2012年5月9日水曜日

母帰る

このGWは、息子の初節句だというのに、結局、実家に帰ることができなかった。
ロタ下痢の始末で、息子の衣類の漂白、家中の殺菌に追われる日々だった。
なんだか、記憶も曖昧になるくらい、あっという間に時間が過ぎていった。

5月4日になってようやく、GWらしいことをすることができた。
お弁当を持って、金沢動物園へ行ってみた。
家からは、あっけないくらい近くて、びっくり。もっと早くいけばよかった。
コアラや象を見て、動物好きな私たち夫婦はご満悦。
息子は、よくわからないけど、外に出られて嬉しい〜といったところか。






5月5日、子どもの日。

息子の初節句は、地味〜に家でお祝いということになってしまった。
小さな鯉のぼりと、若武者人形を飾って、菖蒲の花も買ってきた。


金太郎の前掛けを付けたんだけど、ズレてしまって、写真にうつらなかった、残念。



そしてこの日、実家から母が鎌倉へやって来た。

6日から、夫が仕事で沖縄と大阪へ出かけて、戻りはこんどの金曜日。
しばらく私と息子が二人きりなので、母がヘルプに来てくれたのだった。

4日間ほど、私、母、息子と3人で鎌倉で過ごしたのだけど、かなり快適だった。
孫☆命!の母は、進んで息子の面倒をみてくれるし、家事も手伝ってくれる。
正直、あらゆる面で、楽だった・・・!

母とは、鎌倉山倶楽部という新しいお店へお茶をしにいったり、
葉山のカフェへ出かけたり、
テラスモールで買い物をしたりと、楽しく過ごすことができた。


鎌倉山倶楽部の広い廊下で高速ハイハイする息子。保育園をしばらく休んでいたので、ストレス発散、というかんじで遊びまくっていた。

 手を挙げるという芸当を身につけた。バァバの仕込みはすごい。

もう一晩泊まっていってほしいという私の強い願いをはねのけて、今日の午後、母は帰っていった。
仕事なんて休めばいいじゃん、仕事なんて誰がいなくても回るもんだし、休んだことなんてみんなすぐ忘れちゃうよ、などと唆したのだが、
「職業人として、それはできない」
と言って、去っていった。

なんという鉄祖母であるか!

しかしきっと、今頃、家で、孫恋しさにシンミリしていることだろう。
もう一日くらい休めばよかったと後悔しているに違いない。

ちなみに(母へ)言っておくけど、ソウスケは今日、つかまらずに立つの、ほぼ完成したからね、見逃したでしょう。だから帰らなければよかったのに!

・・・というより何よりも、私自身が、母が帰ったことでふぬけのようになってしまった。晩は食欲もわかなかった。風呂にすら入りたくなくなって、心を鬼にしてシャワーを浴び、歯ブラシを押し付けるようにして歯磨きをした。

いったい、40を目前にして、この親への依存度の高さはなんだろう。

こんなことでは、来るべき親の死を乗り越えることができないのではないか。
そして息子に依存をしてしまうのではないか。
と、思いつき、頭をぶんぶんと振って、自らを奮い立たせた。

人間所詮一人きり!
親にも子にも、依存はいかんのだ!

さあ、寝よう、寝て、明日は元気になろう。
娘モードから母親モードに切り替えて、仕事も家事も、がんばらなくては。







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