2016年12月29日木曜日

子連れフランス旅日記 パリ、アルザスそして完結編


も〜 い〜くつ 寝〜る〜と〜♪
気付けば・・・2016年も終わろうとしております。
年の瀬の、ぽっかり空いた日中に、子連れフランス旅日記完結編・・・思い出し出し、 書いてみようとおもいます。

モンペリエから到着したパリのR子さん宅で、湘南の友、いわおいかこ(愛称いかみ)と再会!!
翌日は、R子さんと、いかみと共に、アルザスへのショートトリップに出かけた。

詳細はきっと、いかみが書いてくれることでしょう。
いかみは有名なブロガーであり、人形作家であり、イラストレーター、夢見るアーティストなのであります。


TGVの一等車♪快適にアルザスへ向かう私(黒い・・)といかみ。

コルマールという、とってもかわいい町へ向かった私たち。

駅の近くのホテルにチェックインしたら、繁華街周辺へぶらり。
ランチは、地元の名物タルトフランベを食べながら、クレマンダルザスで乾杯♡


シンプルなピッツァみたい、タルトフランベ。大好物!!

広場では、ブロカントの蚤の市が立っていて、小躍りする我々。
私はベルギー製のコーヒーカップを4脚購入。
この後、素敵なガラスのアンティークショップにも行けて、絵付けのグラスも購入。
このフランス旅では、ほとんどお土産を買わなかったので、アルザスでの買い物が、私はとっても嬉しかった。

シャンデリアもきれいだったね。

 この手前の赤ちゃん抱いてる人形、買えばよかったな。今思う。



ショッピングが大嫌いな息子を連れているので、R子さんといかみと一時別れて、公園へ。
遊ばせて、ホテルに戻ってテレビを見て休憩させ、夕方、ふたたび繁華街へ戻った。


 いろんな公園へ行ったけど、フランスって遊具が凝ってて楽しいんだよね。

路地裏も絵になる、コルマール。

ディナーは、いかみが知っているお店へ。
こちらも伝統的なアルザスの家庭料理を食べさせてくれるお店。
名前わからない。いかみ、補足頼んだ!w


 デカンタで頼んだピノグリ。美味しかったわ〜♡

 タルトフランベは、お店によって違う。温かい帆立のサラダ。

 シュークルート。さっぱり食べられる。白ワインに合うことよ・・・。

 ゆっくり食べて、しゃべって、いい時間。

 コルマールのホテルで。いいベッドだった。

翌日は、ストラスブールへ。
電車はけっこう混み合っていた。


 電車の中で地元の母子と触れ合う息子。ママは東京に来たことがあると話していた。


来ました、ストラスブール!
フランスのヴェニスと言われているんだって。運河が流れて、ドイツ風のかわいらしい建物が並んでいる。 ザッツ観光地だった。

 写真で見たほうがきれいだな、この街は・・・。

ばら色のストラスブール大聖堂、すごく美しかった。息子が撮影してくれた一枚。


 この日、誕生日を迎えたR子さん。お祝いランチができて、嬉しかった♡

この日は、少し雨模様。
さすがにストラスブール、世界中からの観光客の間を、縫うようにして、ぶらぶら散歩。
でもちょっと、私たちには、観光都市すぎたかなあ、と話した。
コルマールのように小さくて、店が点々とあるような街が、好みだと思った。

一足お先にR子さんがパリへ帰り、私といかみ、息子の3人でのストラスブール旅。
雨も激しくなったので、雨宿りがてら、現代美術館へ立ち寄った。


 この黒い傘みたいなもの、内側は何か音がしていたらしい。

 裸の大将といかみ。

ストラスブールのホテルは、キッチン付き。ここ、駅から少し離れていたけど、安いし、広いし、なかなか良かった。
ディナーは、ホテルで、お惣菜とワイン。



 「内村航平!」何度もベッドで飛び跳ねる息子。

翌日も、ストラスブールの繁華街をぶらり。
ヒストリカルトレインに乗ったけど、歩いた場所をトレースするだけだった。

 大聖堂の横から出ていた観光トレイン。



 「これもガウディ?」と息子。違いま〜す。


ストラスブールからパリへ向かうTGVは、いかみと席が離れてしまったので、食堂車で合流。
のどかなフランスの田舎を眺めながら、ビールやワインを飲んで、おしゃべりをして、あっと言う間にパリに到着した。

食堂車、いいんだよなあ。
ちょっと座席が硬くてお尻が痛いのだけど、すごく気分が良かった。
また乗ろうね、いかみ!

