人数を揃えないと予約ができないそうで、値段も高いし、なかなか行けないお店だそう。欠員が出たからと誘われて、これはラッキーとホクホクついて行った。
夏にアンコウとはこれいかに、と思っていたけど、これが思いがけずプリプリしていてうまい。
しかもダシは伊勢海老と牡蠣。たっぷりのアン肝を溶かしながら具を食べる、これは贅沢だわ・・・
この時期だけだという、アンコウの卵も食べた。写真のお皿右奥にある、ぶにゃぶにゃした怪しいやつ、それが卵。ジュンサイのような粘膜に、細かい卵がびっしり。ねちゃねちゃ噛み締めて、粘膜が破れると、きめ細かい卵が舌に当たる。
人生初の食感だった。
鍋の最中に入れていたミツバや春菊など、余った具はすべて丁寧に取り去り、ネギだけを載せて食べるというのがまた、良かった。お漬物もしゃっきりしてほんとにおいしかった。
スタミナついたな~、明日は元気もりもりだぜ!
と思いながら実家に帰りつくと、なんとなく悪寒が。
翌朝起きると、なぜか熱が出た。ごめんよ、腹の子よ!
発熱するほど強い食べ物だったのかな・・・いや、なかなか壮絶な食体験でした。
そして昨日は、夫の事故から一周年。
あの日と同じように、昨夜も土砂降りで、いろいろと・・・思いだしてしまった。
ヘタしたら一周忌だったな、だったらこの子もお腹にいなかったんだな、と思う。
本当に不思議な一年間だった。
改めて皆様に感謝であります。
0 件のコメント:
コメントを投稿