も〜 い〜くつ 寝〜る〜と〜♪
気付けば・・・2016年も終わろうとしております。
年の瀬の、ぽっかり空いた日中に、子連れフランス旅日記完結編・・・思い出し出し、 書いてみようとおもいます。
モンペリエから到着したパリのR子さん宅で、湘南の友、いわおいかこ(愛称いかみ)と再会!!
翌日は、R子さんと、いかみと共に、アルザスへのショートトリップに出かけた。
詳細はきっと、いかみが書いてくれることでしょう。
いかみは有名なブロガーであり、人形作家であり、イラストレーター、夢見るアーティストなのであります。
TGVの一等車♪快適にアルザスへ向かう私(黒い・・)といかみ。
コルマールという、とってもかわいい町へ向かった私たち。
駅の近くのホテルにチェックインしたら、繁華街周辺へぶらり。
ランチは、地元の名物タルトフランベを食べながら、クレマンダルザスで乾杯♡
シンプルなピッツァみたい、タルトフランベ。大好物!!
広場では、ブロカントの蚤の市が立っていて、小躍りする我々。
私はベルギー製のコーヒーカップを4脚購入。
この後、素敵なガラスのアンティークショップにも行けて、絵付けのグラスも購入。
このフランス旅では、ほとんどお土産を買わなかったので、アルザスでの買い物が、私はとっても嬉しかった。
シャンデリアもきれいだったね。
この手前の赤ちゃん抱いてる人形、買えばよかったな。今思う。
ショッピングが大嫌いな息子を連れているので、R子さんといかみと一時別れて、公園へ。
遊ばせて、ホテルに戻ってテレビを見て休憩させ、夕方、ふたたび繁華街へ戻った。
いろんな公園へ行ったけど、フランスって遊具が凝ってて楽しいんだよね。
路地裏も絵になる、コルマール。
ディナーは、いかみが知っているお店へ。
こちらも伝統的なアルザスの家庭料理を食べさせてくれるお店。
名前わからない。いかみ、補足頼んだ!w
デカンタで頼んだピノグリ。美味しかったわ〜♡
タルトフランベは、お店によって違う。温かい帆立のサラダ。
シュークルート。さっぱり食べられる。白ワインに合うことよ・・・。
ゆっくり食べて、しゃべって、いい時間。
コルマールのホテルで。いいベッドだった。
翌日は、ストラスブールへ。
電車はけっこう混み合っていた。
電車の中で地元の母子と触れ合う息子。ママは東京に来たことがあると話していた。
来ました、ストラスブール!
フランスのヴェニスと言われているんだって。運河が流れて、ドイツ風のかわいらしい建物が並んでいる。 ザッツ観光地だった。
写真で見たほうがきれいだな、この街は・・・。
ばら色のストラスブール大聖堂、すごく美しかった。息子が撮影してくれた一枚。
この日、誕生日を迎えたR子さん。お祝いランチができて、嬉しかった♡
この日は、少し雨模様。
さすがにストラスブール、世界中からの観光客の間を、縫うようにして、ぶらぶら散歩。
でもちょっと、私たちには、観光都市すぎたかなあ、と話した。
コルマールのように小さくて、店が点々とあるような街が、好みだと思った。
一足お先にR子さんがパリへ帰り、私といかみ、息子の3人でのストラスブール旅。
雨も激しくなったので、雨宿りがてら、現代美術館へ立ち寄った。
この黒い傘みたいなもの、内側は何か音がしていたらしい。
裸の大将といかみ。
ストラスブールのホテルは、キッチン付き。ここ、駅から少し離れていたけど、安いし、広いし、なかなか良かった。
ディナーは、ホテルで、お惣菜とワイン。
「内村航平!」何度もベッドで飛び跳ねる息子。
翌日も、ストラスブールの繁華街をぶらり。
ヒストリカルトレインに乗ったけど、歩いた場所をトレースするだけだった。
大聖堂の横から出ていた観光トレイン。
「これもガウディ?」と息子。違いま〜す。
ストラスブールからパリへ向かうTGVは、いかみと席が離れてしまったので、食堂車で合流。
のどかなフランスの田舎を眺めながら、ビールやワインを飲んで、おしゃべりをして、あっと言う間にパリに到着した。
食堂車、いいんだよなあ。
ちょっと座席が硬くてお尻が痛いのだけど、すごく気分が良かった。
また乗ろうね、いかみ!