 先客に席を譲ってもらって、3人横並びで食堂車。楽しかったね。

パリに戻り、ふたたび、R子さん宅でステイ。
息子は親友F君と毎晩大騒ぎ。

ストラスブールから戻った翌日は、恐竜好きな息子のために、R子さんが調べてくれて、パリの博物館へお出かけした。

 いつでもおしゃれないかみ♡

 おしゃれとほど遠い息子・・とおしゃれなF君。

もともと、石の博物館へ行く予定だったのだけど、
骨の博物館を通りかかったところ、窓から見える骨の数々がスゴイ!!
急遽、骨の博物館へ入ることに。

ここは、本当におもしろかった。

 日仏ハーフと日本人・・・足の長さが・・・アハハハ。

 ボリューム満点、骨格標本の博物館!

 ヒトの赤ちゃんから恐竜まで、ありとあらゆる骨があった。

Galeries d'Anatomie comparée et de Paléontologie

2 rue Buffon
75005 Paris
10時〜17時 火曜日休館


博物館を満喫して、むしろ大人のほうが喜んだ後は、R子さん行きつけのお寿司やさん、「Odoriko」へ。

お寿司の前に出てくるサラダが美味しいんだよね〜。

帰り際、お寿司やさんの女将が私の息子を見て、「この子はこっち(フランス)に住んでるんでしょ?」と私に聞いてきた。
「いえ、観光で来ているんです」と答えると、
「ええ?いや、なんかすごくなじんているから」と言う。

たった3ヶ月だけど、子どもって、そんな風になるんだなあ。



久しぶりに贅沢しちゃった♡ ありがとう、R子さん・・・。一つ星レストランにて。

翌日、なんとR子さんが息子を預かってくれると言うので!!
いかみと2人、パリへ出かけることができた。
 


 いかみと出かけている間、息子たちを公園へ連れて行ってくれたR子さん・・涙。

 私たちはパリの街をぐんぐん歩きながら、いろんな話をした。
日本の友達と、外国で会うと、なんだか感覚が研ぎすまされて、楽しさが倍増する気がする。ものすごく、話が弾んだ。

R子さんが予約してくれた1ツ星レストランで食事をし、ピカソ美術館でジャコメッティ×ピカソ展を鑑賞。
ファッションウィークとかで、パリににはおしゃれな人たちが溢れていた。


2@年ぶりに訪れたピカソ美術館、昔の面影はなかったなあ。前のほうが好きだったかも。


私の好きな絵。ラッセンより♪ふつう〜に♪ピッカソが好っき〜♪

夜は、R子さんの家で、またワインを飲む。
家庭用ラクレットウォーマーというのか、フランスならではのキッチン家電があって、これは楽しく美味しかった。いかみ、写真撮った?


 こうして、楽しいパリでの日々が過ぎ、ついに日本に帰る日がやってきた。
「まだ帰りたくない!」
と息子。

でもさ、日本には、3ヶ月放置したお父さんが待ってるよ。
なだめて、パッキングをする私たち。


 F君、ありがとうね。今度は日本で待ってるから。

 R子さんの家からタクシーで、空港へ。
モンペリエのモノプリで買った車輪付きバッグは、チェックイン前にセキュリティパックに包まれた。たいしたもの入ってないから、別にいいのになあ、と思いながら、その技に見ほれる私。



厳重にパックされる私の荷物。



R子さんが握ってくれたおにぎりを、飛行機の中で食べる。涙。 


私はチーズと白ワイン。さようなら、フランス。ありがとう、フランス。


帰りもアエロフロートで、ロシア経由。
遠かったなあ・・・。
でも、ロシアの空港ではほとんど待ち時間がないし、安いし、悪くないな、と思って到着した成田空港。

今度は、私のトランクが、モスクワで留まったままだと知らされて、ガガガガーーーン。
窓口には、そんな目に遭った人たちが長い列。
荷物がない。
トランクが壊れてる。
みんなプンスカ!!

