2017年7月12日水曜日

W母子で子連れ台湾!〜前編:台北&九份〜

ニイハオ〜!
忘れないうちに、子連れ台湾旅の様子を記録しておかねば。

なんとまあ、前回ブログをアップしてから半年以上が経過・・・
ライター業にあくせくしていると、どうもプライベートなブログがおろそかに。

今年は、息子と旅行しまくりYEAR!
来年からいよいよ小学生なので、と言い訳しつつ、思い出貯金にいそしむわが家であります。

さて、6月の後半。
仲良しのCちゃんと、ウチの息子と同じ名前のS君と、母子2組で、
ふと思い立って、3泊4日で台湾へ。

憧れの九份にて。絵になる観光地!

とにかく楽しかった!
子連れで行って、こんなに楽な海外旅行はちょっとない。
みんなにオススメしたい、台湾の旅!
私はすっかりはまってしまって、またすぐにでも行きたい気持ちなのです。

台湾旅1日目「たまにはいいホテルもいいよね」


いろいろあって、別々のエアで行くことになったため、
Cちゃんは羽田からエバー航空で。
ウチは成田からLCCのバニラで台湾入り。
ホテルで待ち合わせということになった。

荷物を引いてくれる息子。去年に比べても、格段に頼れるヤツに成長!

朝早く起きて、車で成田へ。
バニラは初めてのターミナル3から。・・・・すっごく遠かった。

さらに・・・フツーのスーツケース1個あずけるのに、5000円取られまっせ!
座席指定も3000円くらいかかった!!

で、リクライニングしない狭いシート。
テレビもついてないし、食べ物飲み物ぜんぶ有料。
息子やることなくグズグズ。

だいたい、成田までの交通費に駐車場代も考えたら、、、
羽田からANAとかで行った方が全然気分いいじゃん!

さらに、バニラは到着する空港が台北から遠い桃園。
手続きも混み合って、ものすごく時間がかかった。
そして待ち合わせ先の台北まで、バスで1時間半・・・。

結論。子連れ旅のLCCは絶対ダメ!

桃園からバスに乗る。バスはとっても安い。 

「バニラよりよっぽど快適だね!お母さん!」息子もバニラには辟易。

往路ですっかりくたびれて、バスのなかで爆睡した私と息子。
ふと気付くと、すっかり街なか。

アナウンスもよくわからんので、GPSで位置を確かめると、お、もう降りねばならんじゃないか。慌ててブザーを押す私。

しかし降りるのが早すぎたのか、ホテルまでスーツケースを引きながら、けっこう歩いてしまった。

「やっと、着いたの・・・」息子もヘトヘト。

今回、台北でのお宿は、リージェント台北。
ロビーフロアにはハリーウィンストン、ラウンジフロアにはピエールエルメがあるような、私たちには珍しく、らぐじゅあり〜なホテル。

ふつうはタクシーで車寄せに乗り付けるんだろうけど、離れたバス停からスーツケースを引き引き、徒歩にてエンヤコラ到着した私と息子。ださ〜。。

エバー航空で松山空港に到着したCちゃんたちは、優雅にラウンジでお茶をして待っていた。

保育園キッズに似つかわしくない、らぐじゅあり〜空間であった・・・。

今回、リージェントホテルではリビング付きのなかなか豪華な部屋に泊まることができたのだけど(ベッドも4つ!)、そのフロアの宿泊者には、専用のラウンジが用意されていたのだ!

ベッドで飛び跳ねる保育園キッズ。やめて・・・

豪華ルーム専用ラウンジにて。台湾バナナも食べ放題。 

日本語の新聞や雑誌もあるし、ゲームをして遊んだりできる。

このラウンジ、コーヒーはもちろん、台湾名物フルーツビールまで飲み放題。
かわいらしいプティフールに、季節の果物もたんまり。
カプレーゼとか生春巻きみたいな、ちょっとした一口アミューズまで冷蔵庫にスタンバイ。
朝は、パンまである!

このラウンジがいたく気に入った私たちは、やたらと立ち寄っては、いろいろつまんで飲んで、最大限に活用させていただいた。

ラウンジと部屋で一休みしたら、とりあえず最上階のプールへ!

少し雲は多かったが、暑いのでプールが気持ちよかった!