先客に席を譲ってもらって、3人横並びで食堂車。楽しかったね。
パリに戻り、ふたたび、R子さん宅でステイ。
息子は親友F君と毎晩大騒ぎ。
ストラスブールから戻った翌日は、恐竜好きな息子のために、R子さんが調べてくれて、パリの博物館へお出かけした。
いつでもおしゃれないかみ♡
おしゃれとほど遠い息子・・とおしゃれなF君。
もともと、石の博物館へ行く予定だったのだけど、
骨の博物館を通りかかったところ、窓から見える骨の数々がスゴイ!!
急遽、骨の博物館へ入ることに。
ここは、本当におもしろかった。
日仏ハーフと日本人・・・足の長さが・・・アハハハ。
ボリューム満点、骨格標本の博物館!
ヒトの赤ちゃんから恐竜まで、ありとあらゆる骨があった。
Galeries d'Anatomie comparée et de Paléontologie
2 rue Buffon
75005 Paris
10時〜17時 火曜日休館75005 Paris
博物館を満喫して、むしろ大人のほうが喜んだ後は、R子さん行きつけのお寿司やさん、「Odoriko」へ。
お寿司の前に出てくるサラダが美味しいんだよね〜。
帰り際、お寿司やさんの女将が私の息子を見て、「この子はこっち(フランス)に住んでるんでしょ?」と私に聞いてきた。
「いえ、観光で来ているんです」と答えると、
「ええ?いや、なんかすごくなじんているから」と言う。
たった3ヶ月だけど、子どもって、そんな風になるんだなあ。
久しぶりに贅沢しちゃった♡ ありがとう、R子さん・・・。一つ星レストランにて。
翌日、なんとR子さんが息子を預かってくれると言うので!!
いかみと2人、パリへ出かけることができた。
いかみと出かけている間、息子たちを公園へ連れて行ってくれたR子さん・・涙。
私たちはパリの街をぐんぐん歩きながら、いろんな話をした。
日本の友達と、外国で会うと、なんだか感覚が研ぎすまされて、楽しさが倍増する気がする。ものすごく、話が弾んだ。
R子さんが予約してくれた1ツ星レストランで食事をし、ピカソ美術館でジャコメッティ×ピカソ展を鑑賞。
ファッションウィークとかで、パリににはおしゃれな人たちが溢れていた。
2@年ぶりに訪れたピカソ美術館、昔の面影はなかったなあ。前のほうが好きだったかも。
私の好きな絵。ラッセンより♪ふつう〜に♪ピッカソが好っき〜♪
夜は、R子さんの家で、またワインを飲む。
家庭用ラクレットウォーマーというのか、フランスならではのキッチン家電があって、これは楽しく美味しかった。いかみ、写真撮った?
こうして、楽しいパリでの日々が過ぎ、ついに日本に帰る日がやってきた。
「まだ帰りたくない!」
と息子。
でもさ、日本には、3ヶ月放置したお父さんが待ってるよ。
なだめて、パッキングをする私たち。
F君、ありがとうね。今度は日本で待ってるから。
R子さんの家からタクシーで、空港へ。
モンペリエのモノプリで買った車輪付きバッグは、チェックイン前にセキュリティパックに包まれた。たいしたもの入ってないから、別にいいのになあ、と思いながら、その技に見ほれる私。
厳重にパックされる私の荷物。
R子さんが握ってくれたおにぎりを、飛行機の中で食べる。涙。
私はチーズと白ワイン。さようなら、フランス。ありがとう、フランス。
帰りもアエロフロートで、ロシア経由。
遠かったなあ・・・。
でも、ロシアの空港ではほとんど待ち時間がないし、安いし、悪くないな、と思って到着した成田空港。
今度は、私のトランクが、モスクワで留まったままだと知らされて、ガガガガーーーン。
窓口には、そんな目に遭った人たちが長い列。
荷物がない。
トランクが壊れてる。
みんなプンスカ!!
