2013年4月30日火曜日

ゴールデンウィーク

ゴールデンウィーク、快晴でスタートしました!

しかし今やサービス業の私は、一日おきくらいに仕事に入っているので、今年は帰省も旅行もなし。
せめて日中は息子の相手をして、夕方から夜にかけて出勤している。

先日は、仕事の前に、大船のフラワーセンターへ行ってみた。
シャクヤクもバラも、5月が見ごろだとか。だからまだツボミが多かった。

それでも息子は広い芝生を走り回って、大喜びしていた。花よりも蟻や鳥に夢中だったけど・・・たまに花を指差して、「きれいネ〜」などと言う。
きれいなのは君の心ですよ、殿!と抱きしめたくなるバカ母。 

ランチはいつものようにスシローへ行って、そして三浦までロングドライブして出勤。片道2時間以上かかりました。恐ろしやゴールデンウィーク!

カメラを見て写真を撮られるということを学習した息子。最近は撮影しやすいです。

そして日曜日は、長谷のママ友のお宅でバーベキュ〜!
タープもあって、快適だった。
いつものようにたらふく食べて、飲みまして。


 相変わらず広い庭だわ・・・ありがたい。
 
ブランコに仲良し友達と一緒に乗って、嬉しげな息子(中央)。日差しが強く、帽子が必携。


 そしてこれも庭の一部!?隣のトトロかってくらいいい写真撮れた!

 帽子のヒモが顔にかかってるの残念。しかし何を2人で話していたのだろう。いーちゃんは何か照れているように見えるが・・・。


そして、お約束の撃沈!

もはや鉄板!


 鎌倉では「尚ヤング」と呼ばれているオッサンもうすぐ43歳。







お恥ずかしながら私も撃沈しました。この間息子はどうしていたのか?


そしてこの後、回復した私は、みんなで一風堂へラーメンを食べにいき、そしてカラオケで「おかあさんといっしょ」ソングを熱唱。
しかし久しぶりに夜中に恐怖の後酔いの刑をくらい、トイレでエビのように震えて過ごしました・・・。
翌日、仕事がつらかったです。トホ。

さあ、ゴールデンウィーク後半も仕事に遊びにがんばるぞ!
肝臓を大切に!



おまけ写真:職場でバンドを結成しました!私はヴォーカル。イベント後、もう解散しました。



2013年4月9日火曜日

二人旅、ロングロングウェー


祖母の「五十日祭」という祀事に参列するため、岐阜県にある母の実家へ行くことになった。
朝10時から神主さんがいらっしゃるというので、 当日の移動を諦め、前日から、ひとまず名古屋へ息子と向かった。

息子を連れて公共交通機関で移動するのは慣れていないので(ふだんは車移動で・・)、ぎりぎりまで悩んだが、乗り物大好き少年を楽しませたいという気持ちと、孫に会いたい実家の両親、および親戚の人々の期待に応えるべく、二人旅を決意。

大きな荷物は宅配便で先に送り、ストローラーに自分のバッグを置き、リュックを背負った息子の手を引いて、金曜の朝、出発した。

まずは大好きな「カンカン」に乗って藤沢へ。
息子は江の電のことを聞き慣れた踏切の音「カンカン」と呼ぶ。
駅で止まるたびに、「(もう)一回!一回!」動け、動けと叫んでゴキゲン。

藤沢駅でサンドイッチなどを買い込んで、東海道線で小田原へ。ここでぐずり出したので、反り返る体を押さえつけるようにしてストローラーに乗せると、すぐに眠ってしまった。やれやれ一安心。

小田原で覚醒、新幹線を見てかなり興奮。
息子を窓際に座らせ、私は中央の席に座った。はじめこそ窓の外を見て喜んでいたが、しだいに飽きはじめ、「アッチ!アッチ!」と自動ドアの向こうへ行きたがる。バナナ、パンなどを与えてなだめていると、検札の女性がやってきて言った。
「お子さんの切符はありますか?」
「ありません」
「・・・お食事が終わったら、抱っこしていただけますか?」
「・・・はい、すいません」
あやまりましたよ、あやまりましたけど、
これ、も・の・す・ご・く、感じ悪かった!!!
だいたい、切符を買うときに、売り場の人に「お子さんがいるから、隣のいない一番前の席にしとくね〜」と言ってもらったんですけど!?
それって暗黙の「隣も使っていいよ」ってことですよね?
名古屋から小田原まで、もう停車駅がないんだから、誰も座りませんよね?
じゃあ、次の停車駅がなくて隣席が空いてて荷物を置いてる人に、検札の際に「荷物を抱っこしていただけますか?」って聞くんですか?
ハア、ハア、思い出したら腹が立ってきた。

検札は一度しか通らないことなどわかっているので、もちろん抱っこなどせずに名古屋に到着(だいたいこんな暑がりな子ども抱っこなんてしたらギャン泣きされて余計他人様に迷惑かけるっつの)。



