日曜日、プーケットから帰ってまいりました!!
たのしかった〜 またまた自己満足な長い旅行記・・・前編であります!
息子も8月に3歳になり、記憶も少しずつしっかりしてきたところで、今夏の家族旅行はどこへいこう?と考えた。
夫は「ハワイ島で星空を見せたい」 と言っていたが、計算したところ、滞在費含め、家族で80万円くらいかかってしまいそうだし(いろいろ買っちゃうだろうし)、息子はまだ幼いので高地もきついだろうと判断。
ふいに、そうだ!何度か社員旅行で行ったプーケットで、象に乗せよう、と思いついた。
過去3度訪れたプーケット。とにかく滞在費が安いのが魅力だった。
そこで、今回の旅のテーマを「思い出&エコノミー」に設定し、ツアーではなく、個人手配で安く上げることにした。
エアは早割で取り、ホテルは、トリップアドバイザーで高評価だったカロンビーチの「パシフィッククラブリゾート」というホテルをAgodaで予約。
10万円だけ握りしめ、 5泊7日の旅へ出発した。
9月22日(月)
夫も私も仕事の後、息子を保育園へ迎えに行き、近所のバス停から江の電バスに乗り込んで、大船へ。大船ではラーメンと餃子を食べて、リムジンバスで羽田空港に向かった。
ANAで羽田からバンコクへは、深夜便。息子はいつもと違うフンイキに興奮して、結局搭乗するまで起きていた。
さすがに眠くなった息子。バンコク便では、しっかり就寝。
9月23日(火)
バンコクでのトランジットの後、さらに1時間半ほどで、プーケットへ。
到着したのは、 朝の9時半頃。
タイはこの時期、雨期真っ盛りなのだけど、快晴だった♪
空港では、事前に予約しておいた送迎SUVが待っていてくれた。
本当に来るかな・・とドキドキしていたので、ちょっと安心。
それでも、ホテルはどんなかんじなのか、到着するまで実は心配していた。
何せ、激安だったのだ。
トリップアドバイザーではいいことばかり書いてあったけど、ホントかね!?
だって家族3人で1泊7000円・・・
ボロボロのバックパッカーホテルだったらどうしよう・・・私たち40代なのに・・・
プーケットに到着〜☆ 飛行機はこういう楽な格好にかぎるね。
なつかしのパトンビーチを通る。
しかし、こちらも津波の被害に遭った場所だけど、すっかり元通り……もともと簡素なつくりだから、作り直すのが楽なのかしら。などと思いながら、車はカロンビーチへ。美しい海が見えてきた。
15年くらい前、前職の社員旅行でプーケットを訪れた、それが私の初めてのビーチ旅行だった。
ボディボードをやりすぎて、背中が丸焦げになったっけ……
ホテルで同室だっジュンコが扉を開けっ放しでトイレをしてたっけ……
ヘナでタトゥーを入れたら、かぶれてえらい目にあったっけ……
調子に乗って食べたり飲んだりして、ヘルペスは出るわ口内炎はできるわ、散々だったっけ……
でも、でも、あんなに楽しかった旅はなかったな。
ありがとう、社長……ありがとう、ムラマツさん……
さて、車は山を登ってホテルに到着。
中庭を通って、フロントロビーへ。
まあ、古さは否めないが、悪くなかった。
部屋も、なかなか良かった。
1ベッドルームスイートなのだけど、リビングがとても広くて、明るかった。
快適なリビング♪ ここで夫と毎晩晩酌。
ベッドルーム。息子が寝相さえ良ければ、広くて快適。
入口には、ミニバーカウンターにキッチンも付いていた。
まあ、なんというか、けっしてラグジュアリーではない。
ホテルというよりも、小ぎれいな貸しコテージというかんじかな。
子ども料金はいっさい取られなかったし、ランドリーサービスも安かったので、何度か利用した。
子連れのファミリーには、十分なホテルだ。
荷物をほどくと、お腹がすいたので、すぐにホテルのレストランへ。
夫の撮影テクには毎度仰天させられる。ふつう「もっと上に上がって」とか言うんじゃないか。
息子はすいかジュース♪
夫はグリーンカレー、私はパッタイ、息子はチーズバーガー。
空腹も満たされたところで、ホテルの最上階にあるプールへ出かけた。
「泳ぎまあ〜す!」とピース。
このプール、毎日のように利用した。
意外に広くて、眺めがよい、インフィニティプール。
気持ちよくて、息子もゴキゲン!
