2015年1月16日金曜日

お正月を取り戻せ

鎌倉に戻っても、しばらく雲の上をふわふわ歩いているような感覚が続いていた。
このしつこい風邪には、本っ当に、参りました・・・。

さて、
お正月を取り戻せ!とばかりに、さっそく楽しい予定が目白押しの1月。
10日には、極楽寺のK家で、新春日本酒の会が催された。
メンバーはお酒好きな3家族。
唯一、K家のAiちゃんはお酒が飲めないが、宴席では飲んでるみたいに弾けていた!






和食でもりもり!贅沢だった〜♡ これはほんの一部。

持ち寄りのテーマは「日本酒と、それに合うおいしいもの」。
牛肉のたたきに、めかぶ、桜えびのかき揚げ、お刺身盛り合わせ、くじらのお刺身、チキン、煮物などなど、もりもりもりもり・・・!
いまだかつてないほどに豪華な食事となった。

わが家は、愛知県の銘酒、蓬莱泉の空と、獺祭を2種類持参。
ほかにもおいしい日本酒がずらりずらりで、病み上がりなのに大興奮♪

Aiちゃん、酔ってる・・・?

日本酒を飲みながら、ホストのやっちゃんがBGMに流してくれたのは、まずはお正月の和楽。
そして、だんだん70〜80’Sな懐メロ、演歌が流れはじめ……

みんなで「ア〜ア〜♪ア〜ア〜♪ ア〜アア〜アアアア〜♪」

沢田研二の「勝手にしやがれ」で盛り上がりは最高潮……!!

 
音だけで満足できないメンズは映像を流してノリノリ♪子どももつられてノリノリ

 ほかにも、八代亜紀や石川さゆり、小林明子など、アラフォーが食いつく懐かしい曲で杯がすすみ、みんなすっかり酔っぱらってしまった。

 帰りの極楽寺駅でもノリノリのヤング♪


大人に絡まず、3人で仲良く遊び続けた幼なじみたち♪

気付けばもうすっかり夜。楽しかったね〜と解散したのだけど、
後からママたちと話したのは、
「私たち楽しかったけど、子どもら何してたんだろうね?」

今までは、誰かがかわるがわる
「ママだっこ〜」
とか、
おもちゃを取り合いしてウエーン!!
とか、
「これできたよ〜見て〜!」
とか、
なんだかんだと大人の宴席に入り込んできていた子どもたちが、その日、自分たちのお腹が満足した後は、ほとんど私たちに寄りつかなかったのだった。
きっと、酔ってだらしなく盛り上がる大人たちを、白い目で見ていたに違いない…。
大きくなったもんだ……。

それにしても、ワインもいいけど、日本酒もいい!!
また早いとこ、やりたいなあ〜!


 ついに買っちゃった♪ 新兵器!

これは今年、わが家に登場した新調理家電、ず〜っと欲しかったザイグル♡♡
風邪で寝込んでいる間に、布団のなかでフリマアプリで買った新古品。

焼くのに少し時間はかかるけど、なかなか美味しくできあがる。
こうして焼き肉するだけでなく、IHの上に置いて、焼き台みたいに使ってもいる。
洗う部分も少ないし、片付けるのもらくちん。最高で〜す!


そして三連休の最終日には、毎年のわが家の恒例行事、成田山への初詣へ。
去年は3月の極寒日に行ったっけ……。
今年は、けっこう早めに済ませることができて、ひと安心。

お父さんと3歳のボク

お母さんと3歳のボク

 お稲荷さんに、お揚げをお供えしました

 ラブラブな父子

お参りをした後は、いつものように鰻の川豊へ。
10時30分に行ったら、もうすごい人!!
さすがに連休か……それにしても、みんな朝早くから鰻食べるんだなあ。
ってわが家もだけど……。

私は並!夫は上!

20分ほど待って、ようやく席に通してもらえた。
参道には、ほかにもたくさん鰻店があるのだけど、この店しか繁盛していない。
どんな違いがあるのかわからないけど(他の店に入ったことがないから)……
毎年1回だけなので、ついこの店に来てしまう。


 ワイルドにご飯をかきこむ息子

息子がまだ赤ちゃんだったとき、
この店で、隣の席に座っていたおじさんおばさんが、 息子を抱いていてくれたなあ……。

帰りには、酒々井のアウトレットに寄ってみた。
夫はコートを探していたが、今年も買うのを断念した。
来冬こそは、秋ぐらいに買えるといいねえ…。

 アウトレットのレゴショップで。


その後も、職場の友達がバースデーケーキを持って飲みにきてくれたり、

 けんちゃん、カルヴァのケーキ最高でした♡ ありがとう……

ママ友といつものカフェで飲んだりと、


年末に息子を預かってくれたお兄さん……

空白のお正月を取り戻すべく、遊びに仕事に精を出し、
すっかり肝臓のほうも元気を取り戻しておりますっ!!!!


毎日「バァバのお家へいこうか!」と言う息子

最後のこの写真は、 お正月休みが終わり、祖母とお別れした日の息子。
鎌倉に戻りたくない!バァバのお家がいい!と言い張って、新幹線に乗ったときにはボーゼンとしていた。

鎌倉に戻ってしばらくしても、布団のなかで、
「バァバに会いたいなあ……」
などとつぶやいていたり、美味しいものがあると、
「バァバとジィジにも食べさせてあげようね」
などと言っている。

今回は帰省中ずっと私が寝込んでいたので、また余計、祖父母への依存が深まったみたいだった。

それで、つくづく、思った。
息子が1歳半のときに、彼を実家に預けてイタリアへ行ったことがあったが、あれは、やっぱり行って良かったんだなあ、と。
小さい子どもを置いて母親が海外へ行くなんて、という反対意見もあるにはあったが、私は自分の母親を信頼していたし、行くべきだと思ったので強行したのだけど、今思えば、(私の)母にとっても、息子にとっても、いい時間だったと思う。

きっと、息子はそのときのことをもう憶えていないし、今回の帰省すら、将来おぼろげな記憶になってしまうだろう。
でも、母には、孫との濃密な時間がしっかりと刻み込まれたし、祖父母から受けた愛情は、息子のなかできっと生き続けるはずだ。

そんなことを考えていたら、私も、幼い頃に祖母の家に預けられていたときの記憶がよみがえってきた。
味噌部屋へ作業をしに行く祖母の後ろ姿や、少し離れた町へ用があって出かけようとした祖母の足にすがりついて「ついていく」と泣いた日のことを。
 4、5歳の頃だったと思う。

大人になると、祖父母は遠い存在になる。
そして、離れて暮らしていれば、そのまま亡くなってしまったりして、遠のいたままでお別れしてしまう。

息子もきっと、いつかは祖父母から遠のいてしまうだろう。
それでも、祖父母は孫への愛情を持ち続けるし、孫である息子もいつか、ああ、あんなに祖父母は自分を愛してくれた…と、思い出す日が来るはずだ。
そういう記憶は、その人にとって、自信になるし、支えになる。

子どもというのは、結局、愛情を注いでくれる人が誰であっても良く、つまり、親だけである必要はなくて、愛情を注いでくれる人が多ければ多いほど、その子は強くなるのではないかな、と思う。

子どもを育てていると、つい、こんなふうにいちいち回顧してしまうのだけど、
いまあらためて、祖父母に、両親に、感謝したい。
みんな、本当にありがとう。








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