家に送ってもらう手続きをして、
「ああ、お父さん、待たせちゃったねえ」
と息子と話しながら税関を抜け、到着ロビーに出たが、夫はまさかの遅刻。
「お父さん・・・いない・・」
感動の再会を期待していた息子、拍子抜け・・・。


しばらくして、ようやくやってきた夫と合流し、車に荷物を詰めて、空港を後にした。
そのまま向かったのが、「丸亀製麺」。出汁に飢えていた私のチョイスだった。

愛する息子と再会し、嬉しそうな夫。

大船に寄って、お惣菜や焼鳥を買い、ディナーは家で日本酒。
3ヶ月ぶりに帰った自宅は、全体的に澱がたまったような感じで、その後は掃除に追われた。

お疲れさま!長い旅の終わりを祝して。


翌日、モスクワから成田に到着したトランクは、翌々日にわが家に届いた。


それから、あっという間に3ヶ月近くが経った。
ライターに復帰し、取材の日々。
合間にワインのイベントを手がけたり、忙しく過ごしているうちに、気付けば年の瀬。

息子がぽろぽろしゃべっていたフランス語も、少しずつ減って来た頃、
フランスから、A子さん一家が遊びに来てくれた!!

息子の面倒をみてくれた小学生のW君と、息子の初恋の相手、高校生のまりんも来訪。






わが家のブランコで遊ぶW君と息子。W君は酔ってゲーゲーww

 江ノ島へ向かって、散歩中。

 途中の小さな公園でも楽しめる子どもたち。Camprieuの広さとはずいぶん違う・・

 江ノ島で、年末詣で。

 A子さんと子どもたち。展望台の上で。

ジャグラーのショーを見物。楽しかったね。

 大阪から深夜バスで鎌倉に来てくれた3人。
「快適だった!」
と元気そうで、その日はそのまま江ノ島見物へ。

高校生のまりんは、見るものすべて嬉しく、はしゃいで写真を撮りまくる。
箸が転がっても笑えるお年頃。
かわいいなあ・・・。まりんを眺めながら、自分も高校生の頃を思い出す。
よし、明日は原宿へ連れて行くぞ!!と決意する私。

翌日は、わが家の第二のダイニング;スシローでランチをした後、電車で原宿へ。
フランスの女子高生を連れての原宿は、新鮮だった!
私も何年ぶりかの竹下通り。
A子さんも初めて。
W君も息子も、お土産屋さんが多いので、それなりに楽しんでいた。

マックでお茶をしたら、全員でプリクラ撮影。
今のプリクラってスゴいんだなあ〜。 もう、みんな別人ww


フランスのお友達に見せてあげてね、まりん♡

翌日から私たち一家はスキーへ行く予定だったため、A子さんたちは東京のF子さんの家へ。そのまま、原宿で別れた。


この夏、南仏の大自然で私たち家族を迎え入れてくれた大切な友達。
年末に原宿へ一緒に行けるなんて。

このギャップがおもしろくて、帰りの電車の中、息子とフランスの思い出話に花が咲いた。
たったの一泊だけで、3ヶ月の恩返しには、とてもほど遠いけれど、わが家に来てもらえたことは、本当に嬉しかった。


2016年、いろんなことがあったけれど、やっぱり、年間思い出ベスト10、ナンバー1はフランスでの生活だろう。
息子にも、私にとっても、この夏は、特別な宝物になったと思う。
来年も、楽しみだなあ♡

今年は、日本の酷暑を避けることができたためか、年末も体調がいい。
一年の回想をしながら、実家で暖かい年末の日々を過ごしている。

今年も、私たち家族と一緒に時間を過ごしてくれた皆さん、ありがとうございました。
どうか良いお年をお迎えください。









 