スライダーなどアクティビティはないけど、息子にはちょうどよかったみたい。
近藤春菜みたいになってるぞ!
プールの後、カロンビーチまで散歩して、途中でタクシーにのって、もうすこし南側にあるカタビーチの食堂へ。
るるぶに載っていたママレストランという、海岸沿いの安食堂。
味はソコソコだったけど、とにかく安い。
家族3人で1500円くらい。
でもタクシーに乗ってわざわざ行くようなところじゃなかったかな〜。
息子はすっかり疲れて寝てしまった。
ホテルに戻った私たちは、ビールを飲んで、就寝した。
9月24日(水)
起きると曇り空。
この日は、息子が一番楽しみにしていた象トレッキングの日。
雨が降りませんようにと祈りながら、送迎の車に乗り込んだ。
「象さんいるかな〜♪」
パトンビーチを海沿いに北上したところにある象山に到着。
8頭くらいの象がいた。
子象がかわいかった。
間近で象とご対面!
象にあげるバナナを購入。準備万端。
象に乗り込むと、
ポツ、ポツポツ……。
嗚呼!
無情の雨が降り出した。
象使いが傘を取り出して渡してくれた。
はじめは軽い雨だったのだが、すぐに本降りに……!
そして気付けば、土砂降り!!!
ガビーン!!
もう、バケツをひっくり返したとはこのこと……
象によっては傘がないのもあり、びしょぬれになっている客もいた。
どんどん降り続け、下を見ると、山道が川みたいになっているではないか!!
象使いは器用に自分も傘をさしていた。
無言になる私たち……
これが雨期か……トホホホ……
息子は「足がびちゃびちゃだよ!」とわりと元気そうに言った。
唖然とする息子……
すごい雨だ……でもピース♪
この子象はやんちゃでキーキー声を立てていた。
このままでは息子の象の記憶がどしゃぶりだけになってしまう……
夫が、「天気を見て、もう一度乗せてあげよう」と言った。
この後、すぐに雨もやみ、明るい空が見えてきた。
タクシーでジャンクセイロンというショッピングセンターへ。
特に欲しいものもないので、スーパーでお土産と、ワインを買った。
タイはワインに対しての酒税が高いのかな?
ワインが日本よりも2、3割高かった。
日本なら700円くらいで買える安ワインも、1000円以上する。
ビールは安いんだけどなあ。
夕飯は、荷物を持ったまま、カロンの繁華街にあるカールソンというレストランへ向かった。
ここもトリップアドバイザーで評判が良かった。
ステーキ、ピザなどの洋風料理に加えて、少しタイ料理もオーダー。
でも、まあ、特筆すべき感じはなかった。凡庸なレストラン。
ステーキ、マッシュルルームソース。
店の雰囲気は、きれいで良かった。
ピザは1切れしか食べなかったけど……
そう、とにかく、この旅行で、息子は食事に苦労していた。
辛いものはもちろん、香草が苦手なのか、タイ料理はほとんど食べられない。
野菜も嫌いなので、ハンバーガーやピザなどを注文するのだけど、それにも飽きて、「白いご飯ちょうだい」などと言っていた。
タイ米のパラパラ感が嫌なのか、タイ米もダメ。
野菜ジュースでミネラルを補い、お菓子ばかり食べていた。
これは誤算だった。
レンジでチンするご飯やふりかけなどを持参するべきだったか……。
お姉さんのお尻を触って驚かせたりしていた。
それにしてもうちの息子は、すでに美醜の区別がつくのか、ここタイでも、きれいなお姉さんにはすぐに心を開き、そうでない女性には目すら合わせないという徹底ぶりであった。
9月25日(木)
快晴!