家に送ってもらう手続きをして、
「ああ、お父さん、待たせちゃったねえ」
と息子と話しながら税関を抜け、到着ロビーに出たが、夫はまさかの遅刻。
「お父さん・・・いない・・」
感動の再会を期待していた息子、拍子抜け・・・。
しばらくして、ようやくやってきた夫と合流し、車に荷物を詰めて、空港を後にした。
そのまま向かったのが、「丸亀製麺」。出汁に飢えていた私のチョイスだった。
愛する息子と再会し、嬉しそうな夫。
大船に寄って、お惣菜や焼鳥を買い、ディナーは家で日本酒。
3ヶ月ぶりに帰った自宅は、全体的に澱がたまったような感じで、その後は掃除に追われた。
お疲れさま!長い旅の終わりを祝して。
翌日、モスクワから成田に到着したトランクは、翌々日にわが家に届いた。
それから、あっという間に3ヶ月近くが経った。
ライターに復帰し、取材の日々。
合間にワインのイベントを手がけたり、忙しく過ごしているうちに、気付けば年の瀬。
息子がぽろぽろしゃべっていたフランス語も、少しずつ減って来た頃、
フランスから、A子さん一家が遊びに来てくれた!!
息子の面倒をみてくれた小学生のW君と、息子の初恋の相手、高校生のまりんも来訪。
わが家のブランコで遊ぶW君と息子。W君は酔ってゲーゲーww
江ノ島へ向かって、散歩中。
途中の小さな公園でも楽しめる子どもたち。Camprieuの広さとはずいぶん違う・・
江ノ島で、年末詣で。
A子さんと子どもたち。展望台の上で。
ジャグラーのショーを見物。楽しかったね。
大阪から深夜バスで鎌倉に来てくれた3人。
「快適だった!」
と元気そうで、その日はそのまま江ノ島見物へ。
高校生のまりんは、見るものすべて嬉しく、はしゃいで写真を撮りまくる。
箸が転がっても笑えるお年頃。
かわいいなあ・・・。まりんを眺めながら、自分も高校生の頃を思い出す。
よし、明日は原宿へ連れて行くぞ!!と決意する私。
翌日は、わが家の第二のダイニング;スシローでランチをした後、電車で原宿へ。
フランスの女子高生を連れての原宿は、新鮮だった!
私も何年ぶりかの竹下通り。
A子さんも初めて。
W君も息子も、お土産屋さんが多いので、それなりに楽しんでいた。
マックでお茶をしたら、全員でプリクラ撮影。
今のプリクラってスゴいんだなあ〜。 もう、みんな別人ww
フランスのお友達に見せてあげてね、まりん♡
翌日から私たち一家はスキーへ行く予定だったため、A子さんたちは東京のF子さんの家へ。そのまま、原宿で別れた。
この夏、南仏の大自然で私たち家族を迎え入れてくれた大切な友達。
年末に原宿へ一緒に行けるなんて。
このギャップがおもしろくて、帰りの電車の中、息子とフランスの思い出話に花が咲いた。
たったの一泊だけで、3ヶ月の恩返しには、とてもほど遠いけれど、わが家に来てもらえたことは、本当に嬉しかった。
2016年、いろんなことがあったけれど、やっぱり、年間思い出ベスト10、ナンバー1はフランスでの生活だろう。
息子にも、私にとっても、この夏は、特別な宝物になったと思う。
来年も、楽しみだなあ♡
今年は、日本の酷暑を避けることができたためか、年末も体調がいい。
一年の回想をしながら、実家で暖かい年末の日々を過ごしている。
今年も、私たち家族と一緒に時間を過ごしてくれた皆さん、ありがとうございました。
どうか良いお年をお迎えください。