2012年2月14日火曜日

川の流れのように

先週末は、群馬から歯科医のみっちゃんと、美人妻のチャーちゃんが遊びにきてくれた。
スケコマシなうちの息子は、すでに綺麗な女性に目がない。
いつもなら夕方、家族以外の人に会うとギャーギャー泣いているのに、チャーちゃんにはヘラヘラと愛想を振りまいていた。わかりやすい奴だぜ・・・。

みっちゃん夫妻とは、2年ほど前、ハワイ島で知り合った。
マウナケアの星空ツアーに参加したのだけど、現地でも珍しい悪天候で、☆はひとつも見えなかった。夫は激しい雨男のため。
一緒に参加していたのが、みっちゃん夫妻。
星は見えなかったけど、なんだか意気投合して、その晩はホテルでがっつり飲んだ。
こういう出会いって、楽しい。
それから、仲良くしてもらっている。

せっかく群馬から来てもらったし、日曜日は早起きして、江の電ののりおりくん切符を購入。七里ケ浜のビルズへ出かけた。

七里ケ浜駅で降りると、なにやら自治会が餅つきの用意。
ほほう、こんな時期に餅つきとは。
そう思いながら海の方へ歩くと、なんだかすごい行列が見えて来た。
なになに、あんなところでも餅つきか?と思いきや、これが日曜名物、ビルズの行列だとさ・・・。

お腹もすいていたので、さっさとあきらめて、江の電に乗り、江の島駅へ。
川沿いのディエゴでおいしい朝ご飯を食べて、江の島へ散歩に向かった。

エスカーに乗ってサムエルコッキング苑へ上る。
前夜にバレンタインイベントをしていたとかで、あちこちの木にミラーボールがつり下げられたままになっていた。
これがなんだか、現代美術みたいで、良かった。



江の島散策の後はふたたび江の電に乗って、極楽寺で降りた。
長谷駅まで歩いて、腰越に戻り、ランチは近所のイタリアン。
のりおりくん切符をしっかり活用して、二人は夕方高崎へ戻って行った。

また来てね!


最近の息子のお気に入りは、紐。
電気製品のコードはもとより、ブラインドの紐を発見して大はしゃぎ。
あとは、パーカの紐とか。
大人から見ると何がおもしろいんだろうと思うけど、何かツボがあるみたい。

だからといって紐がついているおもちゃを与えてみても、イマイチ反応がにぶい。
そっけないくらい普通のものが、子どもにとってはいいらしい。
不思議だな〜。


このところようやく気づいたのは、何につけても、息子には息子なりのリズムがあって、それに沿って動いてやるとスムーズだということ。
たとえば、大人から見て、行ってほしくない方へ進もうとしたときには、止めるよりも、障害物をどけて好きなだけ進ませてやると、やがて飽きてもどってくる。
寝起きのタイミングに顔を合わせて微笑むと、泣かずに遊ぶ時間が延びる。
好きなだけ遊ばせて、少し泣きはじめたら抱き上げると比較的長く寝る。など。

流れに逆らって手を入れると、水の抵抗は激しいけど、流れに沿ってすくいとれば楽、なのと同じイメージ。

息子がむずかって困るときというのは、私が無理をして何かをさせるとき。
波長をずらすから、ダメになる。

もちろん、どうしても大人の都合で動かなければならないときもあるから、いつもうまくいくわけではないけれども、なるべく、息子のリズムを汲み取ってあげたいと思う。

ああ、川の流れのように。か。
秋元康ってやっぱスゴイな。





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