ピピ島ツアーへ。
朝7時のピックアップ。
ホテルの前でツアーバスを待つ。
ピピ島へ向かう港までのバスは、いくつかのホテルに寄ってピックアップしていったが、私たちのほかは中国人と中東系の人たち。
とにかく、日本人に会わない。
オプションツアーもケチって英語ツアー(日本語ツアーより安い)にしたので、そんなものなのかなあ、と思っていたのだが、
港に着いて、ピピ島への船に乗り込む人のなかに、日本人は一人もいなかった。
よく、
「世界はどこへ行っても日本人だらけ」
なんて言われたものだけど、いまは違う。
日本人、ほんとに、どこへ行ってしまったの??
現地の店の人なんかに「アニョハセヨ〜」「ニイハオ〜」などと声をかけられ、寂しい気分になってしまった。。
いざ、出航!
船の中は、さまざまな人種の観光客であふれていたが、子どもたちも何人かいた。
子どもはすごいなあ。
言葉などわからなくても、すぐに仲良くなってしまう。
レバノンからの旅行客、ダニー君2歳とウマが合った息子。
2人でポールダンスを楽しんでいた。
そこへ何人かわからないけど胸板の厚い暴れん坊が乱入。
さらに中国人の女の子も参加して、遊んだり、喧嘩したり。
息子はダニー君を弟のように従えて遊んだ。
息子は退屈するかと思われた船内も、インターナショナルな交流のおかげで、楽しいひとときになったよう。
やがて、船はピピ島群に近づいた。
美しいわ〜。この色!最高♪
モンキービーチと呼ばれるスノーケリングポイントに停泊し、次々に海へ飛び込む旅行者たち。息子は港で安くゲットしておいたパンを魚に投げて遊んだ。
※ピピ島へ行くなら、ぜひ港でパンを買っておくことをおすすめしたい。
港で2斤15バーツ(約50円)のパンが、船上では1斤30バーツ(約100円)です。
「このパンを投げます!」
投げるやいなや群れて寄ってくる魚たち。グロい。
森には猿がいるよと教えてもらったが、姿は見えなかった。
息子も泳ぎたくなり、持参したパトカー浮き輪でドボン。
スノーケルが終わると、ピピ・ドン島という一番大きな島に上陸して、ブッフェランチ。
ここでも息子、あまりご飯を食べず、私に叱られた。
ご飯をほんの少しと、唐揚げを食べただけ……。
あとは走り回って、「ゴ〜〜ル!!」と何度もやっていた。
ランチの後は、浜辺へ遊びに行ったのだが、波も穏やかで、息子は喜んで浮かんでいた。
「きれいな海だね……」と息子。そうだね、腰越海岸とはだいぶ違うね。
ピピ・ドン島での自由行動は、あまり時間がなかったのがちょっと残念。
もう少し遊んでみたかったなあ。
ピピ島のホテルに泊まってみるのもいいかもな……。
帰りの船にて。お昼寝いっさいせず。。
ホテルに戻ると、またまた「プール!」と息子。
さすがに疲れたので、この日の夕飯はホテルで済ませた。
ここでもステーキをオーダーする夫。
またレストランで撃沈。。
息子はこの日の晩ご飯も一切食べず、疲れて眠ってしまった。
去年のセブ島では、けっこう食べてくれたんだけどな・・・
フィリピン料理は、辛くなかったから助かった。
タイ料理は、まだ3歳にはきついのか・・・
ついでにタイでのお楽しみといえば、エビ。
無類の海老好きである私は毎食何かしらエビを頼んだけど、夫も息子もエビが嫌い。
うむむむ〜。
後編へ続きま〜す♪
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