プールでは大はしゃぎするキッズ。バニラエアで抱えたストレスを解き放て!
Sくんの「海老泳ぎ」が斬新で、お腹をかかえて笑った。

結局ね〜、プールがあれば、子どもは嬉しいんだよね。
ハワイでもプール。フランスでもプール。どこでもプール。
台湾でも、プールに入るかなあ?と半信半疑で詰めた水着だったが、これは必須アイテムだなあと痛感。

プールで大人もリフレッシュして、すっかり空腹に。
お楽しみの夕飯は、旅するブロガーいかみさんのオススメ、「人和園雲南菜」へ。

台湾はタクシーが激安。
気軽にどんどん乗り込んだ。

 この、グリーンピースのスープ、うま!スナップエンドウの中身かな。スープは上品なチキンスープ。

好き嫌いの激しい息子も「うま!」と感激。 

牛肉の炒め物。 

 これも名物。エリンギのカリカリ焼き。滋味溢れる味。見た目も地味。

じゃがいものカリカリ焼き。似たの頼みすぎたな。

これ美味しかった!豚しゃぶラーメン。 

どれも塩分控えめで、お品のいいお味どす♡

膨らんだお腹をさすりさすり、向かうは寧夏夜市。

「お〜し、5000円だけ打っとくか」とは言っていません。 

お祭りぽい雰囲気に、喜ぶキッズ。

マンゴーかき氷。ふわふわして美味しかったけど、量が多すぎたね。

夜市、楽しい、楽しいんだけど・・・
息子たちは、「臭豆腐」のくささにノックアウト。

一度においを認識すると、もうダメなキッズ。
「臭豆腐、イヤだ〜〜!!」
鼻をつまんで逃げ出す息子。

「オエ〜ッ」。臭豆腐のにおいが苦手な息子。

臭豆腐、私は食べてみたかった。
ホルモンを煎じ詰めたみたいなにおい。長浜ラーメンの仕込み中みたいな感じかな。
たぶん夫は好きだろう。私もきっと食べてみたら、好きだと思う。
でも、たしかに強烈なにおいではあった。

海老釣り初体験。黙々と釣り続けるキッズ。

お茶を買ったりしながらそぞろ歩き。
楽しいね〜、夜市は。
台湾に来た!って感じがした。
臭豆腐のほかにも、麺料理など、食べてみたいものがいっぱい。

しばらく行くと、金魚と海老釣りのアトラクション発見!
海老は、金具をむすんだこよりでバケツの中に入れていくというゲーム。
天ぷらにして食べさせてくれる屋台もあるという話だったけど、ここはキャッチアンドリリース。海老はもらえなかったけど、キッズはオモチャをもらって喜んでいた。

ホテルに帰宅して、私とCちゃんはゆっくり赤ワインを飲んでおしゃべり。

台湾は、お酒があまり充実していない。
ワインも、ホテルの隣にワインショップが珍しくあったので、たまたま買えたけれど、たぶん、探しまわったら苦労したと思う。

レストランでも、ビールか紹興酒。
しかし、紹興酒を飲んでいる人すらあまり見かけない。
たぶん、ほとんどみんなが飲まないんだと思う。
今度来るときは、飲みたい酒はなるべく持参しようと思った。



Cちゃんと、
「もういい大人なんだから、せめてホテルくらい贅沢してもいいんじゃないか」
と話した。
うん、そうだよね。私たち、がんばって働いて、がんばって子育てして、がんばって母子で旅に来たんだから、ホテルくらい、いいよね。。

ホテルのベッドは高反発。硬いのかなと思いきや、ものすごく寝心地がよくて、ぐっすりと眠ることができた。


台北2日目「九份へは、タクシーのチャーターが便利だね」


翌朝。
朝ご飯は付けていなかったので、ぶらりとホテルの外へ。
すぐ近くに、お粥の屋台が出ていたので、買ってみる。

米の粥と、麺の粥。麺の粥のほうが好みだったかな。 

「オレたちは、あっちの麺がいいな」とキッズ。


晴れ男の息子。
日本でチェックしていたときは、まだ梅雨明けぬ台湾、雨予報ばかりだったのだけど、結局最後までいい天気だった。

ホテルへ戻ると、またプール。
気付けば、ものすごい日焼け!!

「まだ出ない!」
言い張る息子たちをなだめて上がり、ランチは小籠包を食べにテクテク歩いた。



リモワの広告はたけちゃん。素敵だった〜。日本びいきの台湾、居心地いいわ〜。

ananの台湾特集で、土屋太鳳ちゃんが行っていた「高記」というお店へ。


この炒め物、美味しかった!何の葉っぱなんだろう。謎だった。

キッズがかぶりついた小籠包! 

