2010年5月10日月曜日

母の日

昨日は私を心配してきて来てくれていた母と一緒に、母の日を過ごす。

朝はいつものにんじんジュースを飲み、昼は銀座で何かおいしいものをごちそうしようと思っていたけど、出かける時間が遅くなってしまったので、近所のまあまあな寿司屋へ行った。
まあまあな寿司屋では、セットになった寿司しか食べたことがなかったけど、おまかせで頼んでみたら、けっこうおいしかったし、値段も安くてよかった。

その後、病院へ行き、銀座まで歩いて、母とぶらぶら買い物をした。
東京駅まで送って、家に帰り、アスパラにマヨネーズをかけたのと、チーズ鱈でビールのロング缶を2本のみ、友達とスカイプをして寝た。

あまり食べてないんだけど、あまり体重に変化はない。
体脂肪は少しも落ちない。トホ。そろそろ運動を再開しようと思う。

夫は高次脳機能障害というやつらしい。
いろんなかたちで症状がでるもので、人によってまちまち。彼は計算能力など生活に支障をきたす症状は出なかったけど、局所的に感情を失ってしまった。
さらに、今、心の中から、私と、そして家族の存在を消そうとしている。特に私は彼にとって、罪悪感の塊、なのらしい。
医師は「怪我のレベルとしては非常に低いので、治ると信じて待ちましょう」と言う。
治ったら、また以前のようにコミュニケーションがとれるんだ、それから話をしよう、と考えようとするのだけど、目の前の夫の変貌ぶりに、うまく対処することができない。

義母からは、私と夫が贈った花が届いたと連絡があった。
事故前に手配したもの。義母は悲しい母の日になったと泣いた。

いろんなことを考えると、どうしても自分を責めてしまう。
何を見ても、楽しかった夫との生活を思い出して、すぐに失望するという行為を繰り返してしまう。
音楽も、テレビも、何も受け付けられない。
これからの人生を最悪のパターンでしか考えることができない。
胃腸もびっくりしているのか、毎日下痢が続く。舌のど真ん中に穴があきそうな口内炎ができていて、痛い。

涙って枯れないんだな、と思う。

乗り越えた先に、希望があると信じたい。
これは、私にとって、どんな意味のある出来事なのか、一年後には、笑って顧みることができたらいいと思う。

へんな宗教に誘われても、一発で入ってしまいそうな今日このごろ。
何とか気持ちをニュートラルにしたい。

2 件のコメント:

  1. はーちゃん
    I love you!!!
    You are the best!!!

    絶対に大丈夫。今は死ぬほど辛くても、絶対にがはがは笑えるから!!!
    Xoxo

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  2. なんかうちの4年前とソックリな状況だね。
    汚いモノを見るような目でこっちを見てくるんだよ。

    後になって『あのとき何であんなにアナタのことが嫌いだったんだろう?』って言われたから、その時は頭がおかしかったのか、何か取り憑いていたんじゃないかって思ったね。

    うちの場合は、子供のことが心配すぎておかしくなってたんだよね。
    想像だけど、精神の窮地に陥ると、敵を作って戦うことで精神の均衡を保つようなシステムがあるんじゃないかと思う。

    今は春ちゃんが敵になってるみたいだから、嘘でも良いからストーカーみたいに家庭の外に敵を作ると二人の団結心がわいて解決するんじゃないかな。

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