食後はおとなしくミニカーで遊んでくれたが・・1時間の乗車が永遠に感じられるほど長かった。

名古屋駅で待ち受けていた私の母と合流し、デパートで買い物、お茶をしてから、実家へ。地下鉄に乗り、さらにモノレールに乗った。

 息子の大好きなモノレール「リニモ」。息子は「ミンミンモー」と発音。

長旅だった・・・
一人なら何とも思わない移動時間が、2倍、いや、5倍くらいに感じられるのは、やはり気疲れするからだろう。道中ずっと「泣かないように」「騒がないように」「頼む寝てくれ!!!」と祈りながら目を光らせているのだから。


さて、翌日は車で母の実家へ。
五十日祭は無事に終わり、納骨のためお墓へ。
土砂降りになる予報だったが、運良く雨に降られることはなかった。

しかし、墓地で砂利を投げまくる息子には参った。
どうしてあんなに砂利が好きなのか。止めても止めても拾っては投げつける。みんなが静かに頭を下げているときも、息子の立てるバシャバシャという石の音が響いていた。

納骨後、食事。仏式では「おとき」というけれど、神道ではこうした食事を何と呼ぶのだろう。尋ねるのを忘れてしまった。

それから昼神温泉へ移動して、いっきに旅モード。喪服を脱いで、温泉三昧!
息子はここで初めてカラオケを体験。私が歌う「アイアイ」にノリノリ。叔父が歌う「無法末の一生」にすら体を揺らして楽しんでいた。


15年ぶりくらいに訪れた昼神温泉。まだ桜が美しかった。翌朝は天気雨。

長野県から鎌倉へ戻るのはルートが難しい。名古屋まで戻るのが得策だが、JRでも時間がかかる。
岐阜へ行く親類がいたので、車に乗せてもらい、岐阜羽島まで送ってもらった。 多少時間がかかっても、乗換えが少ないほうがよかった。

しかし停電の影響で、新幹線は動かなかった。
復旧のメドはわからないと言われ、息子と二人で待つスペースもなく、結局、同じ車で名古屋まで戻ることになった。

もう疲れてしまったので、無理に帰るのをやめて、その日はふたたび実家に宿泊した。
途中、何度も「やはり鎌倉へ帰ろうか」と思ったのだけど、やめて正解だった。
その夜、東海道は茅ヶ崎で脱線。ダイヤは翌日まで大幅に乱れていた。

もう会えないかと思っていた私の母と、息子は再会に大喜び。
「バァバ!バァバ!」恋人同士のようにベッタリとくっついて、息子は私の手を振り払うほど。
くそ〜。

そして翌朝、月曜日。
地下鉄で名古屋駅まで行ったが、やはり週はじめ。新幹線の希望の時間は混雑していて、中央の席しか空いていない。高いけれど、息子の席料だと思ってグリーン車に乗った。
絵本を読んだり、スマホでバスの動画を見せたり(なんで新幹線に乗ってバスかね〜)、母が作ってくれた弁当を食べさせたりして、なんとか品川まで機嫌良く到着。 京急に乗せたときには、ちょうど息子のお昼寝タイムになり、私はようやくのんびりと電車内で眠ることができた。

この日は、レストランでワインリストの選定会。試食も兼ねた、スタッフだけの会だったので、息子同伴で出勤させてもらったのだった。
ここで仕事仲間の奥さんYumiちゃんに一目惚れした息子は、また私の手を振り払ってYumiちゃんにべったり。彼女の手を引いて庭に出て、彼氏ヅラして砂利遊びに付き合わせていた・・・。

帰りは久里浜まで車で送ってもらったので、鎌倉までJRで行き、江の電でようやく帰宅。
ストローラーで眠りこけていた息子を最寄り駅で降ろすのに、通りがかりの人が助けてくれた。
いいかげんにスロープとかエレベーターとか、付けてくれませんか。江の島電鉄さん!!!


@横須賀線。疲れたね〜。いろいろ付き合わせてごめんよ。

 大人だけで動けば、たいしたこともない移動も、物心つかない子どもが一緒だと、こんなにも疲れるものかと再認識させられた旅だった。だいたい、エレベーターを探すのに一苦労、だから時間にゆとりを持たないと、乗り換えも難しい。もちろん想定外のタイミングで排泄を報告したりもする。

それでも、息子との二人旅は良かった、と思う。それまでいろいろと見えなかったものが見えたり、考えさせられたりした。
何より、たくさんの「初めて」に出合う息子の表情を眺めるのが楽しかった。

さあ、そんな有意義な二人旅で、親子の絆を深めてみませんか!
あなたですよ、今度は、お父さん! 
たまには父子でどっか行って〜!


おまけ:お友達のいーちゃん宅の庭で、砂利遊びの楽しさを知ってしまった息子のワンショット。
頭から砂利をかぶって大喜びしていた。トホホ。