2016年10月20日木曜日

子連れフランス旅日記 <さようなら、オーベルジュ編>

帰国して、はや10日以上が経った。
カンプリユで過ごした日々が、なんだか幻のように思える。
いつも通りの日本での暮らしが始まったが、3ヶ月、男の一人暮らしの部屋になっていたわが家を整理するのに時間がかかり、また、気持ちの整理もなかなかつかなくて、振り返ることが難しい。
それでも、いまのうちに書いておかなければ忘れてしまう、すでにいくつか忘れかけていることもあるので、記録しておくことにする。

F子たちをモンペリエへ送った数日後、パリへ旅立つことになっていた。

残り少ない日々を、私は惜しい気持ちで過ごした。
息子は、ここで暮らすことが当たり前といった調子で、毎朝元気よくエコールへ出かけて行く。

この広い空、忘れられない。

冬が始まろうとしていた。
セヴェンヌは、夏が涼しくて秋のよう。だから、秋はすっとばして、いきなり冬になる、と村の人は言う。

日曜日、オーベルジュのLouisが、2歳の誕生日を迎えた。
パパとママの両親も駆けつけて、アイドルタイムにお祝い。
シューを積み重ねた誕生日ケーキは、フランスの定番だ。
どの子もそうであるように、ケーキよりもボンボン(飴とかグミとか)のほうが嬉しくて、そればかり食べているLouisだった。

2歳って、どんな風だったっけ。息子のことを思い出そうとしたが、できなかった。


 Louisは牛が大好き。


私と息子は、彼に、シャワーの後に履く靴をプレゼントした。
2歳とは思えないほど大きな子供。靴のサイズは4歳児並みだ。

「ショコラとカマンベール!!」写真を見て、オレリアが大笑いした。黒と白。

毎晩、息子と一緒に、Louisをシャワーに入れた。
はじめはシャワーが大嫌いで、泣いていたLouisも、すぐに慣れて、私の顔を見れば「Douche♪」と言うほど。

息子が仕込んだ、シャワーで口の中に水をためて吐き出す芸は、「Fais A!!(アーンして)」でマスター。自らシャワーに顔を付けるようになったLouis。
また、「バンザーイ」と言うと、「バンジャイ」と言って両手を上げるようになった。
かわいかったなあ・・・バンジャイ。

フランス全土で大流行しているプー(シラミ)、保育園でうつってしまい、痒そうだったっけ。息子は、うつりにくいタイプなのか、大丈夫だった。

「ピーピーポー!」と言えば、ピッピポット(おまる)のこと。
トイレトレーニング中のLouisは、上手におまるでピッピ(小)もカカ(大)も成し遂げるようになってきた。

ああ、思い返せば、楽しかった。
一人っ子だから、一度きりだと思っていたトイレトレーニングを、もう一度母親のように体験できるなんて。
Louisがシャワーでカカしてしまい、息子と大慌てで処理をしたのも、いい思い出だ。
次に会うときは、すっかりトイレで用を足しているんだろうな。

シャワーの後は、一緒に晩ご飯を食べた。
息子よりも早く、たくさん食べるLouis。 すでに生ハムやサラミ、チーズが大好き。野菜は大嫌い。

私たちのことを、覚えていてくれるだろうか。
2歳では、ちょっと無理かなあ。

 日仏兄弟。お兄さん気分が楽しかったね。


 中学生のHugo。オーベルジュに来ては、息子と遊んでくれた。

そして、あっという間に、オーベルジュを去る日がやって来た。
エコールへは、お昼まで登園。
先生はじめ、みんなに挨拶をするために、私も迎えに行った。


 Louicと肩を組む息子。担任のパトリシア先生。みんなありがとう。

 エコールの皆が描いてくれた絵や、手紙をたくさんお土産に、荷物を詰めた。

オーベルジュのバーで、簡単にお昼ご飯を食べたら、モンペリエへ出発。

仲間たちみんなに、挨拶をした。

「また来年ね!」と言うと、タティおばあちゃんは、
「私はもう89歳。だからもう会えないかもしれない」
そう言って泣いた。
大丈夫、必ずもう一度会えるよ、抱きしめたタティの体の小ささを実感して、私も号泣。
リアルうるるん滞在記やん・・・。。

