雨期って知らなかったけど、そんなに降られることもなく、湿気は日本のほうがきついと思うくらい。快適な気候だった。
2歳になった息子は、すでに1席確保。
6月の沖縄では、抱っこでの搭乗だったので、きつかったが、やはり1席あると助かる〜。その分高いけど・・・。
成田からセブ島までは直行便で4時間30分。
物珍しくシートベルトをいじり、行きはなんとかおとなしくしてくれた息子。
途中から寝出したので、ほっと一息。
セブ空港からホテルまでは、車で1時間半・・
これがけっこうきついのだった。
もっとほかのホテルなら、空港から15分のところに集まっているのだが、今回我々が選んだのは、日系のちょっとラグジュアリーなコテージ式ホテル、プルクラ。
ここは時間をかけて行った甲斐があった、設備もいいし、ホスピタリティ素晴らしい!!
ホテル到着、記念撮影。
わが家と、前職の同僚、Kamiya夫妻とのグループ旅行。
旦那様はホテルマンなので、ホテルはいいところがいい!!とご所望。
ということで、部屋は、プール付き2ベッドヴィラというタイプで、広い共用リビングから、プールが見渡せるというなかなかゴージャスなところだった。ワーイ!
わが家のベッド。蚊帳があったので息子の転落も安心。
リビングにあったダイニングテーブル。
リビングルームにはBOSEのコンパクトプレーヤーなどあり。
到着した夜は、ルームサービスを頼んで、部屋で飲み食い。
フィリピンはビールが有名とのことで、「サンミゲル」というビールをグビグビ。これがおいしかった。
2日目は、ホテルでのんびりデー。
朝から、目の前のプールにどぼん!!
けっこう広くて、深いプールだった。
息子もご満悦!!愛車(浮き輪)でチャポチャポ。
メインプールにも行ってみた。こちらもかなり広くて、8の字になっており、24時間のプールバーなどあって、楽しかった。
水着のままでプールの中の椅子に座り、どや顔で息子にすいかジュースを飲ませたら、腹から冷えて唇が真っ青になってきたので、プール中断。
メインプールにて。「トイレ、トイレ」←まだオムツだけど
午後、女性陣は至福のエステタイム・・・
寝ずに堪能するぞ、と思いながら、いつも寝てしまうダメな私・・・
気持ちよかった〜!!
この日のディナーは、海辺にてBBQセット。
コース料理になっていて、メインディッシュも炭火で焼いて持ってきてくれるという方式だった。
こんな感じで、プライベート感たっぷり☆
甘くて酸っぱいフィリピン料理。辛くなくて、子どもにも食べさせやすい。
さて、3日目は終日アクティビティ。
ホテルや旅行会社のツアーではなく、知り合いのツテで、ボホール島観光へ。
プルクラからは、遠かった・・・ボホール島・・・
まずホテルからセブシティへ出て、マクタン島へ。これが2時間くらい。
そこからバンカーボートで、1時間半かけて、ようやくボホール島。
はじめは嬉しそうだった息子も、バンカーボートのロングライドで撃沈。
ボホール島に着いてからもワゴン車に乗せられ、1時間以上ドライブ。
運転手は、なぜかものすご〜く急いでいる。クラクションを鳴らしながら、山道アップダウンの爆走を続ける。不安になって、オイオイ、何キロで走ってるんだろうと身を乗り出してメーターを見たら、「0」を指していた。壊れとんのかい!!!
車内でガッコンガッコン揺すられ、へとへとの我々。
そして、やっとの思いで到着したのが、よくわからん川縁の船上レストラン。
フィリピン本国からと、韓国かららしき観光客にまじって、フラフラしながら乗船した。
船内ではフィリピン料理のバイキング(どれも茶色で味はイマイチ)、せめてビールでも、と思ったら、スプライトかコーラしかないと言われ、仕方なくスプライトをチョイス。
やがて80’Sを思わせる旧式のシンセサイザーにて生演奏が始まり、のど自慢の男女が順にポップスを熱唱。
フィリピンの観光客は大いにノッていた。
あまりおいしくなかったけど空腹だったのでけっこう食べちゃったよ。
食事も一息というところで、はて、この船はいったい何が見モノなのだろう、という話になり、ようやく周囲の風景を見回してみた。
水もあまりきれいじゃないし・・。
川沿いは、何のへんてつもない東南アジアの風景が続くのみ。
さらに船が進むと、何やら観光客たちが船の先端へ集まって記念撮影を始めた。
おおっ、何かクライマックスが?
と思って私もカメラを抱え、急いで行ってみると、その先には・・・
こんだけ。
滝?
っていうか?
滝みたいな? ちっちゃい流れがいくつかあるって感じの?
はァ?
船はここで旋回し、元の船着き場へと戻って行った。
途中、川岸の逆側では、売店コーナーに思われた東屋の中で地元の青年団の皆さんによる素朴なダンスが披露されていた。
恋などしているのだろうか、この青年団の男女は・・。
さらに船着き場に近づくと、今度は老人会の皆さんによるギター演奏。
「・・・・(これ見にこんな遠くまできたのかな)」by息子
まあ、なんと言っていいかわからないが、 ともかく、
「日本人観光客がいないワケだわ・・・(by Mr.Kamiya)」。
船上レストランを後にした我々は、ワゴン車の赴くままに観光を続けた。
蝶の記念館みたいなところへ行き、芋虫に辟易。
こんな写真撮ってくれたりしたけど、芋虫は怖い。
息子は嬉しそうだったけど、芋虫は怖い。
また車で移動して、200数十段の階段を上って、「チョコレートヒル」というボホール島ならではの景観を眺めた。
ここは非常に気持ちのいい場所だった。
息子、全段「じぶんで!」昇りきりました!!
ポコポコしたチョコレートのような山がおもしろい。
その後、またまた車で連れて行かれたのは、つぶれかけの遊園地みたいなところ。
偽ミッキーの像などあり、何やらチャイナなムード。
いったいなんだろう・・・と思っていると、その中にある小さな檻に導かれた。
客はほとんどいない、不思議なパークであった。
そこには、天然記念物の小さな猿が!!
頭や肩に乗せてもらって、記念撮影をさせてくれた。
この猿、なんという名前か知らないが(調べろよってか)、ものすごく軽くて、手指が長く、先っぽに吸盤のようなものがついていた。
息子はかわいいね、かわいいね、と大喜びだった。
頭上に猿!
猿と記念撮影をした後、ふたたびワゴン車に乗せられ、港へ。
またまたバンカーボートで、本島へとんぼ返り。
夫は船上でマッサージを受けて、気持ち良さそうだった。
「まだ着かね〜のかよ・・・」
本島に戻った我々は、マクタン島で一番人気のフィリピン料理の店、「マリバゴグリル」にて夕食。
ホテル食ではない、本場のフィリピン料理、おいしかったけどぜんぜん写真撮ってなかった!
ここはほぼ屋外席で(屋根はあり)、食事を始めた頃にスコールがやってきて、店内が冠水してしまった。
そんななか、息子は疲れて就寝。ほとんどご飯も食べなかった。
そりゃそうだよね・・・10時間くらい移動してたよね・・・連れ回してごめんよ・・。
それにしてもハードな観光ルートであった。トホホ!!
ホテルに戻ると、へとへとに疲れていた私たちだが、ビールで急に元気を取り戻し、夜遅くまでトランプに興じたのであった。
後編へ続きます。
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