高記のイチオシはこの焼小籠包だけど、ちょっとボリューミーだったかな。母子2組では食べきれなかった。

偏食のウチの息子が、台湾では気持ちいいほどよく食べてくれた。
ふだんなら敬遠する菜っ葉の炒め物だって、美味しそうに食べた。
小籠包から出て来たスープを飲んで、「う〜ん!」と唸る様子は、夫によく似ていた。

食後は、台北市内をぶらり。

公園があちこちに。遊具も楽しいものがいろいろある。 

セミのような息子たち。


パイナップルケーキを買ったのは、みんなのオススメ手天品。でもここはパイナップルケーキよりもクッキーとかジャムのほうがおすすめかな。

とにかく暑くて、キッズは大嫌いな買い物に付き合わされるのにウンザリな様子。
なだめすかしてとりあえず買いたいものだけ買ったら、お楽しみのスイーツへ。

上に乗せるアイスは選べる。息子はスイカ。S君はレモン。

陳記百果園というフルーツパーラーをめざしてタクシーに乗ったのだけど、タクシーのおじさんは知らなかったみたいで、あちらこちらへ遠回り。
日本語も英語も分からないおじさん、私はGPSを見ながらいろいろ言うんだけど、イマイチ通じなくて、ずいぶん時間がかかってしまった。

グルメな日本人には評判の陳記百果園、そりゃ地元のおじさんは知らないか〜。
しかし日本人の美味しいものにかける情熱はすごいと思う。辺鄙なところにある小さなフルーツパーラーが、こんなにメジャーなんだから。

ホテルに戻ったら、チャーターしたタクシーに乗って九份へ。
九份は、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルになった場所と言われている。

「ほら、お父さんとお母さんが食べ過ぎて豚になっちゃったあそこよ〜!お母さんたちが豚になっちゃったりして〜」
などと、よかれと思って煽ってしゃべっていたら、息子たちどん引き。

「オレ・・・せんとちひろのところには、行きたくないよ」

いやいや、大丈夫、言うことをちゃんと聞いていれば、無事に帰れるよ、などと説得しながら連れて行った。


高台にある九份。夕暮れの海がきれいだった。

「嫌だなあ・・・」 まだ怖れる息子。

九份へは、どのように行くか。
日本でもあれこれ調べて考えていたのだけど、日本で予約するオプションツアーは高いし、バスだから自由度も低い。
電車とタクシーは、しんどそう。
ま、ホテルで聞いてみようか、と成り行き任せにしたのだけど、これが大正解。
タクシーはチャーターして4時間3200元だった。片道40分ほどで、九份に着く。


タクシーのドライバーは、クアラルンプールの空港で暗殺された彼に似ていた・・・。

タクシーで観光路のそばまで連れて行ってもらい、2時間ほどの自由散策。

夕暮れ時に訪れた九份は、徐々に暗くなるにつれて、赤い提灯が輝いて、とっても綺麗だった。

いい写真が撮りたいから、下から走ってこいというオーダーに忠実に応える息子。 

偽ミッキーの飴かわいかった。 

何度も走らされる息子。 

指さす先には、ドローンが浮いていた。 

左側のカオナシのおそろTを着た2人組に注目。

ホテルのお姉さんが教えてくれた、芋団子がのったかき氷を食べてみる。最初はおそるおそるだった二人も、その美味しさにビックリ。

最後は奪い合いに。「芋!芋!」

どこが「千と千尋」の場所なんだろう、とうろうろ歩いていたら、ようやくそれらしき風景を発見。
しかし、やはりすごい人だかり。狭い階段に、びっしりと観光客が埋まって、なかなか動けなかった。


夕飯は、非情城市という映画の舞台になったレストランで。
観光客向けの店だから、味はふつうだった。

湯婆婆のお屋敷の前で。 

さすがに観光地。店が終わるのもあっという間。

さほど広くない観光地だから、2時間程の自由散策で十分だった。
ドライバーとふたたび落ち合って、タクシーでふたたびホテルへ。

しかしこのドライバー、帰路を運転中、ものすごく挙動不審だった。
やたらと両腕をさすり、ため息をつき、車線もふらつき気味。
「ひょっとして、何か発作でも起こすんじゃないか」
助手席に座っていた私は、とても不安になって、緊張していた。
いざというときは、ハンドルを握らねば、とドキドキしていた。

無事にホテルに着いたときは、もう、脱力。
つ、疲れた・・・・。

ドライバーはともかく、
九份は、ホテルでタクシーを予約するのをオススメします。
5時〜9時までの4時間で、十分楽しめます!

その夜も少し部屋でワインを飲んで、ぐっすり。
翌日は、新幹線で少し南へ移動の予定。

後編:新竹の動物園ホテル! 乞うご期待♡


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