 ありがとう、A子さん、オレリア、Louis。

オレリアが、
「持っていって!!」
と、地元のチーズをたくさん真空パックして持たせてくれた。

本当にありがとう。
なんだか、何を言っていいかわからなかった。


A子さんの車に荷物をすべて詰めて、さあいざ出発。
あれっ、W君は?
 彼はもう午後のエコールへ出かけてしまっていた。
「ご挨拶できなかったね」
と息子。
「もう〜あの子は・・・。ごめんな、手紙書かせるわ〜!」
と母のA子さん。
手紙はきっと届かないだろうな、と心の中で笑いながら、車に乗り込んだ。


山道を下って、モンペリエに着いたら、車を置き、TGVの駅までトラムに乗る。
何度も通った道程。A子さんの運転で一緒に来るのは、意外と初めてだった。

少し時間があったので、コメディ広場でお茶をしてから、TGVの駅へ。
ホームまで、A子さんがついて来てくれた。

乗り込み口で話していたのだけど、出発まであと5分、というところで、 息子が「もう席に座りた〜い〜」と空気の読めない発言。
出発前に別れた。

座席を探すのに手間どって、席についたのは動き出した後だった。
窓からA子さんを探したが、見つけることができなかった。



夕飯は、車中でツナサンド。

車窓から夕暮れを眺めながら、TGVはパリまで4時間。
パリでは、荷物が多いから大変ということで、R子さんが駅で待っていてくれることになっていた。

それにしても、長かったような、短かったような、南仏セヴェンヌでの生活。

私は、今でもそうなのだけど、
この旅の終わりの、TGVでの車中の気分は、複雑で、何とも言い表しづらい。
どう言ったらいいのか・・・寂しいとも、悲しいだけとも違う、不思議な感情。これを、日本に戻ってきた今、まだ引きずっている。

Facebookで、ある友達が書いていたことなのだけど、留学先で、みんなが優しくしてくれるのが不思議だった、と。自分はそんな風に優しくされるに値しないのに、と思っていたという。これ、ものすごく、よくわかるのだ。

オーベルジュのみんなは、よく知らない人間、しかも言葉もよくわからない曖昧な日本人に対して、無条件に親切にしてくれて、何でも差し出してくれた。
この超弩級の優しさに触れたことで、なんだか私は相対的に、自分の価値に自信を無くしてしまった。
そんなこと言うのは変だよ、とオーベルジュのみんなは言うだろう。
 だけど、私には、同じだけ感動を伴う優しさを、どのようにお返ししたらいいのか、まったくわからない。
ああ、そうか、お返しのしようがないという、この罪悪感なのか。

それで少し思いついたのだけど、この感情は、両親や祖父母と離れたときに似ているかもしれない。
お礼のしようがないくらいお世話になった人との、別れ際。

旅で少しすれ違った人とは違う。私と息子は、彼らと、大きな家族のように生活をさせてもらったので、家族と離れたような寂しさを感じているんだわ、私は、
なるほど。
やっぱり書いてみると、気持ちの整理がつくものだな。

A子さん、わいやん、オレリア、PJ、Louis、タティ、ジョナタン、ハリード、ロベール・・・みんなみんなありがとう。
いや、もう、ありがとうとしか言えないです。どうかして気持ちを伝えるには、フランス語をもっと頑張るしかない、んだな・・・。

パリへの4時間は、長かったはずなのだけど、ほとんど記憶に残っていない。
たぶんそれくらい、ぼんやりしていた。

すっかり夜も更けた22時近く、パリに到着。

ものすごく重いスーツケースに、キャリーバッグ、そして幼い息子を抱えた私にとって、R子さんのお迎えは天の助けだった・・・。


次回、子連れフランス旅日記<パリ・アルザスで完結編>、お楽しみに!!