさめておくべきなんだろうな・・・・
撮ってません・・・
帰り道、地元の野菜売り場で山ほど野菜を買い込んで、ホクホクで東京へバック。
ケーコさんの家まで送り届けたら、お礼にと冷凍の地ダコをいただく。
夕飯はひっじょーうに久しぶりに我が家で。
山梨で買った新たまねぎときゅうりの千切りと、地ダコのサラダ。
実山椒とポン酢、オリーブオイルで和える。
地ダコはやわらかくてとっても美味しかった。
パプリカと黒ゴマのディップ。
オーブンで焼いたさつまいもスライスをつけて食べる。うまい!
あとはステーキとコールスロー、しいたけと卵のチーズ焼き。
*
*
土曜日、本日より、ダイエットを開始。いやー、こんどこそ。
今日は野菜中心のヘルシーメニューにして、明日からファスティングをする予定。
ダンナは朝からジャズ仲間との花見で四谷土手へ行ってしまったので、一人で近所の河原沿いまでウォーキング。水を飲みながら一人で地味に花見をした。
桜はとっても綺麗だったけど、やっぱり一人はさみしい。
とはいえ、ここで友達のところへ飲みに行ったりすれば、ダイエット計画は頓挫する。
腹の肉をつねりながら、奮起する孤独な午後。
2010年3月22日月曜日
のんびり連休
2010年3月17日水曜日
唇が腫れ上がるほどの、タイ料理
昼:護国寺でトマトチーズラーメン、あまりおいしくない。
夜:浅草橋タイ料理 浅草タイレストラン : パヤオで、ソムタム、トムヤムクン、エビのすりみの揚げもの、春雨の炒め物。
ソムタムは相当辛かった。
唇をすりこぎでこすられたかのような痛みをこらえながらも、ひきつづきいろいろ食べる。
ここはかなりおいしい。タイの北の方の料理なんだろうけど、どうしてもエビものを頼んでしまう、頭の悪い私。今度は肉肉しいものをたのんでみようっと。
ぜったい再訪したい店。
私の唇を腫れあがらせたソムタム。味はサイコーだったが、とにかく辛い!!!
その後近くのワインバーで、ガメイの発泡ワインを飲む。これが、白ほど軽すぎず、赤ほど重すぎず、絶妙でおいしかった。バブルワインという名前だった。