2013年2月5日火曜日

節分の太巻き

先日、息子が赤ちゃんだったときから通っていた、ヨガクラスがついにクローズとなった。
子どもたちは自分たちで遊べるほど成長し、いつ泣き出すかとハラハラすることもなく、ママたちはゆったりと、そしてハードに、ヨガを楽しめるようになっていた。
メンバーは少し入れ替わったけど、ヨガ後のお茶も、相変わらず楽しかった。

また不定期に場所を変えて開催するかもとのこと。
楽しみにしてます!


 息子は相変わらずアクティブに動きまわっていた(中央で踊っています)。


お腹がポテッ!と出てますな。


2月3日、節分の日曜日は、朝から江の島のエッグスンシングスへ。

夫が先に20分ほど並んでいてくれて、私と息子は開店直前に到着。

息子には朝食を与えておいたのだけど、やっぱり、これを見ちゃうとね・・・

 ジャジャーン!しかしこんなにホイップ必要かね

ブルーベリーとホイップ山盛りのパンケーキに、息子は大興奮!
ブルーベリーを「ぶどう!ぶどう!」と言ってせがみ、パンケーキじたいはほとんど食べず、ついにはホイップを手づかみでモリ食い!!

昔、ネオの社員旅行でハワイに行ったとき、ずいぶん並んで食べたなあ。
そのときは、全然おいしくないじゃん、と思ったけど、先日久しぶりに食べたら、おいしいと思った。きっとお腹がすいてなかったんだろうな、ハワイでは。
ただ、パンケーキが少ないわ。2倍あってもいいね、パンケーキが!そしてホイップ半分でいいです。

この日、夫はバンドの練習に行くというので、私と息子は極楽寺の哲平君宅へ行くことに。恵方巻を用意してくれるというので、ワクワクしていたら、夫が「ワシの恵方巻はどうしよう」とうらやましげ。
そこで、急遽スーパーで買ってあげた。

私と息子が出かける直前、遅いランチでその恵方巻を食べようとした夫。
しかしエッグスンのホイップが効いたのか、あまり食欲がないようす。
「こんなに食べられるかな・・」と言うので、
「食べたいだけ切ればいいじゃん。『恵方巻ハーフ』って売ってるくらいだから、包丁入れてもいいんじゃない」と言うと、「えっ、そうなの?」と不思議そうな夫。
と、そこへ、家の電話が鳴った。

電話でひとしきり話して、ふと見ると、なんと、夫が、一口大に切り刻んだ恵方巻をテーブルに持ってきたではないか!!

無惨に切られた恵方巻、もはやこれはただの太巻き・・。

私はつい吹き出してしまい、
「なにやってるの、食べたいだけって1カ所包丁入れるだけだよ!それじゃ恵方巻じゃないじゃん。うわー、残念、ハハハハハ!」

すると夫は、ものすごくガッカリして、怒りはじめた。
「好きなだけ切れって言ったじゃん!」
 「切れとは言ったけど、そんなふうに切れって言ってないじゃん。それじゃあ手で持って恵方向いてってできないじゃん」
「だから、こういうふうに切っても恵方を向いて食べればいいと思ったんだよ」
「えー、そんなの考えたらわかるじゃん、ふつう、ワハハ、かわいそう」
「かわいそうとか言われたら食べる気が失せるでしょう」
「そんなことでいちいち怒ることないじゃん」
「怒ってないよ」
「怒ってるじゃん」
「!!!」

だんだん口論になり、ヒートアップ。笑っていた私も、ムカムカしてきた。

そのうち、息子が不安げな顔でこちらを見ているのに気づいた。

いかん、やめよう、誰が悪いわけでもないのだから。と、口論をストップ。
しかし、くだらない内容だな〜、これ。誤解から来たもので、どちらが悪いわけでもないけど、いや、どちらかといえば私が悪いのかな。

だいたい、夫は料理のことはてんで知らない。包丁もほとんど持ったことがないし、そんな夫に切れと言ったのが間違いだった。
夫は季節の行事を大切にするタイプ、意外と縁起をかつぐほうなので、切り刻んだ恵方巻では効果がなさそうと知って、ショックが大きかったらしい。そんな傷つきやすい夫を笑い者にしてプライドを傷つけたのは申し訳なかった。

・・・って、 そこまで反省するほどのことでもないか。

納得いかなかったらしく、夫はコンビニで恵方巻を買い直して、夜中に南南東を向いて食べたらしい。
私と息子は哲平君宅で、おいしい恵方巻とイワシをごちそうになって、ご満悦だった。

来年は息子も一本寿司を持てるだろう。
来年こそは、家族で一緒に食べようね、お父さん!


ちょうど1年前の写真。一番奥が息子。小さかったなあ。