2016年3月1日火曜日

悲しみの箱根旅

ブログやFacebookから遠ざかっているうちに、春が来た。
年始に、自分のせいで家族を傷つけてしまったことがあり、その痛手を癒すことがなかなかできなかった。
私は調子のいい人間なので、ふと気が緩むとこういうことが起きる。


それでも、そろそろ春が来たから、ぼちぼちブログを再開しよう、と思った。
読んでほしい人がいるから、書いてみよう。



1月6日は、私の誕生日。
冬休みだから、子供の頃から、あまり人に祝ってもらえないことが多かった。
でも今年は、なぜだろう、たくさんのおめでとうとプレゼントをいただいた。

誕生日当日は、家族で近所のイタリアンにて、こぢんまりと。
という予定でお店へ出向いたら、テーブルが10席仕様になっていた。ワーキングママ友達とその家族が、サプライズで集まってくれたのだった。

職場の仲間からも、思いがけないプレゼントをいただいたり、
湘南の愉快な飲み仲間たちからも、欲しかった手作りの人形(イカコドール)をいただいた。



お家に誘ってくれて、ドン・ペリニョンを開けてくれた人がなんと2人もいた。

一番驚いたプレゼントは、家族3人分のTDRの入場券。
嬉しくて倒れそうになった!
そろそろ暖かくなったから、行くとしようか。

ああ、今年は、やっぱり特別な年になるんだなあ、と実感した1月だった。

みなさん、本当にありがとう。


2月も、来客と、誰かのお家にお邪魔することの多い月だった。
金曜日に友達家族が泊まりにきて、
翌土曜日に、かつて住んでいたマンションの現住人である若い家族が遊びに来てくれて、
翌日曜日は都内の友人宅へ赤ちゃんを見に行く、
という調子で、懐かしい人も、いつも会う人とも、積極的に交流した。
息子も「今日は誰が来るの?」「今日はどこへ行くの?」と毎日聞いてくる。
彼も将来、パーティー好きな寂しがりやさんに成長するに違いない。

そんななか、現職場で初めての社員旅行に連れて行ってもらった。
ええと、これが今回のブログのメインテーマです笑。



サロンバスを貸切で、箱根へ出発!
私は海沿いでバスを待ち、喜び勇んで乗り込んだ。

なんといっても、息子ヌキ、夫ナシで心行くまで飲めるなんて、得難い機会。
前日に、職場で各セクションを回って「明日は飲むぞ〜」と言いふらしていた私。

そういえば前の職場で、サロンバスで伊豆の旅へ行ったなあ・・・♪
楽しすぎたなあ、あれも・・・。明日も楽しむぞ・・・グフグフ

などとあれこれ回想したりして、前夜はほとんど眠れなかった。




早速始まっていた車内宴会。
シェフがコンサート状態で歌い続け、しらけるバス車内・・・笑

私もオーナーに用意してもらったビールを1缶だけ飲み、カラオケに参加。
誰も聞いていないテレサテン。



そして、ランチは自然薯専門店「山薬」。
昔、母の職場へ行く途中にも、あったなあ、自然薯料理専門店。


職場のアラフォー同僚Mちゃんに、「Hちゃん、日本酒飲もう」と誘われるも、なぜか、『ここでお酒はやめておこう』と思った私・・・。
普段なら、確実に飲むのに・・・。
とりあえずお茶をすすりながら、麦とろご飯を流し込んだ。

ポーラ美術館で心洗われた後、到着したのはホテルおかだ。
可もなく不可もない感じの旅館で、社員旅行のムードは高まる。
オプションで選べる浴衣も借りて、さっそくお風呂へ。

お湯に浸かりながら、さっぱりお腹がすかないことに不安をおぼえはじめた。
やっぱり自然薯が胃に留まっているのかしら、腸もなんだかポコポコするし・・・
何度もトイレへ行くも、空砲ばかり。



そして待ちに待った宴会タイム!

ネオの仲間と行った箱根では、順番にカラオケをし、最後は全員でステージに上がって「明日〜がある〜♪」を熱唱したっけなあ〜。ものすごく楽しい思い出・・・
さあ、やるぞ!!!

と、お膳を前に座ったとたん、フラフラ〜っとし、胃腸がどうにもギブアップ。
乾杯の後、ついに

「ダ、ダメだ・・・・!」

30分だけ部屋で横になって来る、と言い残して、宴席を後にした私。



微熱とお腹の苦しさで起き上がることができず、
 結局、このまま飲まず食わずで朝を迎えた・・・・。



 ああ・・・・・。天気もよく、富士山も最高だったんだけどなあ・・・。

やりなおしたい・・・・
できれば、自然薯の前くらいから・・・・・!!

原因は結局はっきりしなかったが、
職場では「張り切り過ぎだろう」と言われる始末・・・。

せめて息子にお土産を、とホテルで買った木製のゴム連射鉄砲も、壊れていた。
ぐすん。

職場の皆さん、ご迷惑おかけしました・・・。
また来年こそは・・・・!って行けないかな・・・。

















さて、最近の息子。

先日、本人にとって4回目となる生活発表会が行われた。
「オオカミと七匹の子やぎ」の劇で「one of 子やぎ」を演じた息子だったが、
去年の熱演ぶりとはうってかわって、 登場するときからニヤニヤ、私語をしたりして役に入り込めず、クネクネとした動き、自意識過剰炸裂。
台詞も声が小さくて聞こえず、情けないが、クラスで一番の不出来だった。
先生が「もう〜Sちゃん、てれすぎなのよ〜。これも成長の一環ですから〜」と言ってくれたが、親としてはがっくりと肩を落とした。

しかし、私にも心当たりがある。
私も、こういう子供だった。
目立ちたいけど、臆病だからあえてやる気の無い振りをする・・・・
ハッ! これはツッパリと同じ心理ではないか・・・!



このところ息子がハマッているのは、氣志團。
仮面ライダーの主題歌だからだけど、こちらのPVを見て以来、「こういう髪型にしたい」と言っている。
ヤンキー路線一直線か・・・トホホ。
まあ、母も嫌いでは、ないけれど・・・。


確かに彼の情緒面はいろいろ変化してきていて、
保育園の友達関係などに悩んだりするようになった。

「仲間に入れてくれない」
「オヤツのときにお隣に座ってくれない」
などと、布団の中で打ち明けたりする。

はじめはテッキリいじめっ子が悪いのかと思っていたが、どうもその後よくよく観察してみると、息子の自意識過剰が多分に作用しているとわかってきた。

確かに上級生のいじめっ子キャラは存在し、彼が息子の友人関係に影響も及ぼしてはいるが、それ以上に息子が臆病で、考えすぎのチキン野郎、なのだった。

「ワシに似たのかしら・・・」
夫がそう言ったが、まあ、それだけでもあるまい。
私も、中学生までは、相当なチキン女子だったと思う。
争いは極力避け、読書に耽溺するような児童だった。
中学生になると、なんだろう、ずいぶんとんがった気持ちが出て来たけれども。
今では向かうところ敵なしのオバハンだ。

夫もたいしたチキン野郎だが、最大の武器;KY力を備えている。
息子にも、このKY力を身につけさせるべきか・・・はたまた、武道などで鍛えるか。

「レディゴー!覚悟!ドキドキ ゴースト!」(←そう聞こえるんだけど、仮面ライダーの真似、本当は何と言っているかわからない)
などと言ってポーズを決めている癖に、すぐに泣く息子を眺めながら、腕組みをする私であった。

最近は鏡を持たせ、
「僕は強い!」
「やればできる!」
と唱えさせているが、果たして、効果のほどはいかに・・・??

























 





































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