2011年7月25日月曜日

ブロンコビリーと海軍少佐

ブロンコビリーって、関東にもあるんだろうか。
と思っていまウェブサイトを見たら、ありました。でも足立区とか東久留米とか。都心にはないみたい。本社は名古屋、ステーキとハンバーグが中心のファミレス。

サラダバーと肉が食べたいと思って、久しぶりに母とランチをしに出かけてみた。
ここ10年は行ってなかったと思う。

日曜のお昼ということで、小さな子ども連れたファミリーで相当にぎわっていた。ベンチ席で立ち上がる子どもを押さえたり、床を這いずり回る子どもをなだめすかしたりしている親はみんな大変そうに見えた。それでも大音量のBGMと、反響する店内、広さにゆとりのあるテーブルセットと、なるほど、こういうところなら幼子を連れて来てもいいんだな、と改めて見回す。マカロニウエスタンからウエストコースト、はたまたブロードウェー風まで、いろんなテイストのポスターがあちこちに貼られて、しっちゃかめっちゃかでアメリカンな雰囲気が演出されていた。

サラダバーは昔よりも、総菜やデザートが増えていた。ご飯はかまど炊きが最近のウリらしい。
母はハンバーグを、私は170gのランチステーキを頼む。
ふくふくしいブロンコおじさん(そんな名前なのかどうか知らないけど)の顔が付いたステーキ皿に、控えめな肉の塊。付け合わせもこんなにシンプルだったっけ?


店の雰囲気はどえらいアメリカンなのに、使用している肉はオーストラリア産らしい。
やわらかかったし、安いから十分満足なんだけど、アメリカンビーフの方が好みの私としては、ちとガッカリ。とかいいつつ帰り際にお食事券を渡されて、母と「またこなきゃ」だって。

最近は、放射能まみれの藁問題で、国産の牛肉が危険視されているけど、一方で、牛肉を食することの健康価値が見直されているという情報も目につく。
Lカルニチンが脂肪燃焼にいいとか、60代を超えてから牛肉を食べる人は長生きしたり、ボケ封じになったりするとか。食肉協会の情報操作かしらんとも思いつつ。。

あ〜、ハワイへ行ってモートンズでお腹いっぱいステーキが食べたいな。子どもが1歳を過ぎたら、必ず行くぞ〜と誓いも新たに。

家に帰ってずるずると昼寝をしていたら、飲み友達のK・K君からメール。近くを通りかかるので夕方お茶でもしようとのこと。ヒマなので喜んで返事を返す。
実家の近所のどでかいコメダ珈琲店にジャガーで来てくれた彼は、東京からの仕事帰りで、アメリカ海軍の制服を着ていた。
聞けば海軍少佐になったんだって。スゴイ。
コメダの店内、古ぼけた床を踏みしめつつ、金色の刺繍が入った制帽を持った彼の後ろを歩いていると、なんだか自分が身ごもったオンリーにでもなったような気がした。

それにしても最近スピルバーグのthe Pacificという戦争ドラマを一気観したりしていたところだったから、米軍には興味津々。コメダ名物、壷のようなグラスに入ったミックスジュースを飲みながら、ぜひ私が鎌倉に帰ったら、横須賀基地を案内してほしいと頼み込んだ。

それにしてもなんだか疑似アメリカンテイストな一日だった。





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